ゴルフクラブの中で、最も長く、ヘッドが大きく、最も飛距離が出るドライバー。
ラウンド時のドライバーの出来は、スコアにも影響するとともに、気持ち面にも大きく影響することになります。
キャロウェイエピックフラッシュは、松山英樹プロや石川遼プロ、上田桃子プロをはじめとして多くのプロが使用していたこともあり、クラブとしての評価も高く、アマチュアゴルファーにも人気があるモデルです。
現在、同モデルは、日本モデルの他にUSモデルも販売されていて、どちらを選ぶのかは迷うところですね。
そこでこの記事では、人気ドライバーの「キャロウェイエピックフラッシュ」の、
- キャロウェイ エピックフラッシュ国内モデル
- キャロウェイ エピックフラッシュUSモデル
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
キャロウェイのエピックフラッシュ国内モデルとUSモデルの違いを比較してみた。
国内モデルとUSモデルのちがいですが、
- 商品バリエーション
- アジャスタブルホーゼルの有無
- ロフト角
- 純正シャフト
詳しく見ていきましょう!
違い①:商品バリエーション
商品バリエーションという点で、国内モデルとUSモデルには少しの違いがあります。
国内モデルとしては、EPIC FLASH、EPIC FLASH STAR、EPIC FLASH SUB ZEROの3モデルがあります。
一方、USモデルの方は、EPIC FLASH、EPIC FLASH SUB ZEROの2モデルの展開になっています。
国内モデルには、EPIC FLASH STARという国内専用モデルの存在があり、商品の種類が豊富になっています。
国内モデル
- EPIC FLASH
- EPIC FLASH STAR
- EPIC FLASH SUB ZERO



USモデル
- EPIC FLASH
- EPIC FLASH SUB ZERO



国内モデルとUSモデルでは、商品バリエーションに違いがあります。具体的には、国内向けには、EPIC FLASH STARという国内専用モデルが存在しています!
違い②:アジャスタブルホーゼルの有無
国内モデルの一部モデル、具体的にはEPIC FLASH STARには、アジャスタブルホーゼルの装着がありません。
ただし、国内モデルでもEPIC FLASHとEPIC FLASH SUB ZEROにはアジャスタブルホーゼルが装着されてします。
USモデルでは、全てのモデルにアジャスタブルホーゼルが装着されています。
アジャスタブル・ホーゼルとは、キャロウェイのドライバーやフェアウェイウッドに搭載されている可変できるスリーブのことです。
自分好みのクラブにするために、ロフト角やライ角をより細かく調整することができます。





国内モデルのEPIC FLASH STARにはアジャスタブル・ホーゼルが装着されていません!ただし、同じ国内モデルでも、EPIC FLASHとEPIC FLASH SUB ZEROには装着されています。装着モデルの方が、より細かいロフト角やライ角などの調整ができますね!
違い➂:ロフト角


国内モデルとUSモデルでは装着されているヘッドのロフト角が少し異なります。
それぞれのモデルのロフト角は以下の通りです。
国内モデルのロフト
- EPIC FLASH:9.0°、10.5°
- EPIC FLASH STAR:9.5°、10.5°、12.0°
- EPIC FLASH SUB ZERO:9.0°、10.5°
国内モデルのロフト角は上記おとおりですが、FLASHとSUB ZEROは9.0°と10.5°というロフト構成、STARは9.5°と10.5°に加えてウイメンズモデルとして12.0°のヘッドが用意されています。
前述の通り、EPIC FLASHとEPIC FLASH SUB ZEROには、アジャスタブル・ホーゼルが装着されているため、ロフト角を-1°~+2°程度の範囲での調整が可能です。
USモデルのロフト
- EPIC FLASH:9.0°、10.5°、12.0°
- EPIC FLASH SUB ZERO:9.0°、10.5°
USモデルのロフト角は上記のとおりですが、FLASHが9.0°、10.5°、12.0°のロフト構成で、SUB ZEROが9.0°と10.5度、STARは9.5°と10.5°の構成になっています。
USモデルのFLASH、SUB ZEROには、国内モデルと同様にアジャスタブル・ホーゼルが装着されているため、ロフト角を-1°~+2°程度の範囲での調整が可能です。



