髪を乾かしたり、なりたいヘアスタイルにセットするために欠かせないドライヤー。
ドライヤーは多くのメーカーから販売されており、その機能も価格帯も様々で、どれを選べばいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「自宅でサロンのような仕上がりを再現したい」という人におすすめの家電メーカーTESCOMのプロ仕様のドライヤーの中から、
- NB4000
- NIB500A
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
TESCOMのNB4000、NIB500Aの違いを比較してみた
NB4000とNIB500Aの違いですが、以下の点が異なります。
- ブランド
- 搭載イオン
- 温度切替
- 消費電力
- コードの長さ
- セットフード
- カラー展開
詳しく見ていきましょう!
違い①:ブランド
TESCOMが展開するどのブランドから販売されているかという点が、NB4000とNIB500Aで異なります。
NB4000は「Nobby」というブランドから販売されており、NIB500Aは「Nobby by TESCOM」というブランドから販売されています。
「Nobby」はプロフェッショナル向けとして展開し、50年以上の歴史を持つブランドです。
業務用ヘアケア家電を開発・販売し、多くの美容室で使用されています。
「Nobby by TESCOM」は、「Nobby」で開発された業務用ヘアケア家電をベースに、一般ユーザー向けにプロ仕様の機能を搭載したヘアケア家電を開発・販売しているブランドです。
自宅でサロンクオリティのスタイリングが再現できることをコンセプトにしています。
NB4000はプロ向けの業務用ドライヤー、NIB500Aは一般ユーザー向けの家庭用ドライヤーということですね。
違い②:搭載イオン
NB4000とNIB500Aは、搭載イオンに違いがあります。
NB4000の搭載イオンがマイナスイオンなのに対し、NIB500Aの搭載イオンは、プロテクトイオンになっています。
マイナスイオンは、髪の乾燥を防いで、水分を髪に閉じ込めることで、サラサラとした手触りとツヤ感を与えてくれます。
プロテクトイオンは、マイナスイオンとプラスイオンを同時に放出するTESCOMが独自開発したイオンです。
マイナスイオンととプラスイオンの働きで、髪の広がりや傷みの原因となる静電気を抑え、髪のツヤやまとまり感をアップすることができます。
マイナスイオンは髪の乾燥を抑える効果、プロテクトイオンは静電気を抑える効果があります。
違い③:温度切替
NB4000とNIB500Aは、温度切替の機能に違いがあります。
NB4000
NB4000には、即冷スイッチが搭載されています。
即冷スイッチ(COOL)を選択することで、ワンプッシュで簡単に温風と冷風を切り替えることができます。
温風の温度選択機能は搭載されていません。
NIB500A
NIB500Aは即冷スイッチでは無く、温度切替スイッチが搭載されています。
温度切替スイッチを選択することで、温風のHIGHとLOW、冷風のCOOLを切り替えることができます。
また、NIB500Aには温冷自動切替スイッチが搭載されています。
温冷自動切替スイッチは、風量をTURBOに固定し、自動で温風と冷風を繰り返します。
温冷を繰り返しながら、最適な風速で乾かすことで、乾かしすぎを軽減し、髪のツヤを高めることが可能です。
NB4000とNIB500Aともに、風量切替はBOOST・TURBO・SET・OFFの4段階です。
違い④:消費電力
NB4000とNIB500Aは、消費電力が異なります。
NB4000の消費電力は1500W、NIB500Aの消費電力は1300Wとなっています。
NB4000の方がNIB500Aよりも、消費電力が大きくハイパワーとなっています。
一般的な洗面台付属のコンセントの使用可能電力は、1000W前後の場合が多いため、ドライヤー選択の際は消費電力の確認が必要です。
違い⑤:コードの長さ
NB4000とNIB500Aは、コードの長さが異なります。
NB4000のコードの長さは3m、NIB500Aのコードの長さは1.7mとなっています。
NB4000はNIB500Aに比べて、コードが長くなっています。
NB4000は業務用なため、広いサロン内でも使いやすいようにコードが長くなっています。
違い⑥:セットフード
NB4000とNIB500Aは、付属のセットフードに違いがあります。
NB4000
NB4000に付属しているセットフードは標準的な形状となっています。
先端を絞ったフードで風を集中させることで、ヘアーセット時のブローが手軽に行えます。
NIB500A
NIB500Aに付属しているセットフードはブローのしやすい新形状となっています。
ブラシの端側に軽く引っ掛けながら使用できる形状で、フードとブラシで髪を挟み込みながら安定したブローができます。
NB4000とNIB500Aには、それぞれセットフードとスタンドが付属しています。
違い⑦:カラー展開
NB4000とNIB500Aは、カラー展開が異なります。
NB4000のカラー展開は、ホワイトとブラックの2色展開です。
NIB500Aのカラー展開は、ホワイトアッシュとスモーキーグレー、ブラックの3色展開となっています。
カラー展開は、NB4000よりもNIB500Aの方が多くなっています。
