摘みたて野菜室や、おいしさ密封急冷凍の機能で人気の『東芝』の『冷蔵庫』。
機能性だけでなく、デザインや大容量なのに省スペースですむ設計なども、人気を集めています。
この記事では、東芝の冷蔵庫の中で大容量モデルである、
- GR-V600FZS
- GR-V600FZ
- GR-V600FH
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
GR-V600FZS、GR-V600FZ、GR-V600FHの違いを比較してみた
GR-V600FZSとGR-V600FZ、GR-V600FHの違いですが、以下の点が異なります。
- フリードアポケット
- シーリングブライト・フロントブライト照明
- 氷結晶チルドモード
- 無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続
詳しく見ていきましょう!
違い①:フリードアポケット
GR-V600FZSとGR-V600FZには、フリードアポケットが付いている点が、GR-V600FHと異なります。
フリードアポケット
フリードアポケットは、ドアポケットの付け替えなしで、お好みの高さに調節できます。
高さが異なる調味料や飲料なども、ワンタッチで簡単に高さを6段階調節できるので、各家庭の使い方に合わせて自由にアレンジすることができます。
GR-V600FHには付いていないので、この点が違うと言えます。
違い②:シーリングブライト・フロントブライト照明
GR-V600FZSとGR-V600FZは、LEDのシーリングブライト・フロントブライト照明が搭載されているという点が、GR-V600FHと異なります。
冷蔵室のLED照明が、天井面とドア側面についているので、食材や冷蔵庫内を明るく見やすく照らしてくれます。
GR-V600FHには搭載されていないので、この点が違うと言えます。
違い③:氷結晶チルドモード
GR-V600FZSとGR-V600FZには、氷結晶チルドモードが搭載されているという点が、GR-V600FHと異なります。
氷結晶チルドモード
水分量が多い庫内の空気を冷やすことで、食材の表面に氷の膜を作り、生のおいしさと鮮度を守る機能です。
また、UV-LEDが搭載されているので、チルドルームの広範囲を除菌することができ、腐敗の原因となる食材表面に付いた菌の繁殖を防ぐことで、鮮度をしっかり保ってくれます。
GR-V600FHには搭載されていないので、この点が違うと言えます。
違い④:無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続
無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続について、GR-V600FZS・GR-V600FZ・GR-V600FHでそれぞれ異なります。
- GR-V600FZS…無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続
- GR-V600FZ…無線LAN接続のみ
- GR-V600FH…どちらもなし
冷蔵庫を無線LANに接続すると、AIが使用パターンを学習し、家庭ごとに最適化された省エネ運転を実現してくれます。
また、冷蔵庫内の明るさや、予定を音声で読み上げてくれる機能、他の家電の状況(東芝の無線LAN接続ができる家電)を教えてくれる機能も搭載されています。
さらにGR-V600FZSには、Bluetooth対応のスピーカーがついているので、音楽を流しながら料理をすることができます。
GR-V600FZSを選ぶメリットは無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続ができること
GR-V600FZSを選ぶメリットは、無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続ができることです。
冷蔵庫を無線LANにつなぐだけで、AIが使用パターンを学習してくれたり、Bluetooth(スピーカー)接続すれば、冷蔵庫から音楽を流すことができます。
料理時間を充実させたい人におすすめ
GR-V600FZSは、無線LAN・Bluetooth(スピーカー)接続ができる点から、料理時間を充実させたい人におすすめです。
好みの音楽を流しながら料理ができたり、アプリで食材管理や、音声で予定お知らせなどもしてくれるので、毎日の料理を手助けしてくれます。
GR-V600FZを選ぶメリットは特になし
GR-V600FZを選ぶメリットは、特にありません。
GR-V600FZは、Bluetooth(スピーカー)接続ができない点以外、上位モデルであるGR-V600FZSとほぼ同じスペックであるにも関わらず、価格がほぼ変わらないので、GR-V600FZSを選ぶ方がおすすめです。
GR-V600FHを選ぶメリットは高性能モデルと同じ大きさ(容量)なのに価格が安いこと
GR-V600FHを選ぶメリットは、高性能モデルと同じ大きさなのに価格が安いことです。
GR-V600FZSやGR-V600FZに比べて、機能・性能は劣りますが、大きさ(容量)が同じになっています。
また、本体の重さが上位モデルより約15kg軽い点もメリットと言えます。
大きさ重視で冷蔵庫を選んでいる人におすすめ
GR-V600FHは、上位モデルと同じ大きさであるにも関わらず、約10万円安く購入できる点から、大きさ重視で冷蔵庫を選んでいる人におすすめと言えます。
機能・性能も、冷蔵庫としては十分すぎるくらいのスペックなので、コストパフォーマンスが高いモデルとも言えます。
GR-V600FZSとGR-V600FZとGR-V600FHの違いまとめ
GR-V600FZS、GR-V600FZ、GR-V600FHの違いをまとめると、以下のようになります。
GR-V600FZS | GR-V600FZ | GR-V600FH | |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年3月中旬 | 2023年2月 | 2023年4月下旬 |
うるおい冷蔵室 | あり | ||
タッチオープン | あり | ||
シーリングブライト照明 フロントブライト照明 (LED) | あり | なし | |
フリードアポケット | あり | なし | |
チルドルーム | 速鮮チルドモード 解凍モード | 氷結晶チルドモード解凍モード | 速鮮チルドモード|
無線LAN | あり | なし | |
Bluetooth (スピーカー) 接続 | あり | なし | |
W-UV除菌 | あり | なし | |
本体の大きさ | 幅685mm 奥行745mm 高さ1,833mm | ||
重さ | 130kg | 123kg | 114kg |
価格 (税込) | ¥335,000 | ¥335,220 | ¥255,000 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、Bluetooth対応のスピーカーが搭載されている冷蔵庫がいい人はGR-V600FZS。
スピーカーが対応していないのにも関わらず、上位モデルのGR-V600FZSと価格が変わらないので、GR-V600FZを選ぶメリットは特にありませんが、GR-V600FHよりも機能・性能は優れています。
コスパ重視の人は、GR-V600FHを選ぶのがおすすめです。