自由に動きながら、ブレない映像と本格的な撮影ができる、カメラ用『ジンバル』。
ドローンで人気のメーカー『DJI』から発売されているジンバルは、本格的な機能・操作性で、映像クリエイターにも人気の商品になっています。
この記事では、
- Ronin S
- Ronin SC
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
DJIのRonin S、Ronin SCの違いを比較してみた
Ronin SとRonin SCの違いですが、以下の点が異なります。
- 対応カメラ
- バッテリー性能
- ジンバル設計
詳しく見ていきましょう!
違い①:対応カメラ
Ronin SとRonin SCの大きな違いは、対応するカメラです。

Ronin Sはミラーレスカメラや一眼レフなど、大型で重量のあるカメラに対応できるように設計されたモデルです。

Ronin SCは、ミラーレスカメラ用に設計されたモデルなので、一眼レフや重さのあるカメラを使用する人は、Ronin Sのほうがおすすめです。
Ronin S | Ronin SC | |
---|---|---|
本体の重さ | 1.84 kg | 1.1 kg |
積載量 | 3.6 kg | 2 kg |
ミラーレスのみか一眼レフも使用できるかという点から、本体の重さ・積載量も上記のように異なります。

自分が使っているカメラの重さをあらかじめ調べておくのがおすすめです!
違い②:バッテリー性能


Ronin SとRonin SCは、バッテリー性能に違いがあります。
Ronin S | Ronin SC | |
---|---|---|
動作時間 | 12時間 | 11時間 |
充電時間 | 2時間 | 2.5時間 |
大きな違いではないですが、若干Ronin Sのほうがバッテリー性能が良いと言えます。
違い③:軸ロック


Ronin SCは軸ロックが付いているという点がRonin Sと異なります。


折りたたむ時や、ジンバルのバランス調整の際に使用できるので、操作性はRonin SCのほうが優れていると言えます。



軸ロックがついていると、よりしっかりとカメラが固定ができそうですね!
Ronin Sを選ぶメリットは重さのあるカメラに対応していること


Ronin Sを選ぶメリットは、重さのあるカメラに対応していることです。
また、若干ですがRonin SCよりもバッテリー性能が優れているという点もメリットと言えます。
一眼レフや重さのあるカメラにおすすめ
Ronin Sは、積載量が大きい点から、一眼レフや重さのあるカメラにおすすめです。
Ronin SCよりも積載量が約1.6kg重くなっているので、本格的な一眼レフなどを使用している人はRonin Sを選ぶのがおすすめです。
Ronin SCを選ぶメリットは軸ロックが付いていること


Ronin SCを選ぶメリットは、軸ロックが付いていることです。
各アームに軸ロックが付いているので、保管や各軸のバランス調整がしやすく、しっかり固定しながら撮影をすることができます。
初めてジンバルを購入する人におすすめ
Ronin SCは、軸ロックが付いていて、固定がしやすい点から、初めてジンバルを購入する人におすすめです。
また、使用しているカメラがミラーレスやコンパクトタイプであれば、Ronin SCのほうが軽いので手に負担をかけずに撮影をすることができます。
Ronin Sの口コミ・評判


Ronin Sの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
数年前にちょっとした自主制作でムービー撮るためにRONIN Sとカメラ2台持って行った時を思い出した。翌日は肩と腕の筋肉痛がひどすぎてキーボードすらまともに打てなかったなあ笑。
— H (@rvision63289189) February 10, 2024
その後ジンバルはweebil sに変えてみたら驚くほど腕への負荷が少なくなったのも覚えてる。結局、軽量コンパクトが幸せ
Carkichiが撮影に使用しているカメラは
— Carkichi (@carkichi_jp) November 15, 2019
Blackmagic Design製のBlackmagic Pocket Cinema Cameraです。
非常にコンパクトなサイズながらシネマティックな映像を4Kで撮影可能。
画面の揺れを抑えるためにDJIのRonin-Sというスタビライザーと組み合わせ撮影に臨みます。#blackmagic #dji pic.twitter.com/5yEtiPwsgj
Ronin Sでタイムラプス作成中・・・#dji #ronin #ronins #camera #tajimi #gifu #drone #jimbal #a6500 #sony #timelaps #岐阜 #カメラ pic.twitter.com/pKqMFHf04J
— スカイアイジャパン(の今井) (@DroneYaro) October 26, 2018
良い口コミ
悪い口コミ
Ronin SCの口コミ・評判


Ronin SCの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
機材の総称はジンバルと呼ばれてて、
— 高田 晴菜 (@Takata_Haruna) June 18, 2023
これはDJI Ronin-scという機種です!
オフィシャルサイトで¥41,800やったんでどっちかというと安い方な気がします。
今回これはカメラとセットでレンタルしたものなので、私も購入検討中です🙌
退職にあたって、今後のYouTube活動のために用意してきた機材として
— Lyustyle@(りゅ〜)毎日投稿連続1700日10年ブロガー (@Lyustyle) February 21, 2023
カメラは、α7ⅢとGH5。
ジンバルは、GoPro+カルマグリップ、Osmo Pocket、RoninSC。
これだけあれば、しばし困るまい。
もういろいろ買わないぞー#退職
SIGMA fp買った時に動画やるぜ!つって買ったまま活躍せず放置されてたRONIN SCが活躍するかも知れない時が来たw
— 竜之介 (@ryunosuke8025) October 22, 2022
SONYのカメラは7年ぐらい前にM9のセンサー剥離問題で本国修理になった時に初代α7以来で設定とかよく分からん。
ダヴィンチリゾルブの使い方や、LUTとかも色々勉強せねば。 pic.twitter.com/menDJBvAtS
良い口コミ
悪い口コミ
DJIのRonin SとRonin SCの違いまとめ
Ronin S、Ronin SCの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() Ronin S | ![]() ![]() Ronin SC | |
---|---|---|
発売日 | 2018年6月 | 2019年7月17日 |
本体の重さ | 1.84 kg | 1.1 kg |
積載量 | 3.6 kg | 2 kg |
軸ロック | なし | あり |
動作時間 | 12時間 | 11時間 |
充電時間 | 2時間 | 2.5時間 |
軸アーム素材 | アルミニウム合金 | |
価格 (税込) | 71,000円 | 73,714円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、一眼レフや重さのカメラを使用している人は、積載量が大きいRonin S。
初めてジンバルを購入する人は、軸ロックがついているRonin SCを選ぶのがおすすめです。