スコアメイクのカギを握っているアプローチ。
思い通りの球が出て寄ったときはすごく嬉しいですよね。
でもなかなか難しく、思い通りにいかないことも多いでしょう。
ウェッジにしても、多くのクラブメーカーから発売されていて、価格も性能もメーカーによって違うため、どれを選んでいいか難しいですよね。
そこでこの記事では、「自分に合ったウェッジを見つけたい」という方にお勧めの、クリーブランドの人気ウェッジから、
- RTX4
- RTX4フォージド
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
クリーブランドRTX4とRTX4フォージドの違いを比較してみた
RTX4とRTX4フォージドの違いですが、以下の点が異なります。
- 商品バリエーション
- 製造方法
- 設計
- フェース加工
詳しく見ていきましょう!
違い①:商品バリエーション


設定されている商品のバリエーションが、RTX4とRTX4フォージドで異なります。
RTX4の方がバリエーション豊富となっています。
バリエーションの違いは「ロフト角」「左用設定」「純正シャフト」の3点になります。
違う点は以下のようになります。
- ロフト角(度)
- RTX4:48/50/52/54/56/58/60
- RTX4フォージド:50/52/56/58/60
- 左用設定
- RTX4:有(ロフト角50/52/56/58)
- RTX4フォージド:無
- 純正シャフト
- RTX4:3種類(ダイナミックゴールド/N.S.PRO950GH/N.S.PRO MODUS3 TOUR120)
- RTX4フォージド:2種類(ダイナミックゴールド/N.S.PRO MODUS3 TOUR120

選択肢が多いのはRTX4ということになりますね!
違い②:製造方法
製造方法がRTX4とRTX4フォージドで異なります。
名前の違いからも分かる通り、RTX4は鋳造で作られており、RTX4フォージドは鍛造で作られております。
ゴルフ歴が長い人にとってはその違いは分かる事と思いますが、初心者の方に向けてその違いをまとめてみます。
鋳造とは?
「鋳造」とは、金属を溶かし、型に流し込むことで製造する方法のことであり、その特徴としては、複雑な形のものを作ることができるほか、複数の素材を組み合わせることが可能です。
複数の素材を組み合わせることができるため、より優しいクラブに仕上げることができます。
鍛造とは?
「鍛造」は、金属をプレスやハンマーによってたたいて成型する方法であり、鋳造とは違い他の素材を含まない純粋な金属だけで作っています。
そのため購入後である程度の調整が可能なため、自分仕様にすることができるほか、鋳造に比べて単一素材のため打感が柔らかくなります。



打感を求めるならRTX4フォージドということになりますね!
違い③:設計


RTX4とRTX4フォージドでは設計の違いもあります。
RTX4はRTXシリーズ史上最高のスピン性能を誇っており、国内外のツアープロを魅了していますが、RTX4フォージドはスピン性能、コントロール性能をそのままに、日本のゴルファーのための機能を新設計によって搭載し、操作性と打感にこだわっています。
RTX4フォージドはRTX4と違い、フェース上部に厚みを持たせた逆テーパーブレード設計になっています。
さらにフェース面積も拡大していることで、スイートエリアの拡大とフェース上部でも打ち負けない安定したアプローチを可能にしています。
さらにRTX4フォージドでは、ネック側の余剰重量をヘッドに最適配分しながら、トレーリングエッジの余剰重量をトゥ側に配置することで、よりセンターに近い重心設計を実現し、抜群の安定性を発揮します。



安定感ならRTX4フォージドということになりますね!
違い④:フェース加工


RTX4はRTXシリーズ史上最高のスピン性能を誇っており、国内外のツアープロを魅了していますが、RTX4フォージドではRTX4を上回る深い溝設計になっています。
画像のとおり他社製品と比較しても高い性能がある事がわかります。
RTXシリーズとして歴代で最も深い溝設計により、あらゆる条件下で安定したスピン性能を発揮しています。



スピン性能を求めるならRTX4フォージドということになりますね!
RTX4を選ぶメリットは価格の安さとバリエーションの多さ


RTX4を選ぶメリットは、RTX4フォージドより価格が安く、バリエーションが豊富ということです。
ゴルフにはお金がかかりますから、価格が抑えられるのは助かりますよね。
始めたばかりや左打ちの人におすすめ
始めたばかりのうちはいろいろと道具をそろえるのに費用が掛かりますよね。
すこしでも抑えられると助かります。
それにバリエーションが豊富にありますので、自分に合ったものを選ぶことができたり、クラブセッティングの幅が広がるようになります。
また左打ちの人にとっては、RTX4フォージドに左用の設定がないので、RTX4の方がおすすめです。
いろいろ試してみたいという人にもおすすめです。
RTX4フォージドを選ぶメリットは打感と操作性の良さ


RTX4フォージドを選ぶメリットは、打感と操作性の良さです。
RTX4フォージドはRTX4をベースに打感と操作性を求めて専用設計し、構造・加工しています。
アプローチに自分の感覚を出したい人におすすめ
RTX4フォージドではRTX4と比べてバリエーションが少ないながらも、理想的なフィーリングを目指し、製造・設計・加工を専用に施しています。
そのためクラブの操作性と打感が格段に向上しており、自分の思いのまま操ることができます。
なので自分の感覚をアプローチで出したい人や打感を素直に感じたい人にピッタリのクラブと言えるでしょう。
また優れたスピン性能がありますので、ボールを止めたいという人にもおすすめです。
RTX4の口コミ・評判


RTX4の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
RTX4フォージドの口コミ・評判


RTX4フォージドの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
クリーブランドRTX4とRTX4フォージドの違いまとめ
RTX4とRTX4フォージドの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() RTX4 | ![]() ![]() RTX4フォージド | |
---|---|---|
発売日 | 2018年8月20日 | 2019年3月16日 |
ロフト角 | 48/50/52/54/56/58/60 | 50/52/56/58/60 |
純正シャフト | 3種類 | 2種類 |
左用 | 有 | 無 |
スピン性能 | 非常に高い | 高い |
操作性 | 非常に高い | 高い |
製造方法 | 鍛造 | 鋳造 |
設計 | 逆テーパーブレード設計 | なし |
価格 (税込) | 16,500円 | 20,900円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、価格の安さとバリエーションを求める人はRTX4。
打感と操作性の良さを求める人は、RTX4フォージドを選ぶのが良いと思います。