ゴルフクラブの中で最もスピン性能やクラブの開閉の自由度が高いウェッジ。
状況に応じてクラブの使い方を変えたり、出玉を変えたりします。
アプローチとフルショットもこなすウェッジですが、クラブメーカー各社は独自の技術を投入し、年々高性能なものが登場しています。
プロの使用しているウェッジも様々です。
そのため、どのメーカーのどのクラブにしていいかわからないと思う方もいるでしょう。
そこでこの記事では「自分に合ったウェッジを見つけたい」という方にお勧めの、キャロウェイの人気ウェッジから、
- JAWS RAW(ジョーズロウ)
- CB(シービー)
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
キャロウェイのウェッジ、JAWS RAW(ジョーズロウ)とCB(シービー)の違いを比較してみた
JAWS RAWとCBの違いですが、以下の点が異なります。
- 商品バリエーション
- 構造
- ソールグラインド
詳しく見ていきましょう!
違い①:商品バリエーション


商品バリエーションという点が、JAWS RAWとCBで異なります。
JAWS RAWの方が商品バリエーション豊富となっています。
バリエーションの違う点は以下の通りです。
- ヘッド仕上げ
- JAWS RAW:クロム、ブラック(いずれもフェースノーメッキ)
- CB:クロム
- バンス角(度)
- JAWS RAW:8/10/12
- CB:10/12/14
- 純正シャフト
- JAWS RAW:3種類(Dynamic Gold S200/N.S.PRO MODUS3 TOUR115/N.S.PRO 950GH neo)
- CB:2種類(N.SPRO 950GH neo/N.S.PRO Zelos7)
- 左用設定
- JAWS RAW:有
- CB:無
JAWS RAWはフェースがノーメッキなのでスピン性能に期待できます。
CBはハイバンスな傾向があり、ダフリに強そうですね。
また純正シャフトはJAWS RAWが3種類ありますので、シャフトも自分に合ったものを選べます。

左用はJAWS RAW一択ということになりますね!
違い②:構造
構造という点もJAWS RAWとCBで異なります。
JAWS RAWはブレードタイプのウェッジになっており、CBと比較しても打感に優れています。
また両者ともにキャロウェイが誇る37Vグルーブを有しているため高いスピン性能があります。
しかし、JAWS RAWはフェース部分がノーメッキとなっているため、若干スピン性能に差があります。
CBにはノーメッキ加工がありませんので、その分JAWS RAWの方がスピン性能が優れています。
CBはその名の通り、キャビティバックタイプのウェッジです。
このウェッジはやさしさを最優先に設計し、グリーン周りが苦手なゴルファーに安心感と自信をもたらすキャビティバックで、大きなサイズにのヘッド形状をしています。
大きな見た目でプレーヤーに安心感を与えつつ、大きなヘッドの外周部分に重量を配分することにより高い慣性モーメントがあり、ミスヒットに強いヘッドになっています。
また、ヘッドはより心地良い打感を実現するべく、高強度ながら柔らかい性質を持つ431ステンレススチールで形づくられており、フェースの裏側には、単品ウェッジで初めてウレタン・マイクロスフィアも装備しています。
やさしさもありながら打感を備わっているということになります。



CBの方が優しいクラブということになりますね!
違い③:ソールグラインド




ソールグラインドが両者では異なります。
以前別の記事でも取り上げましたが、JAWS RAWのソールグラインドは4種類(S、X、W、Z)あります。
Sグラインドは様々なコンディションに対応するスタンダードなものです。
適度な幅のソールは、後方をリボン状に削り、リーディングエッジを緩やかにすることでライを選ばないオールラウンダーとなっています。
Xグラインドは、接地面を狭くすることで、フェースを開いたショットの自由度を高めたグラインドです。
また、面取りされたリーディングエッジがダフリ軽減となり、打ち込むタイプのショットメーカーに最適です。
Wグラインドは、ワイドなソールで優しさを実感できるグラインドです。
わずかに面取りされたリーディングエッジがスムーズなコンタクトを実現し、ダフリを軽減してくれます。
ソールグラインド設定は、48度がSのみ、50~56度がSとW、58度と60度はS、W、X、Zとなっています。
それに対してCBは、やさしさ重視のクラブであるため、多少ボールの手前から入っても芝の上を滑ってくれるよう、「トライレベル・ソール」という幅の広いユニークなソール形状が採用されています。
リーディングエッジ部分は面取り加工を施しているので、必要以上に芝に刺さることを防ぎ、ミスヒットを大幅に軽減してくれます。



CBの方が幅広ソールで優しいということになりますね!
JAWS RAWを選ぶメリットは打感と操作性の良さ


JAWS RAWを選ぶメリットは、打感と操作性の良さです。
打感と操作性の良さから、自分の思い通りにショットできることが期待できます。
自分の感覚でプレーしたい人におすすめ
JAWS RAWは複数のソールグラインドをロフト毎に最適に設定されており、状況に応じたショットを優しくしてくれます。
またブレードタイプのウェッジになるので操作性も兼ね備えています。
世界のトッププレーヤー達の使用率が高いウェッジなので、自分の感覚でプレーしたい人におすすめです。
CBを選ぶメリットは優しさ


CBを選ぶメリットは、優しさを追求していることです。
JAWS RAWに比べて、優しいクラブなのでミスに強いです。
ミスをなくしたい人におすすめ
CBはキャビティバック形状のウェッジなので、ミスヒットに強い特徴があります。
またソールも幅広になっているため、ダフリ系のミスに強いくなっています。
ザックリやチャックリに困っている人は一度試してみると良いでしょう。
ミスが減るかもしれません。
CBはミスを減らしたい人におすすめです。
JAWS RAWの口コミ・評判


JAWS RAWの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
CBの口コミ・評判


CBの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
キャロウェイのウェッジ、JAWS RAWとCBの違いまとめ
JAWS RAWとCBの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() JAWS RAW | ![]() ![]() CB | |
---|---|---|
発売日 | 2022年7月22日 | 2023年7月14日 |
ロフト角(度) | 48/50/52/54/56/58/60 | |
バンス角(度) | 8/10/12 | 10/12/14 |
ソールグラインド | 4種類 | 1種類 |
構造 | ブレードタイプ | キャビティバック |
純正シャフト | 3種類 | 2種類 |
打感 | 良 | 並 |
左用 | 有 | 無 |
ヘッド仕上げ | どちらもフェールはノーメッキ | クロム/ブラッククロム |
操作性 | 良 | 並 |
価格 (税込) | 26,730円 | 24,750円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、自分の感覚でプレーしたい人はJAWS RAW。
ミスをなくしたい人は、CBを選ぶのが良いと思います。