『Lenovo』といえば、ノートパソコンのイメージが強いと思いますが、『デスクトップパソコン』も幅広いモデルが発売されています。
6万円台の低価格モデルからハイエンドなモデルまであるので、自分の好みや用途に合わせてピッタリな1台を見つけることができます。
この記事では、Lenovoのデスクトップパソコンの人気モデル、
- ThinkCentre
- ThinkStation
- IdeaCentre
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ThinkCentre、ThinkStation、IdeaCentreの違いを比較してみた
ThinkCentreとThinkStation、IdeaCentreの違いですが、以下の点が異なります。
- メモリ容量
- 価格
- 性能
詳しく見ていきましょう!
違い①:メモリ容量
ThinkCentreとThinkStationとIdeaCentreは、メモリ容量が異なります。
それぞれのモデルで、現在発売されている全機種の最小~最大のメモリ数を比較しました。
ThinkCentre | ThinkStation | IdeaCentre | |
---|---|---|---|
メモリ | 2GB ~ 8GB | 8GB ~ 96GB | 8GB ~ 32GB |
比べてみると、ThinkStationは最大96GBまでメモリ容量を増やすことができるので、最大まで増量した場合、この中で1番サクサクと動作ができます。
ThinkCentreとIdeaCentreは、メモリ容量を最大32GBまで増やせるIdeaCentreのほうが処理速度を早くすることができます。
そのため、ThinkCentreは家庭~ビジネスシーン(軽度な作業)で使用する人向け、ThinkStationはエンジニアやクリエイターなどのハイスペックな作業をする人向け、IdeaCentreはビジネスシーン(中程度の作業)やゲーミングで使用する人向けと言えます。
ストレージ容量は、どのモデルもカスタマイズやオプションで増やすことができます!
違い②:価格帯
ThinkCentreとThinkStationとIdeaCentreは、価格帯が異なります。
ThinkCentre | ThinkStation | IdeaCentre | |
---|---|---|---|
価格帯 | 6万円前後 ~ 16万円前後 | 13万円前後 ~ 80万円前後 | 6万円前後 ~ 10万円前後 |
比べてみると、ThinkStationはハイエンドモデルなので、他モデルよりも高価格となっています。
ThinkCentre・IdeaCentreは、価格帯が似ていますが、ThinkCentreのほうがシリーズ数が多いので、価格帯が幅広くなっています。
スペックやカスタマイズで価格が上がるので、予算と必要なスペックを決めてからどのモデルにするか決めるのがおすすめです!
違い③:性能
ThinkCentreとThinkStationとIdeaCentreは、性能に違いがあります。
それぞれいくつかシリーズがあるので、同じ価格帯(15万~16万円)モデルのオプション無しの場合で比較しました。
ThinkCentre | ThinkStation | IdeaCentre | |
---|---|---|---|
ストレージ | 512GB (SSD) | 1TB (SSD) | |
CPU | インテル® Core™ i7-12700K | インテル®Core™ i3-13100 | インテル® Core™ i7-12700F |
初期導入OS | Windows 11 Home 64bit | Windows 11 Pro 64bit | Windows 11 Home 64bit |
CPUは、ThinkCentre・IdeaCentreがCore i7、ThinkStationはCore i3になっているので、性能についてはThinkCentre・IdeaCentreのほうが優れていると言えます。
CPU・性能比較目安表
インテル® Core™ i7-12700K (ThinkCentre) | インテル®Core™ i3-13100 (ThinkStation) | インテル® Core™ i7-12700F (IdeaCentre) | |
---|---|---|---|
コア数 (スレッド数) | 12 (20) | 4 (8) | 12 (20) |
定格クロック (TDP) | 3.60GHz (125W) | 3.40GHz (58W) | 2.10GHz (65W) |
ThinkCentreを選ぶメリットは価格が安いこと
ThinkCentreを選ぶメリットは、価格が安いことです。
ThinkCentreの低価格なモデルでも、パソコンとしては十分なスペックを備えているので、あまり高度な作業をしない人であれば、ThinkCentreの10万円以下のモデルを選ぶのがおすすめです。
家庭~ビジネスシーンで使用する人におすすめ
ThinkCentreは、家庭~ビジネスシーンで使用する人におすすめのモデルです。
メモリー容量も2~8GBまで増やすことができるので、ビジネスシーンでも軽度な作業であれば十分に活躍できるスペックとなっています。
ThinkStationを選ぶメリットはハイスペックなこと
ThinkStationを選ぶメリットは、どのモデルよりもハイスペックなことです。