国内モデルとUSモデルでは、各モデルでロフト角に違いがあります。アジャスタブル・ホーゼルが装着されているモデルでは、マイナス1°~プラス2°程度の調整が可能になります!
違い④:純正シャフト


国内モデルとUSモデルでは装着されている純正シャフトのメーカーやモデル、長さが異なります。
それぞれの純正シャフトは以下の通りです。
国内モデルの純正シャフト
国内モデルで純正で選べるシャフトは以下の通りです。
EPIC FLASHとEPIC FLASH SUB ZEROが45.25インチのシャフトであるのに対して、EPIC FLASH STARは45.75インチと少し長めのシャフトが装着されています。
- EPIC FLASH(45.25インチ) :Fujikura Speeder EVOLUTION for CW、Graphite Tour AD XC-6、Mitsubishi Diamana ZF 60
- EPIC FLASH STAR(45.75インチ) :Fujikura Speeder EVOLUTION for CW ・EVOLUTION V 569・EVOLUTION VI 569、SLK 5、Graphite TourAD VR-5
- EPIC FLASH SUB ZERO(45.25インチ) :Fujikura Speeder EVOLUTION V 661、Graphite Tour AD SZ、Tour AD VR-6、Tour AD XC-6、Mitsubishi Diamana ZF 60
USモデルの純正シャフト


USモデルで純正で選べるシャフトは以下の通りです。
EPIC FLASH、EPIC FLASH SUB ZEROともに45.5インチのシャフトが装着されています。
- EPIC FLASH (45.5インチ) :Aldila Rogue Max 60、Max 75、Fujikura PRO 62 Green、Mitsubishi Diamana M+ Green 40、M+ Green 50、Project X HZRDUS T800 55
- EPIC FLASH SUB ZERO(45.5インチ):Mitsubishi Tensei AV Blue 60 (Standard)AV Blue 75 (Standard)、Project X EvenFlow Green 55 (Standard)、Project X HZRDUS Smoke Black 60 (Standard)、Smoke Black 70 (Standard)



国内モデルとUSモデルともに、ゴルファーのヘッドスピードや球筋、タイミングに合わせた選択ができるように、複数のタイプのシャフトがラインナップされていますね!
国内モデルとUSモデルとの差はシャフト
以上のように、国内モデルとUSモデルの違いを記載してきましたが、国内だけのモデルであるEPIC FLASH STARを除けば、両モデル間の大きな違いは、純正で選択できるシャフトが違うというところです。
それぞれのモデルで複数のシャフトが選べる構成になっています。
また、純正ではなく、ゴルファー自身のお気に入りのシャフトも選ぶことができますので、ご自身のスイング傾向、タイミング等に合わせたシャフトを選択するのが良いと思います。
既に、キャロウェイ社の新モデルドライバーであるPARADYMシリーズが販売されているため、EPICシリーズについては中古市場で購入することになります。
中古市場で国内モデルとUSモデルを見分けるためには、純正シャフトの違いで見分けることになります。ただし、リシャフトされている場合は、見分けることは難しいと思われます。(EPIC FLASH STARは全て国内モデルです)
EPIC FLASHの口コミ・評判


良い口コミ
悪い口コミ
EPIC FLASH STARの口コミ・評判


良い口コミ
悪い口コミ
EPIC FLASH SUB ZEROの口コミ・評判


良い口コミ
悪い口コミ


キャロウェイのエピックフラッシュ国内モデルとUSモデルの違いのまとめ
エピックフラッシュ国内モデルとUSモデルは、基本的には同じモデルであるため共通部分が多いですが、それぞれの仕様をまとめると、以下のようになります。


国内モデルとUSモデルを同じモデル間で比較すると、純正で選択できるシャフトが異なるところが違いになります。
FLASH![]() ![]() | STAR![]() ![]() | SUB ZERO![]() ![]() | FLASH![]() ![]() | SUB ZERO![]() ![]() | |
モデル | 国内モデル | USモデル | |||
発売日 | 2019年2月 | ||||
ヘッド体積 | 460cc | ||||
ロフト角 | 9.0 10.5 | 9.5 10.5 12.0 | 9.0 10.5 | 9.0 10.5 12.0 | 9.0 10.5 |
純正シャフト | 3種類 | 5種類 |
シャフトのスペック次第で飛びや方向性、タイミング等が異なりますので、可能であれば複数のモデル、シャフトを試打をしてから購入することをおすすめします。