本格的なDIYを楽しむには電動工具が必須ですが、電動工具の中でも上級者向けと言われているのがグラインダーです。
仕事で使う場合は資格が必要な工具ですが、DIYなどの私的な利用であれば誰でも挑戦できます。
HiKOKI(ハイコーキ)が展開している製品は、インパクトドライバーなどの初心者向け工具から、チェンソーやミキサーなどのプロ用工具までさまざまです。
G3610DAとG3610DCはともにプロ用という位置付けですが、この記事ではプロの工具に挑戦してみたい人のために、
- G3610DA
- G3610DC
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
HiKOKI(ハイコーキ)のG3610DA、G3610DCの違いを比較してみた
G3610DAとG3610DCの違いですが、以下の点が異なります。
- 発売時期と価格
- カラーと重量
- 最大出力と回転数
詳しく見ていきましょう!
違い①:発売時期と価格

G3610DAは2017年8月、G3610DCは2022年11月に発売されました。
現在の価格を比較してみると、G3610DA急速充電器とバッテリー1つが付属するセットで38,600円、G3610DCは本体のみで34,300円です。
一見すると同じくらいに見えるのですが、HiKOKIのバッテリーはあらゆる工具と互換性があり高額なため、G3610DAの方が価格がかなり下がっていると判断できます。
2機種とも100mmのトイシを利用できるモデルで、G3610DCはG3610DA後継機という位置付けです。

ケースがつくセットやバッテリーがもう一つ付属するセットなど、販売店によって色んな組み合わせがあります!
違い②:カラーと重量


G3610DAとG3610DCはカラーラインナップが違います。
G3610DAはアグレッシブグリーンの1色、G3610DCはアグレッシブグリーンとストロングブラック2色です。
また、重量もわずかに違いがありG3610DAは2.6kg、G3610DCは2.5kgと、どちらもコード付きのグラインダーと比較するとバッテリーがある分重さもあります。



コード付きのグラインダーの方が長時間の利用には向いていますが、電源を確保する必要があります!
違い③:最大出力と回転数


G3610DAとG3610DCの最大出力と回転数を以下の表で確認していきましょう。
![]() ![]() G3610DA | ![]() ![]() G3610DC | |
---|---|---|
最大出力 | 1270W | 1500W |
回転数 | オートモード 5,500min(回/分) 変速モード 3,000~10,000min(回/分) | オートモード 5,500min(回/分) 変速モード 3,200~10,000min(回/分) |
G3610DCは後継機であるため、最大出力が20%上がりました。
どちらも材料を切るうえで十分なパワーがありますが、出力が高い方がよりスムーズに作業できます。



トイシを交換する場合は「自由研削といし取替試運転作業特別教育」という資格が必要です!
G3610DAを選ぶメリットは価格が安いこと


G3610DAを選ぶメリットは、価格が安いことです。
充電器とバッテリーが付属するセットでも4万円以下で購入できます。
サブ機としての利用におすすめ
コンクリートや金属を本格的に加工する場合は、本体が軽く馬力が安定している有線のグラインダーを利用する人が多いです。
ただし、作業する環境によっては(電源が確保できない場合など)部分的にコードレスのグラインダーが必要になることもあるため、プロは2つ目のグラインダーとしてコードレスを選ぶケースが多いです。
G3610DAはG3610DCよりも馬力は劣りますが、部分的な利用ならば十分な使用感を実現しているので、サブ機としての利用におすすめです。
G3610DCを選ぶメリットは最大出力が高いこと


G3610DCを選ぶメリットは、最大出力が高いことです。
より強力な回転で材料を安定して切断できます。
DIY上級者におすすめ
グラインダーはプロの需要が圧倒的に高く、DIYではコンクリートや金属を扱う上級者向けの工具です。
G3610DCは最大出力が高く、材料をしっかりと切ることができるのでDIY上級者におすすめです。
G3610DAの口コミ・評判


G3610DAの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
G3610DCの口コミ・評判


G3610DCの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
HiKOKI(ハイコーキ)のG3610DAとG3610DCの違いまとめ
G3610DA、G3610DCの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() G3610DA | ![]() ![]() G3610DC | |
---|---|---|
発売日 | 2017年 8月 | 2022年 11月 |
トイシ径 | 100mm | |
カラー | アグレッシブグリーン | アグレッシブグリーン ストロングブラック |
本体質量 (バッテリー装着時) | 2.6kg | 2.5kg |
最大出力 | 1270W | 1500W |
回転数 | オートモード 5,500min(回/分) 変速モード 3,000~10,000min(回/分) | オートモード 5,500min(回/分) 変速モード 3,200~10,000min(回/分) |
スイッチ形式 | スライド | |
充電時間 | 約25分(実用充電約19分) | |
価格 (税込) | (急速充電器・電池1個付) | 38,600円(本体のみ) | 34,300円
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、安く購入したい人はG3610DA。
パワーを重視したい人は、G3610DCを選ぶのがおすすめです。