スコアメイクのカギを握っているアプローチ。
思い通りの球が出て寄ったときはすごく嬉しいですよね。
でもなかなか難しく、思い通りにいかないことも多いでしょう。
ウェッジにしても、多くのクラブメーカーから発売されていて、価格も性能もメーカーによって違うため、どれを選んでいいか難しいですよね。
アイアンからの繋がりも考えると、さらに難しくなります。
そこでこの記事では、「自分に合ったウェッジを見つけたい」という方にお勧めの、クリーブランドの人気ウェッジから、
- CVX
- CFX
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
CVXとCFXの違いを比較してみた
CVXとCFXの違いですが、以下の点が異なります。
- 重量配分
- 構造
- フェース加工
詳しく見ていきましょう!
違い①:重量配分
重量配分が、CVXとCFXで異なります。
CVXの方が重量を適正に配置している構造になってます。
CVXにはZIPCOREというテクノロジーが採用されており、ネック部分に軽比重のセラミックピンをインサートし、余剰重量を配分しています。
ユーザーの打点を位置に近い重心位置を実現できたことにより飛距離、スピン量が安定するとともに打感も向上します。
さらにHOLLOW CAVITY DESIGNというヒール側に空洞を設けたことで、さらなる余剰重量を創出し、ZIPCOREとの相乗効果で上下左右の慣性モーメントが拡大し、寛容性も向上しています。
一方CFXにはZIPCOREもHOLLOW CAVITY DESIGNも採用されていません。
しかし、ネック部分をナローホーゼルにすることで6.2gの軽量化と、キャビティ部分を空洞化させたことにより、15~30gの軽量化することに成功しています。
軽いのはCFXということになりますね!
違い②:構造
CVXは前述したとおり、ZIPCOREとHOLLOW CAVITY DESIGNに加えてGELBACKインサートを加えた設定になっています。
CFXはGELBACKインサートと逆テーパーブレード構造を採用しています。
両者に共通するGELBACKインサートは、打球時に生じる余計な振動を抑制し、打感を向上させる役割があります。
CFXにある逆テーパーブレード構造は、フェース上部に厚みを持たせたものであり、フェース上部でも打ち負けない安定した打感でアプローチを可能にしています。
打点のブレに強いのはCFXということになりますね!
違い③:フェース加工
スピン性能に大切なフェース加工方法が両者で異なります。
CVXはあらゆる条件下でも優れたスピン性能を発揮するULTIZIP GROOVES製法を採用しており、溝の設計をより深く、より鋭く、ピッチを狭くし、本数を増やすことでフェアウェイやラフなどのウェット条件でも安定したスピン性能を発揮します。
CFXでは、悪条件下でも優れたスピン安定性を発揮するRTX4フェーステクノロジーを採用していおり、3層の溝加工になっています。
CVXは2022年製で、CFXは2019年製ですので、CVXはCFXまでのフェース加工をより進化させて溝を増やしていることになります。
スピン性能を求めるならCVXということになりますね!
CVXを選ぶメリットはスピン性能の高さ
CVXを選ぶメリットは、高いスピン性能になります。
スピン性能の高さはアプローチに大切なボールを止めることが期待できます。
ボールを止めたい人におすすめ
CVXはCFXよりも溝の本数が多くなって、さらに深く鋭くなっているためスピン性能が向上しています。
またZIPCOREテクノロジーにより重量配分が最適化されているため、よりオートマチックに再現性の高いショットが打てることでしょう。
再現性と高いスピン性能でボールを止めたい人・バックスピンをかけたい人におすすめです。
CFXを選ぶメリットは逆テーパーブレード構造の恩恵
CFXを選ぶメリットは、逆テーパーブレード構造により打感が安定することです。
CVXに比べて、フェースに厚みがあるため打点のブレによるミスに強いです。
安定感を求める人におすすめ
CFXはトップブレードに向けて厚みを持たせている、逆テーパーブレード構造なので、フェース上部でのミスヒットにも強い特徴があります。
アプローチの際に打点がブレることは、自分の思い通りの球が出ないことになり、余計な打数が増えてしまうことでしょう。
CFXはミスヒット時でも打ち負けない打感がありますので、打点が安定しない人やミスヒット時に大きなミスが目立つ人におすすめです。
CVXの口コミ・評判
CVXの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
クリーブランド CVX ZIPCORE ウエッジを試打しました。
— ゴルフクラブ試打日記。 golfdaisuki.⛳ (@golfdaisuki2) December 26, 2022
クリーブランドらしい美顔で『据わり』もいいです。
構えたときはマニュアル感。
実際に打ってみるとオートマチックの易しさがある。
そんないいとこ取りのウェッジです。#クリーブランド #ウェッジ #CVXZIPCORE pic.twitter.com/lQciafPp6I
同伴プレーヤーが持っていたクリーブランド『CVX』を打たせてもらったら、アホほど簡単でちょっとビックリした。
— コヤマ カズヒロ (@ebird0214) May 5, 2023
機能性が素晴らしい。
説明が難しいけど、ソールが先に当たってボールを拾ってくれる。土の上からも簡単。
しかも安いみたい。
アプローチ苦手マンに良さそう😊 pic.twitter.com/zwXNGOSMal
【クリーブランドCVX ZIPCORE】
— なお@ゴルフクラブフィッター (@GolferNao) February 4, 2023
逆テーパーブレード設計(フェース厚みが上部まで)で上下の打点のズレに強い。
ソールが広く抜けがいいのでチャックリにも強し。
アプローチショットを簡単にしたいゴルファーに!
スピンボールを使えばきっちりスピンもかかります。 pic.twitter.com/ZmaSIYvR2R
良い口コミ
悪い口コミ
CFXの口コミ・評判
CFXの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
CVXとCFXの違いまとめ
CVXとCFX違いをまとめると、以下のようになります。
CVX | CFX | |
---|---|---|
発売日 | 2022年12月10日 | 2019年10月中旬 |
構造 | HOLLOW CAVITY DESIGN GELBACKインサート | ZIPCORE逆テーパーブレード | GELBACKインサート
フェース加工 | ULTIZIP GROOVES製法 | RTX4フェーステクノロジー |
重量(同シャフト時) | 46度435g | 46度442g |
純正シャフト | 3種類 | |
ロフト角(度) | 46/48/50/52/54/56/58 | |
ソールグラインド種類 | 3種類 | |
価格 (税込) | 17,600円 | 16,500円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、スピン性能を求める人はCVX。
安定感を求める人は、CFXを選ぶのが良いと思います。