ノート選びは、勉強や仕事の効率に大きく関わる大切なポイントのひとつです。
自分に合った書き心地のノートを使うことで、集中して書くことができたり、読みやすいノートで情報整理しやすくなります。
しかし、数多くあるノートの中から、自分に合ったノートを選ぶのは難しいですよね。
この記事では、『コクヨ』で人気の書き心地にこだわった紙質の「キャンパス ルーズリーフ」シリーズの中から、
- さらさら書ける (以下、さらさら)
- しっかり書ける (以下、しっかり)
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
さらさら、しっかりの違いを比較してみた
さらさらとしっかりの違いですが、以下の点が異なります。
- 表面の加工
- インクの吸収性
- 商品ラインナップ
詳しく見ていきましょう!
違い①:表面の加工

さらさらとしっかりは、表面の加工に違いがあります。
さらさらは、表面にやや滑らかな加工がされており、ペン先の引っかかりが少なく、ペンが走る感覚がとても軽やかです。
軽快な書き心地で、手や指先にあまり力を入れずとも筆記が可能です。
しっかりは、ややざらっとした手触りの加工がなされており、摩擦がある分、ペン先がしっかり紙に噛み合います。
重厚な書き心地で、文字が安定しやすく、繊細な筆記が可能です。

さらさらは速記向き、しっかりは清書向きということですね。
違い②:インクの吸収性


さらさらとしっかりは、インクの吸収性が異なります。
さらさらは、インクの吸収がやや早めで速乾性があります。
そのため、主にゲルインクや油性ボールペンとの相性が良好です。
しっかりは、インクが表面にとどまる傾向があり、色が濃く見える特徴があります。
そのため、細字の万年筆やシャープペンシルなどの筆記に向いています。



さらさらとしっかりは、どちらもにじみにくく、裏写りしにくくなっています。
違い③:商品ラインナップ


さらさらとしっかりは、商品ラインナップが異なります。
さらさら | しっかり | ||
---|---|---|---|
B5 | A罫7mm | ![]() ![]() | ー |
B罫6mm | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
A罫7mm・B罫6mm ドット入り | ![]() ![]() | ![]() ![]() | |
C罫5mm | ![]() ![]() | ー | |
U罫8mm | ![]() ![]() | ||
無地 | ![]() ![]() | ||
特殊罫 | ![]() ![]() | ||
A5 | A罫7mm | ![]() ![]() | ー |
B罫6mm | ![]() ![]() | ||
A罫7mm・B罫6mm ドット入り | ![]() ![]() | ||
無地 | ![]() ![]() | ||
特殊罫 | ![]() ![]() | ||
A4 | A罫7mm | ![]() ![]() | ー |
B罫6mm | ![]() ![]() | ||
A罫7mm・B罫6mm ドット入り | ![]() ![]() | ||
無地 | ![]() ![]() | ||
特殊罫 | ![]() ![]() |
さらさらは、B5からA4まで豊富なラインナップを取り扱っています。
しっかりは、一部のB5のみのラインナップとなっています。



しっかりのA5とA4は生産を終了しています。
さらさらを選ぶメリットは豊富な商品ラインナップ


さらさらを選ぶメリットは、商品ラインナップが豊富なことです。
さらさらは、罫線の種類、サイズなどの選択肢が非常に多いため、使用目的に応じて選ぶことが可能です。
さらに、表面の滑らかな加工により、ペンがスムーズに走るため、長時間の筆記や、速記にも適しています。
ラインナップが豊富なことで、さまざまなタイプのルーズリーフを使う場合でも、シリーズで揃えることができます。
用途に応じてノートを使い分けたい人におすすめ
さらさらは、罫線やサイズのバリエーションが豊富で、B5だけでなく、A5やA4なども展開されており、目的に合ったノートを選びやすくなっています。
さらに、ペン先が紙に引っかからず、スラスラと書けるため、軽いタッチで筆記できます。
そのため、軽い書き心地が好みの人はもちろん、用途に応じてノートを使い分けたい人には、さらさらがおすすめです。
さらさらの他の商品を、
しっかりを選ぶメリットは重厚な書き心地


しっかりを選ぶメリットは、重厚で手ごたえのある書き心地なことです。
表面にややザラザラした加工がされており、ペンがほどよく引っかかる感触があるため、安定した文字を書くことができます。
さらさらに比べて、じっくりと丁寧に文字を書くことに向いています。
また、少しザラついている紙質は、芯がすべりすぎず、狙った線が引きやすいため、鉛筆やシャープペンシルとの相性が良いです。
落ち着いてじっくり書きたい人におすすめ
しっかりは、ペンが紙にほどよく引っかかる感触があるため、速く書くことよりもきれいに書くことや整えて書くことに向いています。
さらに、狙った位置にペン先が止まりやすいので、繊細な線を引くことにも適しています。
そのため、図やグラフをよく書く人や、落ち着いてじっくり書きたい人には、しっかりがおすすめです。
しっかりの他の商品を、
さらさらの口コミ・評判


さらさらの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
字が汚くて計算をミスってしまう子には、計算メモ用紙は方眼がいい。
— はちたま どんぐり (@8tama_donguri) April 12, 2024
10㎜で実線がないものがいいです
子供用学習ノートだとあまりないんだよね。
コクヨ キャンパス ルーズリーフ さらさら書ける B5 5mm方眼罫 50枚 ノ-837S-5N https://t.co/VFNbdF1qbL
コクヨ キャンパス ルーズリーフ(さらさら書ける)ノ-837P 縦罫 B5は、追求してきた中で、一番書きやすい。
— 生成りの無垢/Pさん (@pyidesu) March 9, 2014
良い口コミ
悪い口コミ
しっかりの口コミ・評判


しっかりの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
鉛筆で書くなら紙の引っ掛かり欲しいから、コレが1番良かった!次点はマルマン。マルマンは紙の質が安定してるね。紙の厚さはマルマンの方。キャンパスのさらさら書ける〜はツルツルし過ぎ。ナカバヤシのも試したいけど、見つからない💦ザラ感でエトランジェ・ディ・コスタリカ良かったみたいだけど→ pic.twitter.com/Sj1M8kLtYR
— はっち爺鯖@FF復帰リハビリ中 (@Hatch_nya) December 20, 2024
#朝活書写
— あすまま (@asmaman_yo) July 16, 2021
鯨祭り!
キャンパスのしっかり書けるルーズリーフは、ふかふかした書き心地で面白い
鉛筆だと、濃淡もしっかり出そう
プラチナ プレピー0.3(パイロット 色彩雫 孔雀 pic.twitter.com/njZBe12P6e
良い口コミ
悪い口コミ
さらさらとしっかりの違いまとめ
さらさら、しっかりの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() さらさら | ![]() ![]() しっかり | |
---|---|---|
発売日 | 1982年12月 | 2016年3月 |
表面の加工 | やや滑らかな加工 | ややざらっとした手触りの加工 |
書き心地 | 軽快な書き心地 | 重厚な書き心地 |
インクの吸収性 | やや早めで速乾性あり | インクが表面にとどまる傾向あり |
商品ラインナップ | 各種豊富なラインナップ | B5・A5・A4B5のみ 一部ラインナップ |
価格 (税込) | B5・A罫7mm(ドット入り) 360円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、軽い書き心地が好みの人や、用途に応じてノートを使い分けたい人はさらさら。
文字や図を落ち着いてじっくり書きたい人は、しっかりを選ぶのが良いと思います。
さらさら
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しっかり
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