Lenovoが発売しているThinkPadのパソコンは、操作性が良いと評判のシリーズであり、日本だけでなく世界各国にユーザーがいる人気のモデルです。
同じThinkPadのパソコンでも性能やスペックは色々なものがあり、高速の作業が可能な高性能なモデルや、価格がそこそこのコスパが良いモデルまで幅広いラインナップがあります。
ただ、同じThinkPadでも似たような型番のものもあり、モデルによって何が違うのかわからず、どれを買えばいいか迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、LenovoのThinkPad、
- L380
- L390
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
Lenovo ThinkPadのL380、L390の違いを比較してみた
L380とL390の違いですが、以下の点が異なります。
- CPU
- バッテリー
- USB-Aのインターフェース
詳しく見ていきましょう!
違い①:CPU

L380とL390は、搭載できるCPUが異なります。
L380とL390で搭載可能なCPUは、以下の通りです。
![]() L380 | ![]() L390 | |
---|---|---|
CPU | 第8世代インテルCore 第7世代インテルCore | 第8世代インテルCore |
L380とL390の両方とも第8世代インテルCoreがありますが、同じ世代のCPUでも、L390の方がより新しいバージョンのCPUを選べます。
ただし、記事執筆時点において、L380とL390はLenovoの公式サイトでは購入できないモデルになっています。
違い②:バッテリー

L380とL390は、バッテリーが異なります。
L380とL390のバッテリーは、以下の通りです。
![]() L380 | ![]() L390 | |
---|---|---|
バッテリー | 約14.7時間 | 約15.4時間 |

L390の方が長く使用できますね!
違い③:USB-Aのインターフェース


L380とL390は、USB-Aのインターフェースが異なります。
L380とL390は、USB-Aのポートがありますが、そのバージョンについてL380はUSB3.0であるのに対し、L390はUSB3.1になっています。
USB3.0とUSB3.1では、USB3.1の方が新しいバージョンであり、USB3.1の方が2倍の速さでデータ転送ができるようになっています。
L380とL390はほとんど同じモデル




L380とL390は、ほとんど同じモデルのパソコンです。
L380とL390は、選択できるCPUやバッテリー時間などが異なっていますが、スペック上はあまり大きな違いがありません。
また、L380とL390は現状では直販サイトでは購入できないモデルであり、主に中古品のみの取り扱いになっています。
そのため、L380とL390のどちらかを選ぶ意味は特になく、購入時において価格が安い方を選べばいいでしょう。
L380の口コミ・評判


L380の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
my new gear…
— しゃぁ工場長@ (@syaaasan) February 18, 2023
lenovo thinkpad L380…
(安かったので… pic.twitter.com/zt9C5XjhZU
うちのThinkPad L380はM.2 SATAの256GB SSD(転送速度550MB/sec)を搭載している。
— @松本卓磨 (@takuma_501) October 3, 2024
これをPCI3.0 x4接続のシリコンパワー製1TB M.2 SSDに替えたら普通に動いた。
転送速度も約2,500MB/secと約5倍になり万々歳なのだが、M.2SATAスロットに普通のM.2挿しても動くのね。
知らんかった。(;・∀・) pic.twitter.com/cnoKCGKfd5
ジャンクガチャでThinkPad L380のCorei5、メモリ・SSD無し、筐体キズ多数、一部パーツ欠けを買って中古16GBメモリとアマゾンで最安だった256GB NVMe… pic.twitter.com/DclsCbV3PH
— Kojiro㌠/2日目西い32a (@kojiro_jn) September 30, 2023
良い口コミ
悪い口コミ
L390の口コミ・評判


L390の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
パウさんで購入した通電OK画面こないジャンクThinkPad L390、メモリとストレージ入れたら元気に動作した!液晶も外装もきれいだし、バッテリーも生きててこれお得すぎませんか…😊アップルシールもうれしい😊また追加のメモリ買いにいきます!#パウもりあげ隊 pic.twitter.com/sLAyDUiVky
— みぎおーぬ (@migiohnu) January 12, 2023
そういえばThinkPad L390のシステムを入れ直したときにタッチパッドが効かなくなって焦った。調べたらドライバダウンロードページのマウスとキーボードってページのELAN UltraNav ドライバーを入れてあげればタッチパッド使えるようになった。 pic.twitter.com/DQ1YaH1wDY
— ろっぱ (@roppay) March 15, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
Lenovo ThinkPadのL380とL390の違いまとめ
L380、L390の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() L380 | ![]() ![]() L390 | |
---|---|---|
発売日 | 2018年2月 | 2018年12月 |
CPU | 第7世代インテルCore | 第8世代インテルCore(L380より新しいバージョン) | 第8世代インテルCore
バッテリー | 約14.7時間 | 約15.4時間 |
USB-Aのインターフェース | USB3.0 | USB3.1 |
価格 (税込) | 29,800円 | 29,700円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、L380とL390はほぼ同じモデルであり、どちらかを選ぶ意味はないと言えるでしょう。
現状ではほぼ中古品の取り扱いのみになっており、購入時に値段が安い方を選ぶといいかと思います。