神奈川県横浜にあるホテルニューグランドは、昭和二年の開業以来様々なVIPが宿泊したことがあるクラシックな雰囲気のホテルです。
戦後にマッカーサーが宿泊したことがあるなど、国際都市横浜の迎賓館として有名になっています。
ホテルニューグランドは『本館』と『タワー館』の建物に分かれていますが、まだ泊ったことがない人にとっては特徴や雰囲気がわからず、どちらに泊まろうか悩んでしまうかもしれません。
この記事では、ホテルニューグランド、
- 本館
- タワー館
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ホテルニューグランド本館、タワー館の違いを比較してみた
本館とタワー館の違いですが、以下の点が異なります。
- 部屋の種類
- 階数
- 雰囲気
詳しく見ていきましょう!
違い①:部屋の種類
本館とタワー館は、宿泊できる部屋の種類が違います。
本館
本館で宿泊できる部屋は、以下の通りです。
面積 | 宿泊人数 | |
---|---|---|
マッカーサーズスイート | 約56㎡ | 1~2名 |
グランドスイートツイン、ダブル | 約53~56㎡ | |
グランドデラックスツイン | 約33㎡ | |
グランドツイン、ダブル | 約27㎡ |
マッカーサーズスイート
かつてマッカーサーが宿泊したことがある部屋です。
部屋の壁にマッカーサーの写真が飾られています。
グランドスイートツイン、ダブル
スイートタイプの広いレイアウトのヘアです。
空気清浄機が利用できます。
グランドデラックスツイン、グランドツイン、ダブル
ホテルニューグランドのスタンダードな客室です。
グランドデラックスツインの方がやや広くなっており、作業用のテーブルが大きくなっています。
タワー館
タワー館で宿泊できる部屋は、以下の通りです。
面積 | 宿泊人数 | フロア | |
---|---|---|---|
プレジデンシャルスイート | 130㎡ | 1~2名 | グランドクラブフロア |
プルミエスイートツイン、ダブル | 64㎡ | ||
セミスイートハリウッドツイン | |||
ベイビューハリウッドツイン | 32㎡ | グランドクラブフロア スタンダードフロア | |
ベイビューコーナーダブル | 34㎡ | ||
グランドクラブフロアツイン、ダブル、トリプル | 32~36㎡ | 1~3名 | グランドクラブフロア |
ベイフロントハリウッドツイン | 32㎡ | 1~2名 | スーペリアフロア |
ベイフロントコーナーダブル | 34㎡ | ||
ベイサイドツイン、ダブル | 32㎡ | ||
タワーサイドツイン、ダブル | 32㎡ | ||
ベイサイドコンフォートトリプル | 32~36㎡ | 1~3名 | |
タワーサイドコンフォートトリプル | 32~36㎡ | ||
ユニバーサルデザイン | 36㎡ | スーペリアフロア スタンダードフロア | |
スタンダードツイン、トリプル | 32~36㎡ | スタンダードフロア |
タワー館で宿泊できる部屋は、3つのフロアに分かれています。
グランドクラブフロア
グランドクラブフロアは15~17階の高層階のフロアで、エレベーターで移動する際は専用キーがないと入ることができなくなっています。
16階に専用のラウンジがあり、セルフサービスの紅茶やコーヒーを飲むことが可能です。
スーペリアフロアやスタンダードフロアよりも広い部屋の各種スイートルームがあります。
スーペリアフロア
スーペリアフロアの部屋は、昨今内装をリニューアルした部屋になっているフロアです。
本館のクラシックな雰囲気に合わせたデザインにリニューアルされています。
眺望は、海側、マリンタワー側、みなとみらい側の中から選ぶことが可能です。
スタンダードフロア
スーペリアフロアは、タワー館のオープン当初の時代感をそのまま残したフロアです。
少し前の時代の高級ホテルを思わせる洋風のデザインになっています。
タワー館には色々な部屋ありますね!
違い②:階数
本館とタワー館は、階数が異なります。
本館は5階建て、タワー館は18階建ての建物です。
客室は本館が3階と4階、タワー館が6階から17階までになっています。
タワー館の方が高い階数の部屋に泊まれますね!
