忙しい毎日を過ごす中、外出中や他の家事をしている間に、部屋が綺麗になっていたらいいのにな…と思ったことはありませんか?
それを実現したのが、ロボット掃除機です。
ECOVACS(エコバックス)という、中国のメーカーから発売されている、DEEBOTは、水拭きまで行ってくれるとても便利なロボット掃除機です。
現在はモップの洗浄まで自動で行うなど、お手入れまで次々と自動化されています。
この記事では、そんなDEEBOTの中から、
- X1 OMNI
- T20 OMNI
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
DEEBOTのX1 OMNI、T20 OMNIの違いを比較してみた
X1 OMNIとT20 OMNIの違いですが、以下の点が異なります。
- 価格
- 吸引力
- 色
- ブラシ
- 集塵容積
- 見守りカメラ
- 障害物回避システム
- モップリフト機能と清掃モード
- 温水によるモップ洗浄
詳しく見ていきましょう!
違い①:価格
X1 OMNIとT20 OMNIは、価格が違います。
X1 OMNIは2022年4月7日、T20 OMNIは2023年6月16日に発売されており、現在の価格を最安値で比較すると、X1 OMNIは75,800円、T20 OMNIは83,319円です。
価格は常に変動しますが、T20 OMNIの方が約1年新しい機種であるため、X1 OMNIの方が安いです。
最安値の比較なので、セールを行っている場合には、T20 OMNIの方が安くなる場合もあります!
違い②:吸引力
X1 OMNIとT20 OMNIは、吸引力が違います。
X1 OMNIが5000Paで、T20 OMNIが6000Paです。
Paというのは、吸引力を表す単位で、「パスカル」と読みます。
一般的なロボット掃除機の吸引力は2500〜3000Paなので、両方ともとても高い吸引力であることがわかります。
とくにT20 OMNIの吸引力が高いです。
吸引力は正確な数値化が難しいので、メーカーは基本的におよその数値を提示しています!
違い③:色
X1 OMNIとT20 OMNIは、色が違います。
X1 OMNIはブラック×シルバー、T20 OMNIはホワイト×シルバーです。
付属する「ステーション」も本体と同じ色です!
違い④:ブラシ
X1 OMNIとT20 OMNIは、メインブラシが違います。
X1 OMNIは通常のブラシですが、T20 OMNIは「ゴムブラシ」を使用しているため、より力強く掃除することができ、衛生的でもあります。
通常のブラシの方が使いやすいと感じた場合、別売りで購入すれば、T20 OMNIには通常ブラシを付けて使うことができますが、X1 OMNIにゴムブラシを付けることはできない点に注意してください。
別売り価格を比較した場合は、ゴムブラシの方が高いです!
違い⑤:集塵容積
集塵容積とは、溜めておけるゴミの量です。
X1 OMNIとT20 OMNIは、ともに「自動ゴミ収集機能」が搭載されており、本体のゴミがいっぱいになる前に、ステーションに戻りゴミを吸い上げて、本体のダストボックスを空にします。
人の手で交換が必要なのは、ステーション内の紙パックのみですが、こちらの交換頻度は1〜2ヶ月に1回程度です。
X1 OMNIとT20 OMNIは、本体の集塵容積に違いがあります。
X1 OMNIは400ml、T20 OMNIは300mlまでゴミを本体に溜めることができます。
人の手で交換が必要な箇所ではありませんが、ステーションに戻る頻度が低い方が効率よく掃除をできるので、集塵容積が大きい方が使い勝手が良いです。
紙パックは埃をしっかりと納める構造なので、人の手で埃に触れる機会がほとんどありません!
違い⑥:見守りカメラ
X1 OMNIは「見守りカメラ」として使うこともできます。
高画質のカメラで視点を変えながら、ペットやお子様の様子を確認したり、会話の機能もあるため、内線がわりとして使うこともできます。
X1 OMNIのカメラは、AIの「目」としての役割も果たしているので、次の項目でも詳しく解説します。
こちらはT20 OMNIにはない機能です!
