電子ピアノはコンパクトなものも多く、自宅でピアノの練習をしたり、趣味で弾いたりするのにぴったりです。
電子ピアノは多数のメーカーのものがありますが、カシオの商品の品質がいいと評判になっています。
カシオの商品には、「CDP-S300」や「PX-S1000」などのモデルがありますが、名前だけを見てもどこが違うのかいまいちわかりにくいと思います。
この記事では、カシオの電子ピアノ、
- CDP-S300
- PX-S1000
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
カシオのCDP-S300、PX-S1000の違いを比較してみた
CDP-S300とPX-S1000の違いですが、以下の点が異なります。
- 限定モデルかどうか
- 音色数
- 自動伴奏機能
- ワイヤレス機能
詳しく見ていきましょう!
違い①:限定モデルかどうか

CDP-S300は、限定モデルの商品になっています。
CDP-S300は、島村楽器というお店で販売されている限定商品です。
PX-S1000は限定という区分はなく、各楽器店や通販サイトなどで購入できます。
違い②:音色数

CDP-S300とPX-S1000は、音色数が異なります。
CDP-S300とPX-S1000の音色数は、以下の通りです。
![]() CDP-S300 | ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
音色数 | 700 | 18 |

CDP-S300はいろんな音を出せますね!
違い③:自動伴奏機能


CDP-S300は、自動伴奏機能が使えます。
自動伴奏機能を使うと、自分で弾かなくても本体が自動で演奏を行ってくれます。
違い④:ワイヤレス機能


CDP-S300とPX-S1000は、ワイヤレス機能が違います。
CDP-S300とPX-S1000は、Bluetooth機能が搭載しており、スマホなどと接続することで、Bluetooth経由でお気に入りの音楽やBGMを再生できます。
それに加えてCDP-S300は、付属のワイヤレスMIDI&AUDIOアダプターを使うことで、MIDIデータをBlueetooth経由でやり取りできます。
MIDIは音声をそのまま記録するのではなく、音の強弱や音の長さを細かく数値化して記録する規格です。
CDP-S300を選ぶメリットは自動伴奏機能やワイヤレス機能が充実していること


CDP-S300を選ぶメリットは、PX-S1000に比べて使用できる機能が多いことです。
効率よくピアノの練習がしたい人におすすめ
CDP-S300は、より効率的にピアノの練習をして上達したい人におすすめです。
CDP-S300は、自動伴奏機能が付いており、本体が自動で演奏するのを見ながらお手本として使用ができます。
また、付属のアダプターを使うことでMIDIデータのやり取りが無線接続でき、MIDIデータの音声を再生可能なので、それを聞いて練習することが可能です。
「自動伴奏でお手本を見て練習したい」
「MIDIデータを使ったいろんな曲を再生したい」
という人が選ぶといいでしょう。
PX-S1000を選ぶメリットは特にない
CDP-S300に対して、PX-S1000を選ぶメリットは特にありません。
PX-S1000は、CDP-S300に比べると、音色数の数が少なかったり、いくつかの機能が使用できません。
また、PX-S1000は現状生産完了品になっており、新品の取り扱いはほとんどないので、CDP-S300ではなく、あえてPX-S1000を選ぶ必要なないと言えるでしょう。
CDP-S300の口コミ・評判


CDP-S300の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
という事でmy new gear……!
— さもゑど𓃒 (@rovejf) January 6, 2022
CA.SIOさんのCDP-S300です pic.twitter.com/94CUHX0jX4
彼女できた
— bataojisan🍩Kazuaki Obata (@bataojisan2013) February 19, 2022
名前はカシオCDP-S300っていうの
島村楽器で一目惚れしちゃったかわいい子 pic.twitter.com/btgwXVKf8h
フルウェイテッドだけど絶妙に軽くて、ホイールついてないけどピッチベンドついてる、ローランドとかよりMIDI入力に良いのでは(CASIO CDP-S300)
— Bisk (@bisk_jp) December 31, 2023
うまく弾けてしまうので練習には向かないかもだけど、かなり気に入った pic.twitter.com/8lrpae0vM6
良い口コミ
悪い口コミ
PX-S1000の口コミ・評判


PX-S1000の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Privia PX-S1000、アナログピアノを長年弾き続けてきた人間が、ベヒシュタインのグランドを愛する人間が、長年家電量販店で各電子ピアノを弾き漁りまくったうえで買った電子ピアノですのでね。もちろん予算とスペース・環境などの条件がある中で、ではありますけども
— るあしゅ (@ruashu) April 1, 2025
15年前にピアノを再開、今は2台目のPrivia、PX-S1000を弾いています。たまにグランドピアノを弾きに行きますが、違和感がなく、Priviaできちんと弾けた曲はグランドピアノでも弾けるところがよく、夢だったショパンのノクターンも弾けるようになりました。#CASIO #Privia pic.twitter.com/vz75Uldz7W
— ちよこ (@chiyoko1515) December 4, 2024
ChromebookとCasio Privia PX-S1000をUSBで繋いでみたところ、普通にMIDIとして使えた。WebアプリからもAndroidアプリからもしっかりMIDIとして見えるので、レッスンアプリとかも普通に使える。
— acclimal (@acclimal) November 5, 2023
Android 13からはMIDI 2.0にも対応しているらしいので、DTM用のアプリも増えたらいいね。
良い口コミ
悪い口コミ
CASIOのCDP-S300とPX-S1000の違いまとめ
CDP-S300、PX-S1000の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() CDP-S300 | ![]() ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
発売日 | 2021年11月 | 2019年2月 |
限定モデル | 島村楽器限定モデル | (限定モデルではない) |
音色数 | 700 | 18 |
自動伴奏機能 | あり | なし |
ワイヤレス機能 | MIDI:Bluetooth | オーディオ:Bluetoothオーディオ:Bluetooth |
価格 (税込) | 54,780円 | 59,800円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、自動伴奏機能やMIDIデータの音声の再生などを使ってピアノの練習を効率よくやりたい人は、CDP-S300がおすすめです。
CDP-S300に比べて、PX-S1000を選ぶメリットは特にありません。