ベタピンに寄ると気持ちいいアプローチ。
プロのようにバックスピンを効かせて、球を戻すことに憧れますよね。
でも現実はそう簡単なものではありません。
むしろ思い通りに打てる人の方が少ないのではないでしょうか。
ウェッジは、いろんなメーカーから発売されていて、何を選べばいいのか難しいですよね。
プロのクラブを参考にしている人も多いのではないしょうか。
しかし、プロは自分に合うようなウェッジを選んでいるので、それが自分に合うかどうかはわかりません。
そこでこの記事では、「自分に合ったウェッジを見つけたい」という方にお勧めの、クリーブランドの人気ウェッジから、
- CBX
- CFX
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ（記事下に移動します）。
クリーブランドのCBXとCFXの違いを比較してみた
CBXとCFXの違いですが、以下の点が異なります。
- 商品バリエーション
- 構造
- ソールバリエーション
- フェース加工
詳しく見ていきましょう！
違い①：商品バリエーション
商品バリエーションが、CBXとCFXで異なります。
CFXの方がバリエーションが多くなっています。
バリエーションの違いは「ロフト角」「純正シャフト」になります。
それぞれの違いは以下のようになります。
- ロフト角（度）
- CBX：48/50/52/56/58
- CFX：46/48/50/52/54/56/58
- 純正シャフト
- CBX：1種類（ダイナミックゴールド115）
- CFX：3種類（ダイナミックゴールド115/N.S.PRO950GHスチール/Diamana for CGカーボン）
ゴルフアドバイザーCFXの方が選択肢が多いということになりますね！
違い②：構造
キャビティアイアンをご愛用されている方にとっては、CBX・CFXともにキャビティ形状なのでつながりがよくなじみやすいものです。
しかし、CBXとCFXには中空構造かどうかの違いがあります。
CBXは通常のキャビティバックウェッジになりますが、CFXは中空構造のキャビティバックウェッジになっています。
ウェッジに中空構造を採用しているクラブは珍しいのではないでしょうか。
さらにCFXでは中空部分に、ゲルバックインサートを装着しており、そのおかげで打球時に生じる余計な振動を抑制し、打感を向上させています。
ゴルフアドバイザーCFXの方が打感が良いということになりますね！
違い③：ソールバリエーション
CBXとCFXではソールのバリエーションが異なります。
CBXではＶソールを採用しながら、トウ側のソール幅を広く、ヒール側を狭めることで状況に応じてフェースを開いたりスクエアに構えることが可能になっています。
さらに、ダフリ防止に効果的なワイドソールも取り入れているため、芝の上を滑りやすく、アベレージゴルファーに多いダフリのミスを減らすことができます。
一方CFXでは、画像のとおり3種類のロフト別ダイナミックソールグラインド設計を取り入れており、「フルショットでの使用を想定したＶソール」、「主にバンカーでの使用を想定したＳソール」、「グリーン周りの様々な場面を想定したＣソール」を設定しています。
さらにヒールとトウを削ることで、ロブショットやピッチエンドランなどの多彩なショットへの対応を重視しています。
ゴルフアドバイザーダフリに強いのはCBXということになりますね！
違い④：フェース加工
フェース加工に使われているテクノロジーがCBXとCFXでは異なります。
CBXで使われているフェース加工は、RTX3シリーズで採用されているテクノロジーで、狭く深い溝・狭いピッチにすることで、様々なライで安定したスピン性能を発揮しています。
一方CFXでは、RTX4シリーズに採用されているテクノロジーを用いて、画像のようにフェース溝加工を3種類行い、ドライ条件だけでなくウェット条件でも優れたスピン性能を発揮できるようになりました。
ゴルフアドバイザースピン性能を求めるならCFXということになりますね！
CBXを選ぶメリットはウェッジの感覚が変わらないこと
CBXを選ぶメリットは、ウェッジ別で感覚が変わらないことです。
ロフト角が変わっても、ソール形状が同じなので、同じ感覚で打てることが期待できます。
スイングが安定しない人におすすめ
CBXは独自のクラブ設計により、クリーブランドウェッジの中でも特に許容性が高いため、スイングが安定しないゴルファーでもやさしくピンに寄せられるウェッジです。
またワイドなソール幅とＶソール形状のおかげで、ダフリに強いウェッジになっています。
CFXとは違い、ソールバリエーションが1種類のみですので、番手別で感覚が変わることがありません。
ダフリのミスに強く、番手を変えても感覚が変わらないので、毎回同じように打つことができない人やスイングが安定しないゴルファーにおすすめです。
CFXを選ぶメリットはシーン別の優しさ
CFXを選ぶメリットは、ソールバリエーションによりショットシーン別に優しさを求められることです。
CBXに比べて、ソールバリエーションが豊富なので実現されています。
使用シーン別に優しさを求める人におすすめ
CFXは番手別のソール形状設計となっているため、ショットシーンに応じた優しさと多様性が両立している特徴があります。
ダフリを軽減するものやバンカーを優しくしてくれるもの、ロブショットを楽にしてくれるものがあります。
そのため、自分の使用シーンに合わせた優しいクラブを選びたい人におすすめです。
CBXの口コミ・評判
CBXの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
CFXの口コミ・評判
CFXの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
クリーブランドのCBXとCFXの違いまとめ
CBX、CFXの違いをまとめると、以下のようになります。
CBX | CFX | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2017年12月23日 | 2019年10月中旬 |
| ロフト角（度） | 48/50/52/56/58 | 46/48/50/52/54/56/58 |
| 純正シャフト | 1種類 | 3種類 |
| 構造 | キャビティ | 中空キャビティ |
| ソールバリエーション | 1種類 | 3種類 |
| フェース加工 | RTX3ベース | RTX4ベース |
| 価格 (税込) | 15,120円 | 16,500円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、感覚を変えたくない人・スイングが安定しない人はCBX。
使用シーンに応じて優しさを変えたい人は、CFXを選ぶのが良いと思います。