違い⑦:障害物回避システム
X1 OMNIとT20 OMNIは、障害物回避システムが違います。
X1 OMNIはカメラで物体を「見る」ことで、AIが障害物を認識して動くことができます。
T20 OMNIはセンサーで物体を感知しており、こちらも立体的に障害物を感知する機能ではありますが、障害物回避システムに関しては、X1 OMNIがより正確です。
DEEBOTはコードを避けるのが苦手という口コミが度々見られますが、スリッパや、床に置きっぱなしにしたままのおもちゃなどは、都度認識してしっかり避けることができます!
違い⑧:モップリフト機能を清掃モード
T20 OMNIには「モップリフト」という機能があります。
従来のDEEBOTは、水拭きと吸引は分けて作業する必要がありましたが、T20 OMNIは、その場でモップを高く持ち上げて動くことができるので、水拭きと吸引を同時に行うことができます。
X1 OMNIには、「水拭き」「吸引」と2つの清掃モードがありますが、T20 OMNIはその2つに加えて、「吸引+水拭き」「吸引してから水拭き」という清掃モードも追加されています。
カーペットは吸引のみなど、自動で判断して掃除をしてくれます!
ただし、畳は検出できないので注意してください!
違い⑨:温水によるモップ洗浄
X1 OMNIとT20 OMNIは、ともにステーションでモップの洗浄から乾燥まで自動で行います。
このモップ洗浄が、X1 OMNIは水を使用しますが、T20 OMNIは温水を使用します。
台所の油汚れを拭いた後のモップも綺麗に洗うことができるため、T20 OMNIの方がモップ洗浄が優れています。
55度の温水で洗浄するので、モップを傷める心配もありません!
X1 OMNIを選ぶメリットはカメラの性能の高さ
X1 OMNIを選ぶメリットは、カメラの性能の高さです。
このカメラがあることによって、障害物回避システムが優れていることは勿論、見守りカメラとしての利用など、幅広く利用できる点も大きなメリットです。
お子様やペットがいるご家庭におすすめ
X1 OMNIの見守りカメラは、スマホから映像を確認して使うことができるので、外出先からお留守番中のお子様やペットの様子を見守ることもできます。
外出中に部屋を綺麗にしつつ、家の様子を見ることができるので、お子様やペットがいるご家庭におすすめです。
T20 OMNIを選ぶメリットは温水によるモップ洗浄ができること
T20 OMNIを選ぶメリットは、温水によるモップ洗浄ができることです。
水の洗浄だけでは落としきれなかった油汚れなども、綺麗に落とし切ることができます。
清掃からお手入れまで自動で完結したい人におすすめ
T20 OMNIは、清掃機能の高さに加えて、今までは定期的に、人の手でお手入れをしないと綺麗にならなかったモップの洗浄も改良されました。
充電、本体のゴミの回収、モップ洗浄の3つを完全に自動化し、人の手で必要なのはステーション内の水と、紙パックの交換のみとなりました。
水の交換頻度は、水拭き機能の使用頻度によって変わりますが、紙パックの交換は1〜2ヶ月に1回なので、1ヶ月以上人の手を使わずに掃除を完結することも可能です。
掃除からお手入れまで自動で完結したい人にとてもおすすめです。
X1 OMNIの口コミ・評判
X1 OMNIの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
T20 OMNIの口コミ・評判
T20 OMNIの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
DEEBOT(エコバックス)のX1 OMNIとT20 OMNIの違いまとめ
X1 OMNI、T20 OMNIの違いをまとめると、以下のようになります。
発売日 | 2022年4月7日 | 2023年6月16日 |
吸引力 | 5000Pa | 6000Pa |
色 | ブラック×シルバー | ホワイト×シルバー |
ブラシ | 通常ブラシ | ゴムブラシ |
モップリフト | なし | あり |
使用時間 | 約260分 | |
充電時間 | 6.5時間 | |
集塵容積(本体) | 400ml | 300ml |
障害物回避システム | カメラによる立体認識 | センサー |
モップ洗浄 | 水 | 温水 |
見守りカメラ | あり | なし |
価格 (税込) | 75,800円 | 83,319円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、見守りカメラの利用を含めて、幅広く利用したい人はX1 OMNI。
お掃除からお手入れまで、自動で完結させたい人はT20 OMNIを選ぶのがおすすめです。