毎日の食卓に欠かせないお米を炊くための調理家電『炊飯器』。
今では、炊飯だけではなく、圧力鍋のように使って調理ができたり、便利な機能が搭載されているものもありますよね!
この記事では、『東芝』の炊飯器で、人気ランキング上位の、
- RC-5XT
- RC-5MFM
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
RC-5XT、RC-5MFMの違いを比較してみた
RC-5XTとRC-5MFMの違いですが、以下の点が異なります。
- 内釜の厚さ・コーティング
- 白米の保温時間
- 炊飯メニュー
- 操作パネル
詳しく見ていきましょう!
違い①:内釜の厚さ・コーティング
内釜の厚さ・コーティングが、RC-5XTとRC-5MFMで異なります。
RC-5XT | RC-5MFM | |
---|---|---|
内釜の厚さ | 2mm | 2.3mm |
外面コーティング | 遠赤コート | 黒色コート |
内面コーティング | 備長炭ダイヤモンドコート | なし |
RC-5MFMは、内釜の厚さが2.3mmとなっており、RC-5XTより、厚釜仕様になっており、以下のようなメリットがあります。
RC-5XTは、外面・内面どちらにもコーティング加工が施されている点がRC-5MFMと異なります。
内面は遠赤コート、外面は備長炭ダイヤモンドコートを使用しているので、釜の熱伝導率が高く、お米の芯までふっくらと炊き上げることができます。
内釜については、外・内面コーティング加工が施されているRC-5XTのほうが優れていると言えますね!
違い②:白米の保温時間
白米の保温時間が、RC-5XTとRC-5MFMで異なります。
- RC-5XT…24時間
- RC-5MFM…12時間
RC-5MFMは保温時間が12時間なのに対し、RC-5XTは2倍の24時間となっているので、まとめてお米を炊く人は、保温時間が長いRC-5XTのほうがおすすめです。
RC-5XTは、エコ炊飯および白米以外の保温時間は、12時間となっているので注意が必要です!
違い③:炊飯メニュー
RC-5XTとRC-5MFMで、対応している炊飯メニューが若干異なります。
基本の炊飯メニューはどちらも変わりませんが、RC-5XTには、炊飯メニューに『玄米』が搭載されています。
RC-5MFMには搭載されていないので、この点が違うと言えます。
また、RC-5MFMは、ご飯の炊飯だけでなく、パン発酵・パン・ケーキ・温泉卵を作ることができる『調理コース』が搭載されています。
RC-5XTには搭載されていないので、この点も違うと言えます。
炊飯器調理をしたい人は、RC-5MFMを選ぶ方がおすすめです!
違い④:操作ボタン
操作ボタンが、RC-5XTとRC-5MFMでそれぞれ異なります。
RC-5XT
RC-5XTは、凹凸のあるオーソドックスなボタンです。
RC-5MFM
RC-5MFMは、フラットなボタンで、静電タッチパネルです。
RC-5MFMのほうが、凹凸がない分拭きやすく、お手入れが楽といえます!
RC-5XTを選ぶメリットは高火力IHでふっくら炊きあがること
RC-5XTを選ぶメリットは、高火力IHでふっくら炊きあがることです。
また、内釜の外面には遠赤コート、内面には遠赤効果の高い備長炭と熱伝導率の高いダイヤモンドコーティングをしているので、お米の芯までふっくらと炊くことができます。
お米の炊きあがり重視で選んでいる人におすすめ
RC-5XTは、お米をふっくらと炊き上げるために、高火力ITの搭載と、外・内面コーティングが施してある点から、お米の炊きあがり重視で選んでいる人におすすめです。
調理コースなどはありませんが、RC-5MFMよりもお米を美味しく炊き上げる工夫が多く搭載されています。
RC-5MFMを選ぶメリットは調理コースが搭載されていること
RC-5MFMを選ぶメリットは、調理コースが搭載されていることです。
RC-5XTは、炊飯のみのメニューですが、RC-5MFMは、発酵やケーキなどが作れるコースが搭載されています。
炊飯器で料理を作りたい人におすすめ
RC-5MFMは、調理コースが搭載されている点から、炊飯器で料理を作りたい人におすすめです。
パンの発酵からそのまま焼くこともできるので、パンを頻繁に作る人におすすめと言えます。
RC-5MFMの口コミ・評判
RC-5MFMの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
RC-5XTとRC-5MFMの違いまとめ
RC-5XT、RC-5MFMの違いをまとめると、以下のようになります。
RC-5XT | RC-5MFM | |
---|---|---|
発売日 | 2022年11月1日 | 2018年12月 |
内釜 | 2mm | 2.3mm |
コーティング | 遠赤コート 内面 備長炭ダイヤモンドコート | 外面黒色コート | 外面
保温時間 (白米) | 24時間 | 12時間 |
玄米 | 対応 | 非対応 |
調理コース | なし | あり |
操作ボタン | 凹凸ボタン | タッチパネル |
価格 (税込) | ¥17,061 | ¥8,180 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、ご飯の炊きあがり重視の人は、外・内面に内釜コーティングが施されているRC-5XTを選ぶ方がおすすめです。
炊飯だけでなく、調理もできるものがいい人は、RC-5MFMを選ぶのが良いと思います。