消費カロリー計算や睡眠測定など、スマホアプリが充実した時代になりましたが、直接体に装置するスマートウォッチはより正確なデータを知ることができます。
GARMIN(ガーミン)からは、ランニング向けの製品やゴルフ向けの製品など幅広いニーズに応えたスマートウォッチが人気です。
とくに幅広いスポーツに対応している高品質な「fenix」というシリーズがありますが、同じく高品質な「epix」というシリーズもあります。
この記事では、
- fenix
- epix
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
GARMINのfenix、epixの違いを比較してみた
fenixとepixの違いですが、以下の点が異なります。
- シリーズの傾向と価格
- サイズと重量
- ディスプレイ
- ダイビング機能
- 通話と音声操作
詳しく見ていきましょう!
違い①:シリーズの傾向と価格

fenixとepixはともに、GARMINの中でもハイグレードなシリーズであり、価格は10万円を超える高額なモデルでもあります。
シリーズの傾向としては、基本的に性能は共通しているものがほとんどですが、fenixはバッテリーの性能が高いモデル、epixはディスプレイの視認性が高いモデルとして差別化されているケースが多いです。
ただし最新機種同士(fenix 8 Sapphire AMOLEDとepix Pro)で比較してみると、fenixが2024年、epixが2023年に発売されているため、fenixのディスプレイもepixの材質に追いついて改良された形となり、現在は共通しています。(ディスプレイの共通点と違いに関しては改めて解説します)
また、最新機種の価格を比較すると、fenixが178,000円、epixが104,800円でfenixの方が高額であるため、後述する機能面に関しても現在はfenixの方がハイグレードなモデルです。

以降、最新機種同士の違いを中心に解説していきます!
違い②:サイズと重量


fenixとepixはサイズと重量に違いがあります。
以下の表で確認していきましょう。
![]() ![]() fenix (fenix 8 Sapphire AMOLED) | ![]() ![]() epix (epix Pro) | |
---|---|---|
サイズ | (47mmモデル) 縦 47mm 横 47mm 厚さ 13.8mm | (47mmモデル) 縦 47mm 横 47mm 厚さ 14.5mm |
重量 (ケースのみ) | (47mmモデル) 52g | (47mmモデル) 70g |
こちらは最も代表的な47mmモデルの詳細です。
43mmや51mmのモデルもあります。



バンドは付け替えられるので、ケースのみで比較しています!
違い③:ディスプレイ


fenixとepixのディスプレイの違いを確認していきましょう。
![]() ![]() fenix (fenix 8 Sapphire AMOLED) | ![]() ![]() epix (epix Pro) | |
---|---|---|
ディスプレイ | サイズ:直径1.4インチ 解像度:454 x 454 ピクセル 材質:サファイアクリスタル ディスプレイタイプ:AMOLED | サイズ:直径1.3インチ 解像度:416 x 416 ピクセル 材質:サファイアクリスタル ディスプレイタイプ:AMOLED |
違い①でシリーズの傾向について触れましたが、もともとはepixの方がディスプレイの品質は一歩リードしているモデルでした。
現在はfenixの品質が追いつく形となり、サイズ以外は同じスペックです。



一つ前のモデルでも、明るい所で見れば大きな違いはありませんでしたが、暗い所でみるとepixの方が見やすいディスプレイでした!
違い④:ダイビング機能


「ダイビング機能」とは、潜水に関する分析機能です。
fenixとepixの防水性能自体は同じですが、fenixには潜水を分析する機能があり、epixにはありません。
fenixの方がより潜水を楽しめます。



それ以外のワークアウト(スポーツの分析)機能は同じです!
違い⑤:通話と音声操作


fenixには通話や音声認識による操作機能がありますが、epixにはありません。
fenixはスマホに触れないタイミングで通話をしたり、手が塞がっている時にも操作が可能です。



epixにはマイクが内蔵されていません!ここで価格に大きな差がついています!
fenixを選ぶメリットは音声操作ができること


fenixを選ぶメリットは、音声操作ができることです。
作業中はスポーツの最中にも、手を使わずに操作ができます。
たくさんのスポーツをする人におすすめ
最新機種同士の比較では、音声操作や通話、ダイビング機能の点でepixよりもfenixの方が優れています。
また、シリーズという単位で見てみると、fenixの方がバッテリー性能がリードしている傾向があり、総合的に見て長時間外にいる人や両手を使う人のニーズに応えたモデルだと判断できます。
たくさんのスポーツをする人におすすめです。
epixを選ぶメリットは価格が安いこと


epixを選ぶメリットは、価格が安いことです。
他のスマートウォッチと比較すると高額ではありますが、最新機種同士の比較ではfenixよりも性能を抑える代わりに価格も抑えたモデルという位置付けです。
夜間の屋外で利用したい人におすすめ
最新機種同士で比較すると、fenixとepixのディスプレイの品質は同じですが、シリーズという単位で見るとepixの方が価格に対して高品質なディスプレイを搭載しています。
とくに夜間の視認性の高さの評価が高く、暗い場所でもしっかりと画面が見えるので、夜間の屋外で利用したい人におすすめです。
fenixの口コミ・評判


fenixの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
epixの口コミ・評判


epixの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ガーミンのfenixとepixの違いまとめ
fenix、epixの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() fenix (fenix 8 Sapphire AMOLED) | ![]() ![]() epix (epix Pro) | |
---|---|---|
発売日 | 2024年 8月29日 | 2023年 6月8日 |
シリーズの傾向 | バッテリーの性能に特化している | ディスプレイの視認性に特化している |
サイズ | (47mmモデル) 縦 47mm 横 47mm 厚さ 13.8mm | (47mmモデル) 縦 47mm 横 47mm 厚さ 14.5mm |
重量 (ケースのみ) | (47mmモデル) 52g | (47mmモデル) 70g |
ディスプレイ | サイズ:直径1.4インチ 解像度:454 x 454 ピクセル 材質:サファイアクリスタル ディスプレイタイプ:AMOLED | サイズ:直径1.3インチ 解像度:416 x 416 ピクセル 材質:サファイアクリスタル ディスプレイタイプ:AMOLED |
稼働時間 | 約16時間 | |
ダイビング機能 | あり | なし |
通話・音声操作 | 可 | 不可 |
価格 (税込) | 178,000円 | 104,800円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、ロングバッテリーや最新機種の音声機能を利用したい人はfenix。
ディスプレイの品質を求める人は、epixを選ぶのがおすすめです。