「ベビーカーは機能性を重視するべき」
これが一昔前の一般的な価値観でしたが、現在は機能性とデザイン性の両立を実現したモデルが多く販売されています。
「サイベックス」というメーカーは、ベビー用品を扱っているドイツのメーカーですが、スタイリッシュなデザインでありながら機能性が高く、日本では「都会はみんなサイベックス」と言われているほどの人気です。
代表的なモデルが「メリオカーボン」ですが、「ミオス」というモデルはメリオカーボンよりも高価でありながら、現在公式サイトではほとんどのデザインが在庫切れになるほどの人気があります。
この記事では、
- メリオカーボン
- ミオス
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
メリオカーボン、ミオスの違いを比較してみた
メリオカーボンとミオスの違いですが、以下の点が異なります。
- 価格
- カラーとデザイン
- サイズ・重量
- 対象月齢
- 対面での折りたたみ
- ショッピングバスケット
- キャノピー
詳しく見ていきましょう!
違い①:価格

メリオカーボンの最新モデルは2025年2月14日、ミオスの最新モデルは2023年2月15日に発売されました。
現在の価格は、メリオカーボンが74,690円、ミオスは94,050〜100,650円です。
ミオスはシートとフレームが別売りで掲載されていることも多く、この価格よりも安く販売されている場合は「パーツ」であるケースが多いため注意が必要です。
ベビーカーアドバイザーメリオカーボンはほぼ1年おきに新しいモデルが発売されています!
違い②:カラーとデザイン


メリオカーボンとミオスは、カラーラインナップやデザインが違います。
メリオカーボン | ミオス | |
|---|---|---|
| カラー (シート・キャノピー) | マジックブラック キャンバスホワイト フォググレー アーモンドベージュ ストーミーブルー チョコレートブラウン モスグリーン | オフホワイト コージーベージュ ミラージュグレー セピアブラック その他模様のあるデザイン |
| フレームとハンドル | ブラックが基本 | ゴールド ブラック ブラウンなど |
シートのカラーラインナップ自体はメリオカーボンの方が種類が多いですが、ミオスはフレームやハンドルの色にも違いがあり、高級感のあるデザインが人気です。


フレームとシートが別売りされているケースが多いため、上の写真のように模様のあるシートやゴールドフレームなどを好きな組み合わせでカスタマイズすることで、他と被りにくいデザインが実現します。



ただし、現在は入荷待ちになっているデザインが多いことに注意しましょう!
違い③:サイズ・重量


メリオカーボンとミオスは、サイズと重量に違いがあります。
メリオカーボン | ミオス | |
|---|---|---|
| サイズ | 長さ82-91cm 幅49cm 高さ96.5-107cm | 奥行85-111cm 幅50cm 高さ98-108cm |
| 重量 | 5.9kg | 10.2kg |
メリオカーボンはサイベックスの中でも最軽量のベビーカーです。
ミオスはデザイン性を優先しているため、本体に重みがあります。



メリオカーボンは女性でも片手で楽に持ち上がります!
違い④:対象月齢


メリオカーボンとミオスはともに、リクライニングすることで生後1ヶ月から利用できます。
耐体重には違いがあり、メリオカーボンは3歳頃までが対象ですが、ミオスは4歳頃までが対象です。
ミオスの方が長く利用できます。



歩けるようになったお子様でも、遠出をする際はベビーカーが役立ちます!
違い⑤:対面での折りたたみ


メリオカーボンとミオスは、どちらも対面に切り替えて利用できます。
メリオカーボンは対面でも背面でもそのまま折りたたむことができますが、ミオスは背面のみです。



対面は、まだ呼吸が心配な月齢のお子様を乗せる時にも安心です!
違い⑥:ショッピングバスケット


メリオカーボンとミオスは、どちらも「ショッピングバスケット」があります。
本体の真下に荷物を入れることができるので、ハンドルに荷物をぶら下げるよりも安定することが大きなメリットです。
このショッピングバスケットの大きさに違いがあり、上の写真のようにミオスは標準的な容量ですが、メリオカーボンのバスケットには深さがあり、容量は38Lです。



ただし、バスケットに荷物を入れる場合は折りたたみとの相性が悪くなることに注意しましょう!
違い⑦:キャノピー


メリオカーボンとミオスは、キャノピーに違いがあります。
メリオカーボンはしっかりとシートを包み込むサイズのキャノピーですが、ミオスは標準的なキャノピーです。
また、メリオカーボンのキャノピーには上の写真のように2つのウィンドウもあります。(2025年モデル)



赤ちゃんを日差しから守りつつ、様子を確認できるんですね!
メリオカーボンを選ぶメリットは本体が軽いこと


メリオカーボンを選ぶメリットは、本体が軽いことです。
サイベックスの中でも最軽量を実現したモデルであるため、片手で楽に持ち運ぶことができます。
機能性を重視する人におすすめ
メリオカーボンはスタイリッシュなデザインがとても人気ですが、ミオスと比較した場合はミオスの方がデザイン性が高く、メリオカーボンの方が機能性が高いモデルという位置付けになります。
軽さ、バスケット容量、対面での折りたたみやキャノピーなど、あらゆる機能面でリードしているので、機能性を重視する人におすすめです。
ミオスを選ぶメリットはデザインが幅広いこと


サイベックスはとても人気のブランドですが、他と被りやすいというデメリットがあります。
ミオスはフレームとシートを好きな組み合わせで選ぶこともできるので、被りにくくおしゃれなデザインにカスタマイズか可能です。
高級感を求める人におすすめ
ミオスは光沢感のあるフレームは勿論、ベルト部分やロゴも他モデルと比べて高級感のあるデザインです。
重さがあることが難点ですが、それを差し引いてもこちらのデザインを選びたいユーザーが多くとても人気なので、高級感を求める人におすすめです。
メリオカーボンの口コミ・評判


メリオカーボンの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ミオスの口コミ・評判


ミオスの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
メリオカーボンとミオスの違いまとめ
メリオカーボン、ミオスの違いをまとめると、以下のようになります。
メリオカーボン | ミオス | |
|---|---|---|
| 発売日 (最新の年式) | 2025年 2月14日 | 2023年 2月15日 |
| カラー (シート・キャノピー) | マジックブラック キャンバスホワイト フォググレー アーモンドベージュ ストーミーブルー チョコレートブラウン モスグリーン | オフホワイト コージーベージュ ミラージュグレー セピアブラック その他模様のあるデザイン |
| フレームとハンドル | ブラックが基本 | ゴールド ブラック ブラウンなど |
| サイズ | 長さ82-91cm 幅49cm 高さ96.5-107cm | 奥行85-111cm 幅50cm 高さ98-108cm |
| 重量 | 5.9kg | 10.2kg |
| 対象月齢 | 生後1ヶ月から3歳頃まで | 生後1ヶ月から4歳頃まで |
| 開閉 | 片手で可能 | |
| 対面での折りたたみ | 可 | 不可 |
| バスケットの容量 | 多め(38L) | 標準 |
| キャノピー | 大きなキャノピー ウィンドウが2つ | 標準的なキャノピー ウィンドウが1つ |
| 価格 (税込) | 74,690円 | 94,050〜100,650円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、機能性を重視する人はメリオカーボン。
デザイン性を重視する人は、ミオスを選ぶのがおすすめです。








