「TIGERの炊飯器JRX-G060とJRX-T060、どちらを選ぶべきか迷っている…。」
「両方の違いを詳しく知りたいけど、どっちが自分に合うのか判断がつかない。」
そう考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「自宅で料亭さながらの美味しいご飯を味わいたい」という方にお勧めの、TIGERの人気モデルのご泡火炊きシリーズの中から
- JRX-G060
- JRX-T060
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
TIGERのJRX-G060、JRX-T060の違いを比較してみた
JRX-G060、JRX-T060の違いですが、以下の点が異なります。
- 保温性能
- 3段階の火加減調整機能
- 土鍋の構造と性能
- 土鍋の釉薬(うわくすり)
- 保証内容
- 価格
詳しく見ていきましょう!
違い①:保温性能
JRX-G060に搭載されているのは、おひつ保温性能です。
昔ながらの木製おひつの良さを取り入れ、最新の技術でさらにご飯の美味しさを引き出します。
炊き上がったご飯をそのまま保温するのではなく、「ハリつやポンプ」が外気を取り入れて、余分な熱と蒸気を逃がし、ふっくらとした食感と香りを保ちます。
本体に内蔵された温度センサーで、ご飯の状態を常に見守り、最適なタイミングで湿度を調整してくれます。
これにより、においや黄ばみを防ぎ、炊きたての美味しさを長時間楽しむことができます。
一方、JRX-T060にもおひつ保温性能が搭載されていますが、JRX-G060の方がより性能がアップしています。
長時間保温した時のお米の変色がおひつ保温を使うと全然違いますね!
違い②:3段階の火加減調整機能
JRX-T060には3段階の火加減調整機能が搭載されています。
土鍋ならではの高温調理により、外はカリッと香ばしく、中はふっくらとした絶妙なおこげを作り出します。
さらに、3段階の火加減調節機能を使うことで、おこげの具合も自分好みに調整できます。
この機能は白米、一合料亭炊き、炊き込みご飯に対応し、特に香ばしいおこげを楽しみたい方に最適です。
好みに応じて食感やおこげを調節できますね!
違い③:土鍋の構造と性能
目指したのは、一流料亭のごはん。
そのために、タイガーの土鍋ご泡火(ほうび)炊きは、圧倒的大火力によって、お米一粒ひと粒の甘みをしっかりと引き出し、やさしい泡立ちがその弾力を際立たせます。
約250度の高温で炊き上げることで、お米の本来の旨味を最大限に引き出すことができ、まるで料亭で食べるような贅沢なご飯を家庭で楽しめます。
土鍋の特徴を活かして、じっくりとお米に熱を伝えることで、旨みを引き出します。
また、土鍋の遠赤外線効果は、通常の約4倍にも及びます。
この輻射熱によって、お米一粒ひと粒が芯までじっくりと加熱され、ふっくらとした食感を実現します。
さらにJRX-G060の内なべには、蓄熱効果の高い「シラスバルーン」という新素材が採用されています。
この素材のおかげで、WレイヤーIHの効果がさらに向上し、土鍋の性能が一段とアップしました。
その結果、ご飯の甘みと粒立ちがより際立ち、さらに美味しいご飯が炊き上がります。
シラスバルーンとは...