メモリー容量も最大96GBまで増やすことができるので、高度な作業をする人向けのスペックになっています。
エンジニアやクリエイターなどの高度な作業をする人におすすめ
ThinkStationはハイスペックである点から、エンジニアやクリエイターなどの高度な作業をする人におすすめのモデルです。
カスタマイズ次第でさらにハイスペックに出来るので、ハイエンドなモデルを探している人はThinkStationを選ぶのがおすすめです。
IdeaCentreを選ぶメリットは本体の小さいシリーズがあること
IdeaCentreを選ぶメリットは、本体の小さいシリーズがあることです。
ThinkCentreにもコンパクトなシリーズがありますが、それよりもさらに小さいシリーズがIdeaCentreから発売されています。
『ThinkCentreよりスペックが優れているものがいいけど、ThinkStationまでのスペックは要らない!』という人におすすめです。
パソコンを置くスペースが限られている人におすすめ
IdeaCentreは、本体の小さいシリーズがある点から、パソコンを置くスペースが限られている人におすすめです。
IdeaCentreは、コンパクトでありながらも、パワフルなパフォーマンスをしてくれるデスクトップパソコンです。
本体の大きさは、約195x191x39(幅×奥行×高さ)mmなので、かなりコンパクトなサイズです。
価格は6万円前後~、メモリは8GB~・ストレージ256GB~となっているので、しっかりとしたパフォーマンスをしてくれる点もメリットです。
ThinkCentreの口コミ・評判
ThinkCentreの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ThinkStationの口コミ・評判
ThinkStationの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ThinkStationのドンガラ(?)を衝動買いしてしまった(´・ω・`)
— ヌキヲ (@a_nukiwo) July 7, 2023
P330って9th世代らしい。
C246チップセットなのでXeon買わないと!! pic.twitter.com/tdmMa7a909
IdeaCentreの口コミ・評判
IdeaCentreの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8の先行レビュー
— パソコンガイド (@pc_reviewer) June 20, 2023
手のひら大の大きさで、スペックがなぜだかビジネスモデル以上の普段使いデスクトップです。
また価格設定間違ったのかな?と思うくらい安く、現在6.9万円から販売されています。
詳しくは→https://t.co/hv1GjM9dE8 pic.twitter.com/qZHkZ67Aig
楽天でポイント還元もけっこうあって本体価格も安くてクーポンも使えてかなり得だった(9`・ω・)9
— リヒト@たまにこっちに来ます (@Licht_urakiH_0) June 7, 2023
Lenovo IdeaCentre Gaming 570i
アプリケーションで色を紫にする方法があれば紫にしてみたい
それか紫色に発光するようにLEDを交換するとか
このままの色で発光するところを増やせればディエンドに https://t.co/bn8OWvH0SI
Lenovo IdeaCentre Mini Gen 8は筐体については、Mac miniと比べるとエッジ部分が少々荒くてクオリティは1段おちるかな。まあ実用上は問題ないです。 pic.twitter.com/ojL4E45FHt
— パグすけ (@pppagusuke) June 14, 2023
ThinkCentreとThinkStationとIdeaCentreの違いまとめ
ThinkCentre、ThinkStation、IdeaCentreの違いをまとめると、以下のようになります。
ThinkCentre | ThinkStation | IdeaCentre | |
---|---|---|---|
発売日 | 2004年 | 2016年 | 不明 |
メモリ | ~ 8GB | 2GB~ 96GB | 8GB~ 32GB | 8GB
CPU (13万モデルの場合) | i7-12700K | インテル® Core™i3-13100 | インテル®Core™i7-12700F | インテル® Core™
販売場所 | 公式通販 その他通販 | ||
用途 | ~ ビジネスシーン (軽度な作業) など | 家庭用クリエイターなどの 高度な作業 | プログラミングや(中程度な作業) ~ ゲーミング など | ビジネスシーン
価格 (税込) | ¥82,944 (ThinkCentre neo 50s) | ¥333,077 (ThinkStation P340) | ¥72,980 (IdeaCentre Mini) |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、家庭用のデスクトップパソコンが欲しい人はThinkCentre。
高度な作業ができるハイエンドなモデルが欲しい人は、ThinkStationを選ぶのがおすすめです。
中程度の作業ができるスペックのものがいい人は、IdeaCentreを選ぶのがおすすめです。