一昔前のDIYは、「日曜大工」と呼ばれた作業の延長線上のようなものでしたが、今ではSNSの普及により、プロのようなクオリティを目指す方も増えてきました。
本格的な作業を行う際、「グラインダー」という工具があればコンクリートや鉄筋を切ることが可能です。
HiKOKI(ハイコーキ)というメーカーは「日立工機」の略で、家電製品でも有名なHITACHIから展開されています。(「ハイコーキ」が正式な名称ですが「ヒコーキ」と呼ぶ方もいます)
HiKOKIは、たくさんの工具を販売しており、同じバッテリーがたくさんの製品に使えることも大きなメリットです。
この記事では、HiKOKIのグラインダーである
- G3610DC
- G3610DD
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
HiKOKIのG3610DC、G3610DDの違いを比較してみた
G3610DCとG3610DDの違いですが、以下の点が異なります。
- カラーラインナップ
- スイッチ形式
詳しく見ていきましょう!
違い①:カラーラインナップ

G3610DCとG3610DDはカラーラインナップが違います。
G3610DCはアグレッシブグリーンとストロングブラックの2色、G3610DDはアグレッシブグリーンの1色のみです。
サイズや重量は同じで、出力や回転数、公式での価格も共通しています。

「トイシ」と呼ばれる刃の部分が100mmのモデルなので、細かい切断でも活躍します!
違い②:スイッチ形式


G3610DCとG3610DDはスイッチ形式が違います。
G3610DCは「スライド式」、G3610DDは「パドル式」です。
スライド式はONにしたら作動して、OFFにしたら止まるというシンプルな操作ですが、パドル式は押し続けている間のみ作動します。
スライド式は作業量が多い場合に適しており、パドル式は部分的な作業に適している操作性です。



プロの現場ではスライド式が利用されていることが多いです!
G3610DCを選ぶメリットはスイッチがスライド式であること


G3610DCを選ぶメリットは、スイッチがスライド式であることです。
OFFにするまで動き続けるので、作業量が多い場合に活躍します。
本格的に作業したい人におすすめ
スライド式のグラインダーはプロの現場でも多く利用されており、コンクリートブロックを切る場合など、一定の時間がかかる作業ではOFFにするまで動き続けた方が使いやすいと感じる方が多いです。
プロの方は勿論、花壇を自分で造りたい場合やコンクリートブロックを使ったDIYなど、本格的に作業したい人におすすめです。
G3610DDを選ぶメリットはスイッチがパドル式であること


G3610DDを選ぶメリットは、スイッチがパドル式であることです。
押してる間だけ動くので、必要な分だけ作動させて作業できます。
部分的な利用が多い人におすすめ
パドル式の場合は必要な分だけ押して動かす仕組みなので、ピンポイントで材料を切断したいケースで活躍します。
例えば、鉄筋は鉄筋カッターを利用して切る場面が多いですが、既にコンクリートに埋め込まれた鉄筋を切る場合や、ブロックに差し込んだ鉄筋を短くしたい場合などにはグラインダーが必要です。
必要な箇所だけ体感的に作動させることができるので、部分的な利用が多い人におすすめです。
G3610DCの口コミ・評判


G3610DCの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
G3610DDの口コミ・評判


G3610DDの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
HiKOKIのG3610DCとG3610DDの違いまとめ
G3610DC、G3610DDの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() G3610DC | ![]() ![]() G3610DD | |
---|---|---|
発売時期 | 2022年 11月 | |
トイシ径 | 100mm | |
カラー | アグレッシブグリーン ストロングブラック | アグレッシブグリーン |
機体寸法 | 縦 363mm 横 60mm | |
本体質量 (バッテリー装着時) | 2.5kg | |
最大出力 | 1500W | |
回転数 | オートモード 5,500min(回/分) 変速モード 3,200~10,000min(回/分) | |
スイッチ形式 | スライド | パドル |
充電時間 | 約25分(実用充電約19分) | |
価格 (税込) | 34,300円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、スライド式を使いたい人はG3610DC。
パドル式を使いたい人は、G3610DDを選ぶのがおすすめです。