スマホでのメッセージ送受信が主流の現代だからこそ、字を書く場面では心を込めて丁寧に書きたいと考える方は多いのではないでしょうか。
ぺんてるの筆ペンは「ぺんてる筆」と呼ばれ、筆先の素材にこだわり耐久性が高く、本物を超える使用感をコンセプトとしています。
ぺんてる筆の中には複数種類がありますが、つみ穂、中字、すき穂の3種類は名前だけだと違いがわかりにくいため、購入する前に自分に合った筆がどれかを知っておくことが理想的です。
この記事では、
- つみ穂
- 中字
- すき穂
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ぺんてる筆ペンのつみ穂、中字、すき穂の違いを比較してみた
つみ穂と中字、すき穂の違いですが、以下の点が異なります。
- キャップの色
- 使用感
詳しく見ていきましょう!
違い①:キャップの色

つみ穂、中字、すき穂は、筆先がほぼ同じ見た目であるため、キャップの色で見分けることができます。
つみ穂は茶色、中字は黒、すき穂は青のキャップです。
価格は全て550円で、同じ「ぺんてる筆」シリーズとして販売されています。

ぺんてる筆の中には筆先の太さが異なるタイプもありますが、これらは筆先の太さは同じです!
違い②:使用感


つみ穂、中字、すき穂の3種は、「コシ」と呼ばれる筆先の反発力に違いがあります。
つみ穂は最もコシが強く、初心者でも文字を綺麗に書きやすい設計です。
中字はスタンダードな位置付けで、つみ穂よりも少しコシが弱く造られています。
すき穂は最もコシが弱く、初心者だと字を書く際は扱いが難しいのですが、絵を描く場合や細かい表現の字が書きやすい使用感です。



上級者からもつみ穂は人気です!
つみ穂を選ぶメリットはコシが強いこと


つみ穂を選ぶメリットは、コシが強いことです。
難しい強弱をつける技術がなくても、筆自体に反発力があるため「はらい」や「とめ」を表現しやすくなっています。
初めて筆ペンを使う人におすすめ
つみ穂は初心者でも扱いやすい筆ペンですが、上級者のユーザーも多く、幅広い層から高く評価されています。
「迷った時はつみ穂」と評価されている一本なので、初めて筆ペンを使う人におすすめです。
中字を選ぶメリットはスタンダードな使用感であること


中字を選ぶメリットは、スタンダードな使用感であることです。
ぺんてる筆は中字を「標準」として販売しているので、公式に掲載されている動画などの作品例は、中字を使用している場合が多いです。
字の練習をしたい人におすすめ
中字はぺんてる筆の中で標準という位置付けなので、筆のコシに頼り過ぎずに字を書いてみたい場合は中字の使用感が適しています。
字の練習をしたい人におすすめです。
すき穂を選ぶメリットはコシが弱いこと


すき穂を選ぶメリットは、コシが弱いことです。
表現力の高い字を書きたい場合や、上の写真のような優しいタッチで描く場合はすき穂が適しています。
絵を描いてみたい人におすすめ
筆ペンのコシの強さは、基本的に字を書くためにあります。
すき穂はコシが弱いため、字は上級者の中でも繊細な表現を好む人に人気なのですが、絵の場合は初心者から上級者まですき穂で楽しむことができます。
絵を描いてみたい人におすすめです。
つみ穂の口コミ・評判


つみ穂の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
中字の口コミ・評判


中字の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
すき穂の口コミ・評判


すき穂の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ぺんてる筆ペンのつみ穂と中字とすき穂の違いまとめ
つみ穂、中字、すき穂の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() つみ穂 | ![]() ![]() 中字 | ![]() ![]() すき穂 | |
---|---|---|---|
発売年 | 1976年 | ||
キャップの色 | 茶色 | 黒 | 青 |
筆先のコシ | 強め | 標準 | 弱め |
特徴 | 初心者向け | スタンダード | やや上級者向け |
価格 (税込) | 550円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、コシの強い筆ペンを使いたい人はつみ穂。
標準的な筆ペンを使いたい人は、中字を選ぶのが良いと思います。
コシの弱い筆ペンを使いたい人は、すき穂を選ぶのがおすすめです。