- 南九州に広く分布
- シラス台地で採掘される火山灰
- 蓄熱性が高い
- 断熱効果が高まる
土鍋の素材にこだわることにより、従来の前機種と比較してより深い甘みと弾けるような粒立ちのごはんを実現することができました。
違い④:土鍋の釉薬(うわくすり)
JRX-G060、JRX-T060には本土鍋の圧倒的な高火力に対応するために、内なべには6層のフッ素コーティングが施されています。
炊飯中、沸騰を維持する過程で温度をさらに上げ、この6層コーティングと土鍋の素材が、それぞれの役割を果たしながら蓄熱性と強火力の沸騰を促進します。
これにより、お米の粘りと甘みが一層引き立ちます。
さらに、JRX-G060には新たに開発された【遠赤釉薬】を本土鍋に使用することで、遠赤外線効果がさらに高まりました。
この遠赤釉薬には鉄やコバルトが含まれており、これによりお米のアルファ化が促進されます。
違い⑤:保証内容
JRX-G060とJRX-T060は、それぞれ異なる5年間の保証内容が設定されています。
JRX-G060は、内鍋の割れや内面コーティングに対して「5年間の保証」が付いています。
これは、長期間にわたり土鍋の品質を維持し、美味しいご飯を炊き続けられることを保証するものです。
特に土鍋ならではの繊細なコーティングに関しても安心できるサポートがあるため、長く安心して使用することができます。
一方、JRX-T060には、内鍋全体に対して「5年間の保証」が適用されています。
この保証は、内鍋の品質を長期間にわたって保証するもので、万が一の不具合が発生した場合でも安心です。
TIGERの100周年記念モデルとして、信頼性の高いサポート体制が整っているのが特徴です。
- JRX-G060: 内鍋割れおよび内面コーティングに対する5年間の保証。
- JRX-T060: 内鍋全体に対する5年間の保証。
どちらも5年保証ですが若干内容が違いますね!
違い⑥:価格
JRX-G060は、最新の技術と機能が詰まっているため、その分価格が高めに設定されています。
長期的に見た炊飯の質や保温性能を考慮すると、その価格差には十分な価値があると考えられます。
最新の機能を求める方や、日々のご飯をより一層美味しくしたい方にとっては、おすすめの商品です。
一方で、JRX-T060は型落ちモデルのため、G060に比べて価格がリーズナブルです。
最新機能が不要で、コストパフォーマンスを重視する方には最適な選択肢です。
必要十分な機能を持ちながら、手頃な価格で購入できる点が魅力です。
JRX-G060を選ぶメリットは最新機能が搭載されていること
JRX-G060を選ぶメリットは、一流料亭のようなご飯が自宅で食べられることです。
おすすめの方
- 自宅で一流料亭のようなご飯が食べたい方
- 保温機能をよく利用される方
- 最新の機能を使いたい方
JRX-T060を選ぶメリットはTIGERが「100年の本気」を込めて作り上げた最上位モデルであること
JRX-T060を選ぶメリットは、JRX-G060よりも安価で、“熱でつつむ”大火力による炊きあげが特徴としたご飯が炊けることです。
おすすめの方
- ご飯のおこげを自宅でも楽しみたい方
- 新米をおいしく炊きたい方
- 上級モデルを少しでもお得に買いたい方
- 外出先でご飯の残量確認や炊飯予約をしたい方
JRX-G060の口コミ・評判
JRX-G060の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
JRX-T060の口コミ・評判
JRX-T060の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
TIGERのJRX-G060とJRX-T060の違いまとめ
JRX-G060とJRX-T060の違いをまとめると、以下のようになります。
JRX-G060 | JRX-T060 | |
---|---|---|
発売日 | 2024年6月21日 | 2023年7月 |
炊飯容量 | 3.5合 | |
色柄 | エボニーブラック<KG> アイボリーホワイト<WG> | コスモブラック<KT> ムーンホワイト<WT> |
1回当りの炊飯時消費電力量 | 105Wh/回 | 104Wh/回 |
質量 (約) | 6.1kg | 6.2kg |
サイズ 幅×奥行×高さ(約) | 25.7×33.2×20.5(cm) | |
ふた開き時の高さ (約) | 43.50(cm) | |
食洗器 | 内蓋のみ可能 | |
保証(5年) | 内鍋割れおよび内面コーティング | 内鍋全体 |
釉薬 | 遠赤釉薬 | 普通 |
土鍋の素材 | シラスバルーン | 普通 |
価格 (税込) | ¥ 143,000(税込)〜 | ¥ 137,500(税込)〜 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、JRX-G060とJRX-T060のサイズ、消費電力、大きさはほぼ同じと言っていいでしょう。
最新の性能重視の方や保温機能をよく利用する方にはJRX-G060がおすすめです。
コスパ重視の方や性能は最新のものには少し劣るがおいしいご飯を食べたい方にはJRX-T060がおすすめです。