毎日の家事を手助けてくれる便利家電『アイロン』。
今では多くのメーカーが、通常のドライアイロンをはじめ、水蒸気の力でシワを伸ばしてくれる『スチームアイロン』など発売しているので、どれにしようか迷ってしまいますよね。
この記事では、日本の大手電機メーカー『パナソニック』から発売されている人気のアイロン、
- NI-U700
- NI-S56
- NI-A66
の違いについて、詳しく解説していきます。
NI-U700、NI-S56、NI-A66の違いを比較してみた
NI-U700とNI-S56、NI-A66の違いですが、以下の点が異なります。
- アイロン面素材とすべりやすさ
- スチーム機能
- 立ち上がりの時間
- 本体質量
詳しく見ていきましょう!
違い①:アイロン面素材とすべりやすさ
アイロン面素材とすべりやすさが、NI-U700とNI-S56とNI-A66でそれぞれ異なります。
NI-U700

NI-U700は、大きめのU型ベースで、アイロン面の素材は、セラミックコートになっています。
セラミックコートは、チタンやフッ素などの素材よりすべりやすく、アイロンをよりスムーズに動かすことが可能です。
NI-S56

NI-S56はU型ベースで、アイロン面の素材に、シルバーチタンコートを使用しています。
セラミックコートよりすべりやすさは劣りますが、そのぶん価格を抑えることが出来ます。
NI-A66

NI-A66はアイロン面の素材に、フッ素コートを使用しています。
一般的な安価のアイロンのほとんどは、フッ素コートになっており、セラミックやチタンに比べるとすべりやすくはないですが、リーズナブルな価格で買えるので、あまりアイロンを使用しない人であれば十分と言えます。

すべりやすさは、セラミックコート>シルバーチタンコート>フッ素コートという順番になります!
違い②:スチーム機能


スチーム機能が、NI-U700とNI-S56とNI-A66でそれぞれ異なります。
NI-U700とNI-S56には、スチームがでる機能が付いています。
スチーム量がそれぞれ異なり、NI-U700は平均約20g/分のスチームが噴出するのに対し、NI-S56は平均約9g/分なので、NI-U700のほうがスチーム量が多いと言えます。
NI-A66にはスチームが出る機能はないので、この点が違うと言えます。



NI-U700のスチーム量は、平均約20g/分ですが、最大で約25g/分のスチームが噴出されるので、より早くシワを伸ばすことが出来ます!
違い③:立ち上がりの時間


立ち上がりの時間が、NI-U700とNI-S56とNI-A66でそれぞれ異なります。
NI-U700は電源を入れてから使えるまで約100秒、NI-S56は約90秒、NI-A66は約75秒となっており、NI-A66がもっとも早くアイロンを使用できるということになります。
違い④:本体質量


本体質量が、NI-U700とNI-S56とNI-A66でそれぞれ異なります。
NI-U700は約1.5kg、NI-S56は約1.0kg、NI-A66は約800gとなっており、NI-A66がもっとも軽くなっています。



NI-A66は、スチーム機能もないので、本体がかなり軽く感じられます!
NI-U700を選ぶメリットはスチーム量が多いこと


NI-U700を選ぶメリットは、スチーム量が多いことです。
パナソニックのスチームアイロンの中で、もっとも噴出量が大きく、業務用レベルのモデルになっています。
スチーム量が多いので、頑固なシワもしっかり伸ばすことができます。
シワの付きやすい服を多く持っている人におすすめ
NI-U700はスチーム量が多く、シワ取り機能に優れている点から、綿・麻などのシワの付きやすい服を多く持っている人におすすめと言えます。
また、業務用レベルということもあり、シワ取りのために、スーツなどを頻繁にクリーニングに持っていく人は、NI-U700を使用すれば、お家で手軽に綺麗にすることができるので、クリーニング代を抑えることが出来ます。
NI-S56を選ぶメリットは価格が抑えられること


