『低温調理器』とは、下処理した食材・調味料を密閉袋に入れて、一定の温度で湯煎調理してくれる調理機器で、焼く・煮る・蒸すといった調理法に次ぐ、第4の調理法「低温調理」をすることができます。
温度と時間を設定しておけば、あとはほったらかしで加熱調理してくれるので、忙しい家庭にもおすすめの調理機器となっています。
この記事では、低温調理器で人気のメーカー、
- アノーバ
- ボニーク(BONIQ)
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
アノーバ、ボニーク(BONIQ)の違いを比較してみた
アノーバとボニーク(BONIQ)の違いですが、以下の点が異なります。
- プラグの仕様
- 最大使用可能水量・温度設定
- 取付方法
詳しく見ていきましょう!
この記事では、以下の同等モデルで比較しました。
・アノーバ:precision cooker pro
・ボニーク(BONIQ):pro
違い①:プラグの仕様
アノーバは、並行輸入品になるので、コンセントプラグの仕様がボニーク(BONIQ)と異なります。
アノーバは、アメリカの製品になっていて、日本向けのモデルが無いので、コンセントプラグがA-type3Pinになっています。

そのため、アノーバを日本で使用するには、変換アダプタが必要です。
ボニーク(BONIQ)は、通常のプラグになっているので、そのまま使うことができます。
違い②:最大使用可能水量・温度設定

アノーバとボニーク(BONIQ)は、最大調理容量が異なります。
アノーバ | ボニーク(BONIQ) | |
---|---|---|
最大使用可能水量 | 100L | 20L |
温度設定 | 0℃~92℃ | 5℃~95℃ |
比べてみると、アノーバはふた付きの状態で最大100Lの水量を使うことができるので、その分調理容量も大きくなります。
温度設定に関しては、アノーバは0℃から最大温度は92℃となっているのに対し、ボニークは5℃から最大95℃まで使うことができます。

ボニークの方が若干ですが、高い温度まで対応しているということになりますね!
違い③:取り付け方法
アノーバとボニーク(BONIQ)は、取り付け方法が異なります。
アノーバの取り付け方法は、ネジ式となっています。


ネジ方式は、幅広い厚みの鍋・容器に対応しやすいのがメリットとなっていますが、取り付けはクリップ式と比較すると手間が多いと言えます。
ボニーク(BONIQ)は、片手で取り付け・取り外しができるワンハンドクリップ式になっています。


取り外しが簡単というメリットがありますが、ネジ式のほうが、幅広い厚みに対応し、固定がしやすい仕様になっていると言えます。



簡単に取り付けできるのはボニーク(BONIQ)、どんな鍋・容器にも対応しやすいのはアノーバということになりますね!
アノーバを選ぶメリットは最大使用可能水量が多いこと


アノーバを選ぶメリットは、最大使用可能水量が多いことです。
最大100Lの水量で湯煎できるので、食材が大きい・多いものでもしっかりと熱を加えることができます。
世帯人数が多い家庭や多めに作って作り置きをしたい人におすすめ
アノーバは、世帯人数が多い家庭や多めに作って作り置きをしたい人におすすめです。
大量調理をしたい人は、最大使用可能水量が大きいアノーバのほうがおすすめです。
ボニーク(BONIQ)を選ぶメリットは使いやすい仕様なこと


ボニーク(BONIQ)を選ぶメリットは、アノーバより使いやすい仕様なことです。
アノーバは並行輸入品なので、日本でも使えるように変換プラグが必要ですが、ボニーク(BONIQ)はそのまま使うことができます。
また、ワンハンドクリップ式を採用しているので、片手で取り外しができる点もメリットと言えます。
初めて低温調理器を購入する人におすすめ
ボニーク(BONIQ)は、使いやすい仕様な点から、初めて低温調理器を購入する人におすすめと言えます。
業務用として使用できるスペックであるにも関わらず、操作や機能など、初めて低温調理器をする人でも簡単に使いこなすことができる仕様になっています。
アノーバの口コミ・評判


