数多くあるゴルフメーカーが力を入れて開発し、様々なバリエーションがあるアイアン。
見た目がかっこよすぎるマッスルバックから初心者向けのポケットキャビティまで、現在はいろいろな種類があってどれを選んでいいかわからないですよね。
そこで数あるクラブの中で、世界中のプロの使用率が高く、特にアイアンに力を入れているタイトリストについて調べてみました。
この記事では、「自分に合ったアイアンを選びたい」という方にお勧めの、タイトリストで人気のアイアンの中から、
- 620
- 718
の違いについて、詳しく解説していきます
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
タイトリスト620と718の違いを比較してみた
620と718の違いですが、以下の点が異なります。
- モデル数
- 種類
- シャフト
詳しく見ていきましょう!
違い①:モデル数
上記の写真で分かるように718と620はモデルの数が異なります。
718の方が6種類(写真は5種類のみ)あり、620は2種類になります。
620がすごい少なく感じます。
718と620に共通しているのはMBとCBの2種類のみであり、620はMBとCBの設定しかありません。
718はMBとCBの他に4種類ありましたが、その4種類は620とは別のTシリーズとして登場しています。
言いかえると620はアイアンの王道であるMBとCBを専門化したということでしょう。
一方多角化している718はMB、CBの他に、AP1、AP2、AP3、T-MBというモデルがあります。
MBやCBはプロが好んで使うモデルでもあり、難しいと思う人もいるでしょう。
特に初心者は最初のうちからMBやCBには手を出さないのが良いでしょう。
上級者には620ですね!
違い②:種類
620にはMBとCBの2種類だけですが、718にはMBやCBの他に、ポケットキャビティタイプや中空構造のモデルがあります。
MBとCBはアスリートモデルと言うだけあって上級者向けになりますが、ポケットキャビティや中空構造のモデルは、初・中級者モデルと言えます。
アスリートは状況に応じて異なる軌道の球を打ち分けるので操作性の良いMBやCBを使いますが、アマチュアゴルファーでは球を操作することがとても難しいです。
さらにMBやCBを打ったことがある人はわかると思いますが、サイズが小さい上にとてもシャローフェースに作られているので、まずまともにあてることが難しいです。
ですがポケットキャビティや中空構造のモデルのクラブは難しいMBやCBをより優しく簡単にするために開発されたモデルなだけあって、非常に気持ちよく打つことができます。
初心者の方には718の中でも優しさと飛びを兼ね備えているポケットキャビティタイプのAP1をおすすめします。
ポケットキャビティを打ちこなせるようになった中級者の方には、中空構造である718のAP3、またはT-MBをおすすめします。
718はレベルに応じたモデルがあるんですね!
違い③:シャフト
量販店で購入した時にはすでにシャフトが装着されていますが、718と620では最初からついている純正シャフトのバリエーションが違います。
620の純正シャフトは「ダイナミックゴールドAMT S200」のみの設定になります。
しかし718の純正シャフトは620と同じ「ダイナミックゴールド AMT S200」に加えて「N.S.PRO 950GH S」、「N.S.PRO MODUS3 TOUR 120 S」の3種類があります。
620を使いこなす上級者の方には、自分のあったシャフトにリシャフトさせることが予想されますが、
初心者の方にとっては何のシャフトにリシャフトすれば良いかわからないものです。
わからないのであれば、メーカーが組み合わせの良いシャフトとして選んでくれた純正シャフトを使うのが良いでしょう。
718では重さが異なる3種類のシャフトがありますので、振りやすいものを選ぶと良いでしょう。
初心者には718ですね!
620を選ぶメリットは美しさとフィーリングの良さ
620を選ぶメリットは、見た目の美しさとフィーリングの良さです。
写真のとおり、シンプルかつクラシックなデザインが誰もが憧れるMB、CBの美しさですが、620は数あるMB、CBのなかでも特にシンプルです。
そのシンプルさがとにかく美しいです。
フェーリングの良さももちろんトップレベルです。
トップラインは薄く、オフセットは最小限にしていることに加え、抜けも良く、自分の思い通りになる操作性を持ち合わせています。
状況に応じて球を打ち分けたい人におすすめ
620は状況に応じて球を打ち分けたい人におすすめです。
また見た目の美しさもありますので、かっこいいクラブを持ちたいという人にもおすすめです。
718を選ぶメリットは自分にあったモデルがある
718を選ぶメリットは、種類豊富なので自分に合ったモデルを選べることです。
620にはなかった、初・中級者向けのモデルがありますので、いろいろ試してみて自分に合ったものや打ちやすいものを選ぶことができます。
またそれぞれのモデルを番手ごとに組み合わせることも可能ですので、選択の幅が広がります。
何を選んだらいいかわからない人におすすめ
718は初・中・上級者向けモデルがありますので、何を選んだらいいかわからない人には、6種類をまず試打してみることをおすすめします。
試打した中で、打ちやすいと感じるモデルがあると思いますので、それを選んでいただくと良いでしょう。
620の口コミ・評判
620の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
718の口コミ・評判
718の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
アイアンはタイトリストの718 AP2を愛用
— 伊敷のリョー君 (@ishikinoryokun) July 26, 2020
めっちゃ良いです pic.twitter.com/HHcneV89WS
良い口コミ
悪い口コミ
タイトリスト620と718の違いまとめ
620、718の違いをまとめると、以下のようになります。
620 | 718 | |
---|---|---|
発売日 | 2019年8月30日 | 2017年9月30日 |
モデル数 | 2 | 3 |
番手 | ♯3~P | ♯3~P |
純正シャフト数 | 1 | 3 |
価格 (税込) | 132,000円 | 142,560円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、初・中級者の人は718。
上級者の人は、620を選ぶのが良いと思います。