NI-S56を選ぶメリットは、価格が抑えられることです。
NI-U700に比べて、アイロン面素材がシルバーチタンコートなので、すべりやすさは少し劣りますが、フッ素コートよりはある程度すべりやすく、スチームも付いています。
これだけの十分な機能があり、約2600円で購入できるのは、コストパフォーマンスが高いとも言えます。
普段あまりアイロンは使用しないけれど、常備しておきたい人におすすめ
NI-S56は、普段あまりアイロンは使用しないけれど、ねんのため常備しておきたい人におすすめです。
たまに使用する程度であれば、安く購入できて、ある程度の機能が備わっているNI-S56で十分そうです。
NI-A66を選ぶメリットは本体が軽いこと


NI-A66を選ぶメリットは、本体が軽いことです。
NI-U700やNI-S56に比べて、本体の質量が軽く、スチームの機能もない(⁼水がない)ので、さらに軽くなります。
腕に負担の少ないアイロンを探している人におすすめ
NI-A66は、本体が軽い点から、腕に負担の少ないアイロンを探している人におすすめと言えます。
また、NI-A66はドライアイロンとなっており、洋服をパリッと仕上げてくれる効果があるので、仕事用のYシャツのアイロンがけに使用するのもおすすめです。
NI-U700の口コミ・評判


NI-U700の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
自動オフ機能が欲しくてアイロンを新調。PanasonicのNI-U700。
— えだまめ (@LifeWithKitchen) October 9, 2022
サイズも大きくなって、しかも有線にしたので途中で温度が下がることもなくなって、アイロンがけがかなりスピードアップしました。#NIU700 #panasonic #アイロン #時短家事 #洗濯室 #アイロンがけ #家電 #コード付き pic.twitter.com/vcj1FQ4KaK
良い口コミ
悪い口コミ
NI-S56の口コミ・評判


NI-S56の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
今日買ったのはコレ
— 株式会社ウーロン茶 (@oolong_tea_com) June 11, 2022
使ってて冷めない&ずっとスチームが出るので、まとめてのアイロンかけがかなり楽になった
パナソニック コード付きスチームアイロン ブルー NI-S56-A https://t.co/DP10b7mgSK
良い口コミ
悪い口コミ
NI-A66の口コミ・評判


NI-A66の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
うちの #アイロン、男前じゃなかと?#panasonic #NIA66 #NIーA66 pic.twitter.com/EmcSlrA9Wn
— ネコ (@InitialsBB__) October 12, 2019
良い口コミ
悪い口コミ
NI-U700とNI-S56とNI-A66の違いまとめ
NI-U700、NI-S56、NI-A66の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() NI-U700 | ![]() ![]() NI-S56 | ![]() ![]() NI-A66 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年11月1日 | 2021年11月1日 | 2009年2月1日 |
アイロン面素材 | セラミックコート | シルバーチタンコート | フッ素コート |
すべりの良さ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
スチーム量 | 最大25g/分 | 平均9g/分 | スチームなし |
ハイパワースチーム | あり | あり | なし |
スプレー機能 | あり | なし | なし |
立ち上がり時間(約) | 100秒 | 90秒 | 75秒 |
本体大きさ(約) | 幅126×高さ146×長さ298mm | 幅113×高さ135×長さ256mm | 幅100×高さ110×長さ230mm |
本体質量(約) | 1.5kg | 1.0kg | 0.8kg |
価格 | ¥9,180 | ¥2,682 | ¥3,082 |
以上のことから、スチーム・アイロンのすべりやすさが優れている、高性能なスチームアイロンを探している人はNI-U700。
「スチーム機能が付いているものがいいけど、価格も抑えたい」という人は、NI-S56を選ぶのが良いと思います。
ドライアイロンタイプのもので、とにかく軽くて扱いやすいアイロンがいい人は、NI-A66を選ぶのがおすすめです。