コードレスのヒーターは、停電時の備えやキャンプの時にも活躍します。
カセットコンロやプレートで有名なイワタニからは、カセットガスで動くヒーターも販売されており、そのパワーの強さや持ち運びやすさから普段使いでも人気です。
「風暖(KAZEDAN)」というシリーズのヒーターは、年式によって少しずつ特徴が違うのですが、価格が下がっている旧型と新型を比較して購入を考えたい人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 新型(CB-GFH-5)
- 旧型(CB-GFH-3)
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
イワタニの風暖 新型、旧型の違いを比較してみた
新型と旧型の違いですが、以下の点が異なります。
- 価格
- 本体カラー
- 弱モードのガス消費量
詳しく見ていきましょう!
違い①:価格

風暖の新型は2022年8月、旧型は2021年9月に発売されました。
現在の価格をそれぞれ比較してみると、新型は41,000円、旧型は38,800円です。(Amazonでの比較)
ただし、タイミングによっては新型がセールになることもあり、旧型は新品の在庫が少なく、既に中古のみ取り扱っている店舗も多いため、総合的に見ると同じくらいの価格帯で販売されています。

旧型は公式サイトでは既に掲載がなくなっています!
違い②:本体カラー


新型と旧型は本体カラーが違います。
新型はメタリックグレー、旧型はライトローズです。
見た目は上の写真のような違いがあります。
次の項目で解説する機能面の違いはとても小さな差であるため、新型と旧型の最も大きな違いは本体カラーです。



この記事で紹介している旧型は2021年モデルですが、それより更に古いモデルも基本的に色が違います!
違い③:弱モードのガス消費量


風暖の運転モードには「標準」と「弱」があります。
新型と旧型の機能面には一点だけ違いがあり、それは「弱モードのガス消費量」です。
新型のガス消費量は約94g/hですが、旧型は約109g/hで、新型の方がやや燃費が改良されています。
また、弱モードの「発熱量が違う」と記載されているサイトもあるのですが、そちらは誤情報で、発熱量自体は同じです。



ただし、こちらはあくまでスペック上の数値なので、実際の消費量は使用環境によって大きく変わります!
新型を選ぶメリットは省エネできること


新型を選ぶメリットは、省エネできることです。
旧型とわずかな違いではありますが、弱モードのガス消費量が少ないため一度に長く使用できます。
春や秋のキャンプで利用したい人におすすめ
風暖のメリットは、カセットガスさえあれば場所を選ばずに利用できることです。
やや肌寒くなることが多い春や秋であれば、弱モードでの運転が活躍するため、旧型よりも長時間利用できます。
春や秋のキャンプで利用したい人におすすめです。
旧型を選ぶメリットは色がライトローズであること


旧型を選ぶメリットは、色がライトローズであることです。
現在は価格が安いというメリットもあるのですが、違い①で解説した通り、総合的に見ると新型と大きな違いがないため、基本的には「ライトローズを選ぶならば旧型」と考える方が妥当です。
可愛い色を求める人におすすめ
風暖は機能性と軽さを重視したデザインであるため、見た目は「普通すぎる」と評価する人も多いのですが、旧型のライトローズはやや女性向けの色味で、落ち着いた印象と可愛さを両立しています。
可愛い色を求める人におすすめです。
新型の口コミ・評判


新型の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
旧型の口コミ・評判


旧型の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
イワタニの風暖「新型」「旧型」の違いまとめ
新型、旧型の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() 新型 | ![]() ![]() 旧型 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年 8月 | 2021年 9月 |
本体カラー | メタリックグレー | ライトローズ |
サイズ | 幅 319mm 奥行き 260mm 高さ 438mm | |
本体重量 | 約4.7kg | |
ガス消費量 | 通常 約145g/h 弱 約94g/h | 通常 約145g/h 弱 約109g/h |
連続燃焼時間 | 標準運転時:約1時間40分 弱運転時:約2時間30分 | |
価格 (税込) | 41,000円 | 38,800円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、燃費を抑えたい人や、メタリックグレーが好きな人は新型。
本体の価格を抑えたい人や、ライトローズが好きな人は、旧型を選ぶのがおすすめです。