家庭用プリンターとして、キャノンの製品を使っている人も多いのではないでしょうか。
キャノンのプリンターは昔から発売されており、続々と新しいモデルが登場しています。
プリンターにはインクカートリッジが必要ですが、「BCI-351」や「BCI-381」など、型番だけを見ても何が違うのかよくわからないと思っている人もいるかと思います。
この記事では、キャノンのプリンター用インクカートリッジ、
- BCI-351
- BCI-381
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
キャノンのBCI-351、BCI-381の違いを比較してみた
BCI-351とBCI-381の違いですが、以下の点が異なります。
- 対応機種
- インク
- 耐保存性
- インク残量検出方式
詳しく見ていきましょう!
違い①:対応機種

1つ目の違いは、対応機種です。
BCI-351とBCI-381は、使用できるプリンターが異なります。
BCI-351とBCI-381にはそれぞれICチップが付いており、対応しているキャノンのプリンターでのみ使用できます。
BCI-351とBCI-381は、それぞれインクのカラーなどでいくつか種類があるので、商品によって対応機種は異なりますが、BCI-351の方が古い製品に対応していて、BCI-381の方は比較的新しい機種に対応しています。
具体的な対応機種については、メーカーの公式サイトなどで確認することが可能です。
違い②:インク

BCI-351とBCI-381は、使われているインクが異なります。
BCI-351とBCI-381の黒の商品で比べた場合、BCI-351よりもBCI-381の方が黒の濃度が高くなっています。
違い③:耐保存性

BCI-351とBCI-381は、耐保存性が違います。
キャノン製品における写真の美しさと保存性を高めたシステムとして、「ChromaLife」という規格がありますが、BCI-351は「ChromaLife100+」の基準になっていますが、BCI-381は「ChromaLife100」の基準の商品になっています。
「ChromaLife100」は、アルバムでの保存100年が可能な規格になっていますが、「ChromaLife100+」では、アルバムでの保存300年、耐光性が40年、耐オゾン性が10年の規格で、より長期間印刷物を劣化させることなく保存ができます。
違い④:インク残量検出方式

BCI-351とBCI-381は、インク残量の検出方式が異なります。
BCI-351は、プリズム光学式+ドットカウント式の方式になっていますが、BCI-381では、ドットカウント方式のみになっています。
プリズム光学式は、インク内のプリズムに光を当てて、その光の反射角によってインク残量を検知する方式です。
ドットカウント方式は、印刷で使用したインク滴の出力回数によって、インク残量を測る方式になります。
BCI-351とBCI-381は対応機種が異なるインクカートリッジ

BCI-351とBCI-381は、対応しているプリンターが異なるインクカートリッジです。
BCI-351とBCI-381は、同じような形の商品であるものの、そもそも対応しているプリンターの機種が異なっています。
使われているインクやインク残量検出方式が異なっているので互換性はなく、使用しているプリンターによってBCI-351かBCI-381を選ぶ必要があります。
対応機種についてはキャノンの公式サイトなどで確認できるので、購入前にプリンターに対応したインクカートリッジを調べてから購入する方が良いと思います。
BCI-351
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BCI-381
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BCI-351の口コミ・評判

BCI-351の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
インク高いよぉ・・・
— 椎名恭平@うどん県民→福岡 (@a0111ab11) April 16, 2024
BCI-351の大容量タイプ×4個で5000円越えかぁ・・・
そりゃ血液より高いって言われるわな pic.twitter.com/b9KWs6QqgZ
まだBCI-350, BCI-351を使っている人が私以外にもいて感動した。 https://t.co/X4R09CvbyZ
— ジョゼフ・アンリ (@joseph_henri) March 18, 2025
BCI-351(CYM[BK]) + BCI-350(PGBK) のプリンタ用インクカートリッジ、純正品を発注する場合、楽天BICとCanon公式サイトでは、不思議なことにCanon公式サイトのほうが安いらしい。
— 笑い男 (@warai_otoco) April 6, 2024
在庫を7セット、XLタンクでで用意するつもりで足りない分を発注かけたら、5千円ぐらい公式サイトが安い。
良い口コミ
悪い口コミ
BCI-381の口コミ・評判

BCI-381の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
キャノンのBCI-351とBCI-381の違いまとめ
BCI-351、BCI-381の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() BCI-351 | ![]() BCI-381 | |
---|---|---|
発売日 | 2012年頃 | 2017年頃 |
対応機種 | BCI-381より古いキャノンのプリンター | BCI-351よりも新しいキャノンのプリンター |
インク | BCI-381よりも黒の濃度が薄い | BCI-351より黒の濃度が高い |
耐保存性 | アルバム保存300年 耐光性40年 耐オゾン10年 | 「ChromaLife100+」アルバム保存100年 | 「ChromaLife100」
インク残量検出方式 | プリズム光学式+ドットカウント式 | ドットカウント式 |
価格 (税込) (単品) | 970円 | 1,240円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、BCI-351とBCI-381は対応しているプリンターが異なっています。
使用しているプリンターによって、対応するインクカートリッジを購入するのが良いでしょう。
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