カラー展開が多いと、好みやインテリアに合わせて選びやすくなりますね。
NB4000を選ぶメリットは業務用ならではのハイパワー
NB4000を選ぶメリットは、ハイパワーな業務用であることです。
NB4000は業務用ドライヤーなため、消費電力が1500Wと大きく、パワフルな風圧と風速で安定した温風を送り出すことができます。
プロが使う業務用ドライヤーが欲しい人におすすめ
NB4000は、多くの美容室で使われている業務用ドライヤーです。
コンセント容量に1500W使用できる環境があれば、プロ用に開発されたハイパワーでパワフルな風で、素早く乾かすことができます。
また、マイナスイオン搭載で、髪の乾燥を防ぎサラサラな手触りとツヤのある上質な仕上がりに導いてくれます。
そのため、プロが使う業務用ドライヤーが欲しい人には、NB4000がおすすめです。
NIB500Aを選ぶメリットは多様な温度切替機能
NIB500Aを選ぶメリットは、温度切替の機能が多様なことです。
NB4000の温度切替がHOTとCOOLのみなのに対して、NIB500AはHIGH・LOW・COOLの3段階から選ぶことができます。
また、オーバードライを軽減し、髪のツヤ感を高めることができる温冷自動切替の機能も搭載しており、NB4000に比べて多機能なドライヤーとなっています。
髪の傷みが気になる人におすすめ
NIB500Aは温度切替がHIGH・LOW・COOLの3段階になっており、LOW(低温)設定の選択が可能です。
低温で乾かすことで、髪のキューティクルへのダメージを防ぐとともに、頭皮や髪への負担を軽減できます。
また、独自開発のプロテクトイオンを搭載しているNIB500Aは、髪の広がりや傷みの原因となる静電気を抑えることができます。
そのため、髪の傷みが気になる人には、NIB500Aがおすすめです。
NB4000の口コミ・評判
NB4000の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
新しいドライヤー届いた〜!
— かっきぃ@新 中 野 の ぽんこつ駄楽器奏者 (@kaquikaqui) March 31, 2022
テスコムNobby NB4000〜!
おぉっ、とんでもない風量だ〜!
メチャメチャ髪が乾くの速い〜!
Nobbyはこれで4代目だけど〜、
これが一番イイかも〜!😃 pic.twitter.com/mJ8yh2BjZx
これ美容院で使ってみたら今迄で最速で乾かせた!ダイソンのよりこちらの方が好き
— ぷるぷる (@puru0805) October 12, 2022
ノビー NB4000 マイナスイオンドライヤー ホワイト 1500WNobby テスコム NB4000 ASU https://t.co/uAaBs1Ohqd
良い口コミ
悪い口コミ
NIB500Aの口コミ・評判
NIB500Aの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ドライヤー
— カエルちゃん( ᜊº👅° )ᜊ🍠 (@Kaeruchan_Trade) December 25, 2023
パナのハイエンドが高すぎて、結局NOBBYのNIB500Aを購入したのだけれども。
結構いい感じ。
うるさくないし、温冷オート切り替えあるし、軽いし。デザインもシンプルで好き。
Nobby by TESCOM NIB500A、やっと導入しました❕ ヘアアイロンのADST然り、性能は間違いないので多少高価でも買うべきだなと 毎日使うので日割りなら実質無料みたいなモンですし pic.twitter.com/SAd0tnGqhk
— 029 (@GDJ76K) January 24, 2023
良い口コミ
悪い口コミ
TESCOMのNB4000とNIB500Aの違いまとめ
NB4000、NIB500Aの違いをまとめると、以下のようになります。
NB4000 | NIB500A | |
---|---|---|
発売日 | 2021年4月 | 2022年5月 |
ブランド | Nobby (業務用ブランド) | Nobby by TESCOM (家庭用ブランド) |
カラー展開 | ブラック ホワイト | ホワイトアッシュ スモーキーグレー ブラック |
本体寸法 | 高さ226×幅245×奥行き77mm | 高さ226×幅245×奥行き81mm |
温度切替 | HOT・COOL | HIGH・LOW・COOL |
風量切替 | BOOST・TURBO・SET・OFF | |
温冷自動切替 | なし | あり |
電源 | AC100V 50/60Hz | |
消費電力 | 1500W | 1300W |
温風温度 (最大) | 120℃ | |
コード | 3m | 1.7m |
搭載モーター | ブラシレスDCモーター | |
付属品 | セットフード スタンド | セットフード(ブロータイプ) スタンド |
本体重量 | 720g | 620g |
搭載イオン | マイナスイオン | プロテクトイオン |
価格 (税込) | 25,300円 | 24,200円前後 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、サロンで使われている業務用ドライヤーが欲しい人は業務用ブランドから販売されているNB4000。
髪の傷みが気になる人は、低温が選択でき、プロテクトイオン搭載のNIB500Aを選ぶのが良いと思います。