働きながら家事をすることが当たり前になりつつある現代、家事の負担を減らす便利な家電が進化し続けています。
その中でも、ロボット掃除機は自動で掃除を行い、ただ吸引するだけでなく、水拭きまで行う製品が登場して、今では人の手で行う掃除と同等のクオリティで、部屋をピカピカにしてくれます。
ECOVACS(エコバックス)という中国のメーカーから発売されている、DEEBOTというロボット掃除機は、他メーカーよりも一歩早く、水拭き機能を充実させている製品です。
最新機種は10万を超える高額であるため、型落ちで安くなった製品を比較しながら購入したい人は多いのではないでしょうか。
この記事は、DEEBOTの中から
- T9
- T10
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ（記事下に移動します）。
DEEBOTのT9、T10の違いを比較してみた
T9とT10の違いですが、以下の点が異なります。
- 価格
- 水拭き機能
- 使用時間
- ダストボックスと水タンクの容量
- 音声アシスト機能
- 見守りカメラ
詳しく見ていきましょう！
違い①：価格
T9とT10は、価格が違います。
T9は2021年6月18日に発売されており、T10は2022年9月24日に発売されています。
発売時の価格は、T9が98,800円、T10が107,360円でした。
現在の価格は最安値で比較すると、T9が36,800円、T10が53,000円です。
T9の方が価格が安いです。
掃除機アドバイザー「T9+」「T10 PLUS」という製品もありますが、これらはそれぞれ「自動ゴミ収集台」が付いているという違いのみで、本体の機能は「+
(PLUS)」がない型番と同じです！
違い②：水拭き機能
T9とT10は、ともに水拭き機能がありますが、モップの性能に違いがあります。
T9は「OZMO Pro 2.0」、T10は「OZMO PRO 3.0」というモーターを搭載しており、T10の方がよりパワフルな動きを実現しています。
掃除機アドバイザーDEEBOTのこの水拭き機能は、人の手による水拭きよりも綺麗になると、とても好評な機能です！
違い③：使用時間
T9とT10は、使用時間が違います。
T9は約175分、T10は約260分連続して稼働します。
DEEBOTは、エネルギー残量が少なくなると、自動で充電台に戻り、充電が完了したら中断した箇所から掃除を再開する仕様です。
人の手で充電しなくても大丈夫ですが、充電台に戻る頻度が低い方が、効率良く掃除することができます。
充電時間は両方とも6.5時間で、T10の方がエネルギー消費が少ないです。
掃除機アドバイザー最新機種ではかなり改善されていますが、T9とT10は改良前の製品だったため、充電台に戻れない不具合もたまにあるという口コミが見られます！
充電の頻度が低い方がそういったトラブルを避けやすいです！
違い④：ダストボックスと水タンクの容量
T9とT10はともに、自動ゴミ収集機能を搭載していますが、それを行うための自動ゴミ収集台は別売りです。(名前に「+」「PLUS」が付くものは自動ゴミ収集台が付きます)
また、水拭きに使う水を本体に補充する必要があるため、ゴミ捨てと水の補充は人の手で行いますが、ダストボックスと水タンクの容量がそれぞれ違います。
ダストボックスの容量は、T9が420ml、T10が400mlです。
水タンクの容量は、T9が180ml、T10が20mlです。
ダストボックス、水タンク、ともにT9の方が容量が大きいです。
掃除機アドバイザーご家庭によって廃棄と補充の頻度はかなり違いますが、ダストボックスは400ml以上の容量があれば毎日ゴミを捨てる必要はない場合が多いです！
違い⑤：音声アシスト機能
T10には、「YIKO(イコ)」という、DEEBOT独自の音声アシスト機能があり、声だけで指示をして操作することが可能です。
他の家事をしている間など、手が離せない時などに役立ちます。
掃除機アドバイザーT9、T10どちらもアレクサには対応しています！
違い⑥：見守りカメラ
T10には、見守りカメラの機能もあります。
スマホでT10のカメラに映る様子を見ることができ、会話の機能もあるため、内線がわりとして使うこともできます。
掃除機アドバイザーT9とT10は、両方とも「エアフレッシュナー」の機能もあります！
T9を選ぶメリットはコスパの良さ
T9を選ぶメリットは、コスパの良さです。
吸引、水拭きともに充実していますが、最安値であれば3万円台で購入することができるので、圧倒的にコスパが良いです。
掃除機としての機能を重視する人におすすめ
見守りカメラや音声アシストの機能はありませんが、純粋にロボット掃除機として利用するうえで十分な機能があります。
また、T10よりも古い機種でありながら、ダストボックスや水タンクの容量は大きいなど、部分的にリードしている点もあるので、掃除機としての機能を重視する人におすすめです。
T10を選ぶメリットは見守りカメラとしても使えること
T10を選ぶメリットは、見守りカメラとしても使えることです。
ペットカメラやベビーカメラは固定型の物が多く、映せる範囲が限られますが、T10は部屋中の様子を見ることができます。
お子様がいるご家庭におすすめ
見守りカメラだけでなく、内線としての利用や、音声アシスト、部屋を良い香りにする「エアフレッシュナー」など、お子様とも一緒に楽しめる機能が充実しています。
掃除機としての役割だけでなく、ロボットとして幅広く活躍できるため、お子様がいるご家庭におすすめです。
T9の口コミ・評判
T9の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
T10の口コミ・評判
T10の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
ECOVACS(エコバックス)のDEEBOT T9とT10の違いまとめ
T9、T10の違いをまとめると、以下のようになります。
 |  | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2021年6月18日 | 2022年9月24日 |
| 吸引力 | 3000Pa | |
| 水拭き機能 | OZMO Pro 2.0 | OZMO PRO 3.0 |
| 使用時間 | 約175分 | 約260分 |
| 充電時間 | 6.5時間 | |
| ダストボックス容量 | 420ml | 400ml |
| 水タンク容量 | 180ml | 20ml |
| 音声アシスト | なし | あり |
| エアフレッシュナー | あり | |
| 見守りカメラ | なし | あり |
| 価格 (税込) | 36,800円 (最安値) | 53,000円 (最安値) |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、ロボット掃除機としての機能を重視して、安さと性能の両立を求める人はT9。
掃除機以外の機能も利用したい人は、T10を選ぶのがおすすめです。
