特別な思い出を映した写真や、年に一度の年賀状など、デジタルが主流になった現代だからこそ、印刷する物はこだわりたいという人が多いのではないでしょうか。
家庭用プリンターといえばキャノン(Canon)が最もメジャーですが、純正のインクカートリッジは種類が多く、初めて買う人は間違えてしまうことも多いため、購入前に違いを把握しておくことが大切です。
この記事では、キャノンのインクカートリッジである
- BCI-331
- BCI-381
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
CanonのBCI-331、BCI-381の違いを比較してみた
BCI-331とBCI-381の違いですが、以下の点が異なります。
- 対応機種
- 容量と価格
詳しく見ていきましょう!
違い①:対応機種

BCI-331とBCI-381は、どちらも高品質な印刷ができるキャノンの純正インクです。
5色と6色を展開しており、液体のインクで詰め替えが可能な点など共通点が多いですが、それぞれ対応機種が違います。
以下の表で確認していきましょう。
![]() BCI-331 | ![]() BCI-381 | |
---|---|---|
5色の対応機種 | PIXUS TS8530 PIXUS TS8630 PIXUS TS8730 PIXUS TS8830 | PIXUS TR8530 PIXUS TR7530 TR9530 TR703 TR8630 TR703a TR8630a PIXUS TS8130 PIXUS TS6130 PIXUS TS6230 PIXUS TS8230 PIXUS TS8330 PIXUS TS6330 PIXUS TS7330 PIXUS TS8430 PIXUS TS7430 TR9530a |
6色の対応機種 | PIXUS TS8530 PIXUS TS8630 PIXUS TS8730 PIXUS TS8830 | PIXUS TS8430 TS8330 TS8230 TS8130 |
どちらも型落ちの機種から最新機種まで幅広く対応しています。
傾向としては、BCI-331の方がややハイグレードな機種に対応しており、BCI-381はライトな機種に対応しているケースが多いです。

キャノンのプリンターを使う時は、必ずキャノンの純正インクを使用しましょう!
違い②:容量と価格


BCI-331とBCI-381は、それぞれ容量と価格が違います。
以下の表で確認していきましょう。
![]() ![]() BCI-331 | ![]() ![]() BCI-381 | |
---|---|---|
インク容量 | 約8.2ml | 約8.3ml |
価格 (税込) | 5色 6,800円 6色 8,140円 | 5色 6,210円 6色 7,440円 |
容量はどちらも標準的な容量で、Sがつく小容量タイプや、XLがつく大容量タイプもあります。
価格はBCI-331の方がややグレードの高い機種に対応しているため高額です。



6色の方が高品質な印刷ができますが、1色は余るという声も多いです!
BCI-331を選ぶメリットはハイスペックな機種に対応していること


BCI-331を選ぶメリットは、ハイスペックな機種に対応していることです。
上の写真はTS8830という型番のプリンターで、こちらは10秒でのL判印刷や、カラー消去コピーなど、一般的な家庭用プリンターよりもワンランク上の機能を搭載してます。
BCI-331はこのようなハイスペックな機種に対応しているインクです。
高品質な印刷をしたい人におすすめ
BCI-331はハイスペックな機種に対応しているので、高画質であることは勿論、搭載された機能で多彩なプリントを楽しむこともできます。
高品質な印刷をしたい人におすすめです。
BCI-381を選ぶメリットはリーズナブルな機種に対応していること


BCI-381を選ぶメリットはリーズナブルな機種に対応していることです。
上の写真はTR8630aという型番のプリンターで、こちらは高性能でありながら2万円台というリーズナブルな価格を実現しています。
BCI-381はこれらの機種に対応しているインクです。
手軽に印刷したい人におすすめ
BCI-381は比較的リーズナブルな価格の機種に対応しており、型落ちの機種などにも幅広く利用できます。
プリンターそのもののコストを抑えたい人や、手軽に印刷したい人におすすめです。
BCI-331の口コミ・評判


BCI-331の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
BCI-381の口コミ・評判


BCI-381の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
キャノンのBCI-331とBCI-381の違いまとめ
BCI-331、BCI-381の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() BCI-331 | ![]() ![]() BCI-381 | |
---|---|---|
5色の対応機種 | PIXUS TS8530 PIXUS TS8630 PIXUS TS8730 PIXUS TS8830 | PIXUS TR8530 PIXUS TR7530 TR9530 TR703 TR8630 TR703a TR8630a PIXUS TS8130 PIXUS TS6130 PIXUS TS6230 PIXUS TS8230 PIXUS TS8330 PIXUS TS6330 PIXUS TS7330 PIXUS TS8430 PIXUS TS7430 TR9530a |
6色の対応機種 | PIXUS TS8530 PIXUS TS8630 PIXUS TS8730 PIXUS TS8830 | PIXUS TS8430 TS8330 TS8230 TS8130 |
インク容量 | 約8.2ml | 約8.3ml |
価格 (税込) | 5色 6,800円 6色 8,140円 | 5色 6,210円 6色 7,440円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、ややハイスペックなプリンターを使う人はBCI-331。
リーズナブルなプリンターを使う人は、BCI-381が利用できるケースが多いです。
購入前にはそれぞれの対応機種を確認しておきましょう。