Dellのパソコンはコスパが高いことで人気がありますが、発売されているモデルは一般ユーザーの個人向けモデルと企業などの法人・ビジネス向けモデルに分かれています。
ただ、一口に個人向けモデル、ビジネス向けモデルといっても、それぞれ色々なシリーズのパソコンが発売されています。
ビジネス向けモデルには「Precision」や「Latitude」などいくつか種類がありますが、名前だけを見ても何が違うのかわからず、どれを購入するか悩んでいる人もいるかと思います。
この記事では、Dellのビジネス向けモデルのパソコン、
- Precision
- Latitude
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
Dell(デル)のPrecision、Latitudeの違いを比較してみた
PrecisionとLatitudeの違いですが、以下の点が異なります。
- パソコンの種類
- スペック
- 価格
詳しく見ていきましょう!
違い①:パソコンの種類
1つ目の違いは、パソコンの種類です。
Precisionはワークステーション、Latitudeはノートパソコンのモデルが発売されています。
ワークステーションは通常のパソコンよりも高いスペックを備えているものが多く、また、耐久性が高くて長時間連続で使用したり、長期間使用しても壊れにくいマシンであるのが特徴です。
Precisionには、持ち運ぶのに便利なモバイルワークステーションと、自宅などで使うためのタワー、ラック型ワークステーションのモデルがそれぞれあります。
違い②:スペック
2つ目の違いは、パソコンに搭載されているスペックです。
具体的な性能はパソコンによって変わりますが、販売されているラインナップで比べると、Precisionの方が高性能なCPUやSSDを搭載できます。
また、Precisionは起動時の動作が早いことや冷却性能、バッテリー機能が最適に使えるプログラムがあるなど、その他の機能性も優れています。
Precisionの方がクリエイター向きのパソコンですね!
違い③:価格
3つ目の違いは、価格です。
具体的な価格はモデルやカスタマイズによって変わりますが、同等のスペックで比べた場合、Precisionの方が高く、Latitudeの方が安くなります。
公式サイトにおけるそれぞれのシリーズの価格は、以下の通りです。
- Precision…モバイル:約210,000円~/タワー&ラック:約130,000円~
- Latitude…約94,000円~
Precisionを選ぶメリットは高性能なワークステーションであること
Precisionを選ぶメリットは、Latitudeよりもスペックが優れたワークステーションであることです。
設計や映像制作が仕事の人におすすめ
Precisionは、家や自動車の設計をしたり、動画などの映像制作を仕事にしている人におすすめです。
Precisionは、高性能なCPUを搭載していたり容量の大きいSSDを搭載できるなど、クリエイター系の仕事もサクサクできるハイスペックなパソコンです。
耐久性に優れたワークステーションであり、長時間作業していたり、長期間使用していても壊れるリスクが低く、ずっと同じマシンを使い続けることができます。
「設計の仕事をしている」
「日中映像制作の作業に取り組んでいる」
という人にぴったりです。
Latitudeを選ぶメリットはコスパの高いノートパソコンであること
Latitudeを選ぶメリットは、そこそこ性能が高く価格を抑えたビジネスモデルのノートパソコンであることです。
書類作業などの仕事用パソコンが欲しい時におすすめ
Latitudeは、簡単な書類作成やプレゼン資料策などの仕事で使うためのノートパソコンが買いたい時におすすめです。
Latitudeは、Precisionよりもスペックが低いものが多いですが、価格を抑えて購入できます。
また、覗き見防止機能や視線追跡機能が搭載されており、会社で利用する場合のセキュリティ性能が高く、情報漏洩などのリスクを低くすることが可能です。
「コスパの良い仕事用パソコンが欲しい」
「価格は気になるけど情報漏洩のリスクも心配」
という人に向いています。
Precisionの口コミ・評判
Precisionの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ひと足早く次の仕事で使う PC Dell Precision 3480 が届きました✨
— あべ しのぶ (@Charme_azur) December 27, 2023
グラボを搭載しているので 3D CAD もサクサクです(´・ω・`)
最近のモバイルワークステーションは凄いですね!#dell pic.twitter.com/rQOH8HA6d5
初期化中にpc落ちてDellのロゴループしてるんやけど〜対処法求む!!!
— 🐈🍑藍沢 姫南絵🌸🪽 (@H1nael) January 17, 2024
#Dell
Latitude 3190 Education 2-in-1 ノートパソコンhttps://t.co/LxCf9aezMW pic.twitter.com/ThykOFQyvn
良い口コミ
悪い口コミ
Latitudeの口コミ・評判
Latitudeの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
安いけど高いが欲しい。良いねこれ。DELLの法人向けノートパソコン。Latitudeの7340で32GBの1TB。ハードオフ。 pic.twitter.com/OG5Mc6Ommu
— なるほど納得の検索用。 (@senbonzakura_mi) March 12, 2024
今日の収穫はsandy世代のノートパソコン、DELLのLATITUDE E6520
— すとうたかひろ (@kintarou6930) November 18, 2023
ジャンク理由:パームレストのベタつき
価格:ACアダプタ付き2200円
こういったベタつきは加水分解と言って、無水アルコール、なければ高純度消毒用アルコールでも拭き取れます。
ハードオフめぐりでも趣味にしようかな? pic.twitter.com/CU4v86HFLN
良い口コミ
悪い口コミ
Dell(デル)のPrecisionとLatitudeの違いまとめ
Precision、Latitudeの違いをまとめると、以下のようになります。
Precision | Latitude | |
---|---|---|
発売日 | 1997年 | 2007年 (「Latitude XT」発売) |
パソコンの種類 | ワークステーション (モバイル、タワー・ラック型) | ノートパソコン |
スペック | 起動が早い 冷却性能が高い バッテリー機能が長い | Latitudeよりも高いPrecisionよりも低い |
価格 (税込) | タワー&ラック:約130,000円~ | モバイル:約210,000円~約94,000円~ |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
まとめると、設計の仕事や映像制作に向いたクリエイター向けのパソコンが欲しい人は、Precision。
セキュリティ性能が高くてコスパの良いパソコンが欲しい人は、Latitudeがおすすめです。
ちなみに、PrecisionとLatitudeはビジネス向けモデルですが、法人や企業だけでなく、個人で購入することも可能です。