アノーバの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
アノーバしゅごいいいいいいい pic.twitter.com/93BMogPSyh
— しんたん (@shintandayo) August 6, 2018
帰宅した私を待っているのはハーブのプールで泳ぐ塩豚。さー、アノーバるよ。 pic.twitter.com/OMGVoM7176
— aya (@nanakomn) November 19, 2018
アノーバ選手の登場です!
— アプリコ@ゲムマ23秋 (@apricop) September 19, 2018
チャーシュー用の豚バラをタレに漬け込み、63℃で8時間アノーバさんに仕込んでもらいます。 pic.twitter.com/7CJYt17Zwd
アメリカ生活最後のアノーバ調理。
— AymとKotのパパ (@kpapa_a) September 22, 2020
ホールフーズの、ポンド6ドルお肉が柔らかステーキに‼️
時間があったので、56度で3時間。#低温調理 pic.twitter.com/FctQbmKwSC
塩、胡椒、ローズマリー
— 柊子 (@syusyull) November 22, 2020
安いお肉だったから
パサつき防止にオリーブオイル
57.5℃で4時間
アノーバにお任せ
ソースは肉汁と玉葱の摩り下ろし
醤油とバルサミコ酢
今夜は赤ワインで乾杯#Twitter家庭料理部#料理好きな人と繋がりたい#低温調理#おうち居酒屋 pic.twitter.com/Po3pm0yinJ
良い口コミ
悪い口コミ
ボニーク(BONIQ)の口コミ・評判


ボニーク(BONIQ)の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
本日48日目 胸の日です
— バキバキになるらいくん@310 (@Nice_Dream428) September 2, 2023
朝から頭が痛い…😭
でも嬉しいことが❗
やっとボニークpro届いた☺️
ラック買うの忘れたからDAISOで手作りラック👍️
めっちゃ楽しみや~~
ドキドキワクワク☺️ pic.twitter.com/OUuMoPLLff
ボニークproきたー❣️❣️❣️
— 恵比寿の削り師 (@_megmeg_megumi) May 26, 2020
低温調理器2つ目🤣 pic.twitter.com/5GLHu39AMr
今日届いたボニークProで作った鶏肉、旨すぎて、ヤバタニエン。
— くりくん🌰 (@kurikun92) March 14, 2020
こんなけ美味かったら、痩せるのなんかマジで、楽勝、笑
筋トレ後パサパサな鶏肉を嫌々食べてましたが、筋トレ後の楽しみも増えました❗️https://t.co/gJ40CsvlOQ#筋トレ初心者 #筋トレ #筋肉 pic.twitter.com/bUOcZYekXW
ボニークPROむずいわ。思ったより鍋の高さが必要。 pic.twitter.com/ifkkYwg3Oz
— ヨシオ (@JSn088) January 29, 2020
チャーシューは勿論、
— 水野豊@食べ歩き・お取り寄せブロガー/イラストレーター (@yutaka_mizuno) March 5, 2020
ボニーク(@BoniqJp )proで試しに
つくったものです🐰
はぁ、おいぴい pic.twitter.com/qokZBLwILo
良い口コミ
悪い口コミ
アノーバとボニーク(BONIQ)の違いまとめ
アノーバ、ボニーク(BONIQ)の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() アノーバ | ![]() ![]() ボニーク(BONIQ) | |
---|---|---|
発売日 | 日本未発売 | 2017年 |
定格電力 (最大) | 1200W | |
最大使用可能水量 | 100L | 20L |
温度範囲 | 0~92℃ | 5℃~95℃ |
wifi接続 | 可 | |
本体の大きさ | 高さ35cm 最大幅6.0cm 奥行き8.8cm | 高さ31cm 最大幅5.5cm 奥行き10cm |
コンセントプラグ | 変換プラグ必要 | そのまま使用可 |
取り付け | ネジ式 | ワンハンドクリップ式 |
価格 (税込) | ¥30,594~ (公式通販) | ¥33,000 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、大量調理ができるのものがいい人は、最大使用可能水量が多いアノーバ。
初めて低温調理器を購入する人は、そのまま使えて、取り外しも簡単なボニーク(BONIQ)を選ぶのがおすすめです。
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