風邪やインフルエンザ予防のため、マスクは欠かせない日用品です。
性能も重視したいですが、毎日使う物はなるべく安く、たくさん使える物を選びたいですよね。
ユニ・チャームのマスクは、立体的で呼吸がしやすい「超立体マスク」というシリーズが人気ですが、「ソフトーク超立体」というマスクもあり、その違いが気になる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 超立体マスク
- ソフトーク
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ユニ・チャームの超立体マスク、ソフトークの違いを比較してみた
超立体マスクとソフトークの違いですが、以下の点が異なります。
- 枚数と価格(コスパ)
- フィルタ
- 耳かけ
- ノーズフィット
- 話しやすさ
- 防御効果
詳しく見ていきましょう!
違い①:枚数と価格(コスパ)

超立体マスクとソフトークは、販売している枚数や価格に違いがあります。
超立体マスクは一般家庭での利用が中心のため、枚数も7枚入りなど少量の物が主流です。
上の写真左のパッケージを、よくコンビニで見かけたことがあるという人が多いのではないでしょうか。
一方、ソフトークは、「業務用」のみ販売されています。
ユニ・チャーム公式サイトでも、ソフトークは、病院・施設向けのページにしか、その詳細は掲載されていません。
超立体マスクにも、50枚入りは展開されていますが、こちらは「業務用」ではなく、「一般家庭向けのお徳用」といった違いがあります。
コロナ禍以降、マスクの価格の相場は常に大きく変動していますが、今現在の価格は、超立体マスクは1枚あたり20円(お徳用の場合)、ソフトークは1枚あたり12円で、ソフトークの方がコスパが良いです。
この価格の安さに伴って、ソフトークは、全体的に簡易化された造りになっているので、次以降の項目で解説していきます。

超立体には、少し簡易化した「スタンダード」があり、ソフトークには、フィルタに違いがある「三層プロ」や「サージカル」といった、それぞれ少しずつ違うモデルがあります!
違い②:フィルタ


超立体マスクとソフトークは、フィルタに違いがあります。
超立体マスクは3層、ソフトークは1層のフィルタで造られています。
フィルタの厚さ薄さには、それぞれメリットもデメリットもあります。(後に詳しく解説します。)


ちなみに、ソフトークには、「三層プロタイプ」という商品の展開もあり、こちらは三層のフィルタが使用されています。
ただし、通常のソフトークよりも、少し割高になることに注意が必要です。
違い③:耳かけ


ユニ・チャームの公式では、「やわらかストレッチ耳かけ」と記載されているマスクと、「やわらか素材の耳かけ」と記載されているマスクがあります。
一見同じ物のように見えますが、「やわらかストレッチ耳かけ」は「やわらか素材の耳かけ」を、より伸縮性がある耳かけに改良した物です。
超立体マスクには、「やわらかストレッチ耳かけ」、ソフトークには「やわらか素材の耳かけ」が使用されています。



ソフトークという名前から、こちらの方が耳かけが柔らかいと思う人が多く、そう解説する人も多いのですが、実は超立体マスクの耳かけの方が、ソフトークの上位互換です!
どちらも十分柔らかいのですが、価格に違いがある分、ソフトークの方が耳かけも簡易化しています!
違い④:ノーズフィット


超立体マスクには、「ノーズフィット」と言う、鼻の形に合わせて曲がるワイヤーが入っていますが、ソフトークには入っていません。


上の写真のように、ノーズフィットがなくても、真ん中に折り目があり、鼻の部分も立体的になっているので、ガーゼマスクのように、平らにペタッとするわけではありません。
ソフトークは、ウレタンマスクのような立体感に近い造りです。



どちらも、お化粧が崩れにくい造りなので、女性にも嬉しいですね!
違い⑤:話しやすさ


違い②の項目で、フィルタの違いについて解説をしました。
ソフトークは、soft・talkという意味で、話しやすさを重視して、フィルタを一層のみで薄く仕上げています。
ソフトークは業務用のマスクなので、名前に「サージカル」と付く商品は、医療従事者向けに3層のフィルタで作られていますが、通常のソフトークは、基本的には販売員など、人と話す業種のエチケット用に向いています。
超立体マスクは、3層のフィルターなので、装着時の話しやすさや通気性の良さは、ソフトークの方が上です。



マスクを嫌がるお子様でも、ソフトークは着けてくれると評判です!
違い⑥:防御効果


超立体マスクと、ソフトークは、感染症などの防御効果に大きな違いがあります。
ユニ・チャームのマスクは上の写真のように、ウイルスや花粉などを、どれくらい防げるか、試験を行なっています。
超立体マスクは、花粉粒子、微小粒子、バクテリア飛沫、ウイルス飛沫の防御効果が、全て99%に達しています。
一方、ソフトークは、95%を超える効果を発揮できたのは花粉のみです。
ソフトークは、ウイルスを防ぐことはできない点に注意が必要です。



ソフトークの「サージカル」は、全て95%を超えています!
1層か3層の違いが、防御効果にかなり差をつけるということです!
超立体マスクを選ぶメリットは感染防御効果が高いこと


超立体マスクを選ぶメリットは、感染防御効果が高いことです。
立体的で呼吸がしやすく、蒸れにくい構造でありながら、鼻と口をしっかりガードして、ウイルスから守ってくれます。
感染症の対策をしっかりしたい人におすすめ
これからの季節、コロナは勿論、風邪やインフルエンザもしっかり予防しておくのが理想です。
コロナは飛沫の防止で防げますが、ウイルスに関しては、ウイルスを防げるフィルタのマスクでなければ対策ができません。
超立体マスクは、正しく装着していれば、99%のウイルスを防ぐことができるので、感染症の対策をしっかりしたい人におすすめです。
ソフトークを選ぶメリットは通気性の良さ


ソフトークを選ぶメリットは、通気性の良さです。
1層のフィルターで、簡易な造りのため全体的に軽く、暑い日であっても快適に着けることができます。
エチケット用に利用したい人におすすめ
コロナ禍以降、マスクが苦手な人でも、どうしても着けなければいけない、という場面は数多くありました。
今では緩和されましたが、それでも、至近距離で話す時はマスクを着けてほしいという人は、コロナ禍前よりも圧倒的に増えていて、初対面の人が集まる場では、エチケットとして着ける場面が多くなりました。
ソフトークは、ウイルスを防ぐ効果はありませんが、こういった場面で、マスクが苦しい、暑い、という日でも着けやすいので、エチケット用に利用したい人におすすめです。
超立体マスクの口コミ・評判


超立体マスクの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ソフトークの口コミ・評判


ソフトークの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ユニ・チャームの超立体マスクとソフトークの違いまとめ
超立体マスク、ソフトークの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() 超立体マスク | ![]() ![]() ソフトーク | |
---|---|---|
発売日 | 2003年1月 | |
販売形式 | 一般向けが主流 | 業務用 |
耳かけ | やわらかストレッチ耳かけ | やわらか素材の耳かけ |
ノーズフィット | あり | なし |
フィルタ | 3層 | 1層 |
話しやすさ | 普通 | 話しやすい |
防御効果 | 微小粒子(99%) バクテリア飛沫(99%) ウイルス飛沫(99%) | 花粉粒子(99%)花粉粒子(97%) |
価格 (業務用) | 20円/枚 | 12円/枚 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、感染対策をしっかりとしたい人は超立体マスク。
エチケット用に通気性の良いマスクを求める人は、ソフトークを選ぶのがおすすめです。