違い③:雰囲気
本館とタワー館は、雰囲気が異なります。
本館の部屋は、クラシック調の内装とアンティークを使った調度品が使われたクラシカルな雰囲気を味わえます。
戦後にマッカーサーが宿泊したマッカーサーズスイートは、歴史的客室として当時の雰囲気を味わいつつ宿泊可能です。
タワー館は本館よりも後の平成初期に建設され、当時としては最先端の海外の高級ホテルを思わせる内装になっています。
スーペリアフロアに関してはリニューアルが行われており、本館に寄せた貴族的な雰囲気を体感できます。
本館を選ぶメリットはクラシックな雰囲気があること
本館を選ぶメリットは、昭和初期に生まれたクラシックな雰囲気を味わえることです。
歴史的価値を感じる部屋に泊まりたい人におすすめ
本館は、歴史的な雰囲気を味わる部屋が好きという人におすすめです。
本館は、昭和に生まれたホテルそのままの雰囲気であり、アンティーク調の調度やクラシックなデザインの部屋になっています。
戦後マッカーサーが泊まったとされるスイートルームに泊まることも可能です。
「歴史と伝統ある部屋に泊まってみたい」
「レトロな雰囲気が好き」
という人に向いています。
タワー館を選ぶメリットは高い階に泊まれること
タワー館を選ぶメリットは、本館よりも高い階に泊まれることです。
みなとみらいや海の景色を堪能したい人におすすめ
タワー館は、東京のみなとみらいの景色や、海の景色を思う存分楽しみたい人におすすめです。
タワー館で宿泊できる部屋は6階から17階にあり、高いところから景色が望めます。
部屋の種類は海側、みなとみらい側、マリンタワー側に分かれており、好きな景色の部屋を選ぶことが可能です。
「高い所からの景色を楽しみたい」
という人にぴったりです。
本館の口コミ・評判
本館の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
今年、宿泊だけで4回目の愛するホテルニューグランド。今回は本館側のお部屋、クリスマスツリーの点灯式にも参加できて本当に幸せな時間だった。 pic.twitter.com/Pk62vzweNk
— mei (@meiku03) December 7, 2021
ホテルニューグランド本館(渡辺仁+横浜市建築課1927)
— つーさんの休暇 (@LL2eeJTpVkcI8Yo) June 16, 2018
すでに築90年、貫禄の佇まいです。レインボーボールルームに入った時は思わず声を上げてしまう程の美しさで圧倒されました。 pic.twitter.com/MBjXY4Y43y
ホテルニューグランド本館、戦前の面影が残りすぎてて、これはもはや博物館級 pic.twitter.com/mbFQISxrpV
— uehrakiko (@uehra) January 26, 2020
良い口コミ
悪い口コミ
タワー館の口コミ・評判
タワー館の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
横浜ホテルニューグランド(タワー館)
— maki (@r134makir246) July 24, 2018
横浜ベイブリッジを望む⚓️ pic.twitter.com/aR94Ix5RQu
横浜ホテルニューグランド(タワー館)からみなとみらい方面の夜景🌃 pic.twitter.com/HiwzYDkLNF
— maki (@r134makir246) July 24, 2018
ホテルニューグランド、タワー館スタンダードフロアベイビューハリウッドツイン、ガンダムコンセプトルーム利用。
— おけら (@epsonpc) March 14, 2022
ベッド、ドア掲示の非常案内、館内案内ファイル、ポスターもガンダム仕様。 pic.twitter.com/5RhStM1od2
良い口コミ
悪い口コミ
ホテルニューグランド本館とタワー館の違いまとめ
本館、タワー館の違いをまとめると、以下のようになります。
本館 | タワー館 | |
---|---|---|
都道府県 | 神奈川県横浜市中区山下町10番地 | |
電話番号 | 045-681-1841 | |
部屋の種類 | マッカーサーズスイート グランドスイートツイン、ダブル グランドデラックスツイン グランドツイン、ダブル | プレジデンシャルスイート プルミエスイートツイン、ダブル セミスイートハリウッドツイン ベイビューハリウッドツイン ベイビューコーナーダブル グランドクラブフロアツイン、ダブル、トリプル ベイフロントハリウッドツイン ベイフロントコーナーダブル ベイサイドツイン、ダブル タワーサイドツイン、ダブル ベイサイドコンフォートトリプル タワーサイドコンフォートトリプル ユニバーサルデザイン スタンダードツイン、トリプル |
階数 | 5階建て 客室:3階、4階 | 18階建て 客室:6階~17階 |
雰囲気 | クラシカル | 平成初期の高級ホテル 貴族的雰囲気 |
価格幅 (税込) | 25,000~65,000円 | 21,000~72,000円 |
まとめると、歴史的価値のあるクラシックな雰囲気を味わいたい人は、本館。
東京の景色を高いところから楽しみたい人は、タワー館がおすすめです。