2000年に新発売をして以来、13番目のモデルになった今でも、ドライバーの中でトップクラスの人気、販売量を誇っているゼクシオシリーズです。
なによりも打ちやすく、飛距離、方向性、ミスへの許容性は、モデルが変わるたびに進化しており、中高年を中心としたゴルファーから根強い人気があるドライバーです。
アマチュアゴルファーがドライバーに求める諸条件を、高いレベルで達成しているゼクシオシリーズは、ゴルファーを選ばず使えるドライバーに熟成されています。
この記事では「安心してティーショットを打つことができるドライバー」を求める方におすすめしたいゼクシオシリーズの中から
- ダンロップ ゼクシオ(13代目)
- ダンロップ ゼクシオ ミヤザキモデル
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ゼクシオ13、ゼクシオミヤザキモデルの違いを比較してみた
初代が2000年に発売された、ダンロップの人気ドライバーのゼクシオは現在では13代目が販売されています。
ゼクシオは発売以来、アマチュアゴルファーに常にトップクラスの人気を保っているクラブです。
この記事では、2023年12月に発売された最新モデルの13代目ゼクシオ(以下、ゼクシオと表現します)と、2017年12月に発売されたゼクシオミヤザキモデルとの違いを比較します。
ゼクシオミヤザキモデルは、ゼクシオ10と同時に新発売されたモデルで、シャフトに「Miyazaki」モデルのシャフトが装着されているドライバーです
ゼクシオ13とゼクシオミヤザキモデルの違いですが、以下の点が異なります。
- モデル
- シャフト
- ヘッド
- 値段
詳しく見ていきましょう!
違い①:モデル
違い②:シャフト
ゼクシオとゼクシオミヤザキモデルでは、シャフトに違いがあります。
ゼクシオミヤザキモデルの特徴は、その名の通り「Miyazaki Waena カーボンシャフトプライム」シャフトが装着されているモデルです。
両モデルともに標準シャフトは1種類だけになっています。
ゼクシオのシャフトは硬さがS~R2までの4種類あり、一方のゼクシオミヤザキモデルには、R2シャフトがなくて、S~Rまでの3種類になっています。
ゼクシオミヤザキモデルのシャフトの方が、重量やトルク等の違いからハードスペックになっています。
ゼクシオのシャフト
ゼクシオの標準のシャフトは、MP1300の1種類(カラーはネイビーとレッドの2色)で、硬さのバリエーションが4種類になっています。
ゼクシオのシャフトを表にまとめました。
硬度 | 重量( (g) | トルク | 調子 | ヘッド対応 | |||
9.5° | 10.5° | 11.5° | |||||
MP1300 カーボンシャフト ネイビー MP1300 カーボンシャフト レッド | S | 40.0 | 6.5 | 中 | 〇 | 〇 | △ |
SR | 38.0 | 6.6 | 〇 | 〇 | △ | ||
R | 35.0 | 6.7 | △ | 〇 | 〇 | ||
R2 | 35.0 | 6.8 | △ | △ | △ |
注:各ヘッドへの対応について:〇は通常生産、△は特注対応
ゼクシオミヤザキモデルのシャフト
ゼクシオミヤザキモデルのシャフトは、Miyazaki Waena カーボンシャフトプライム で、硬さのバリエーションが3種類になっています。
ゼクシオミヤザキモデルのシャフトを表にまとめました。
硬度 | 重量 | トルク | 調子 | ヘッド対応 | |||
8.5° | 9.5° | 10.5 | |||||
Miyazaki Waena カーボンシャフト | S | 53.0 | 5.2 | 中 | △ | 〇 | 〇 |
SR | 50.0 | 5.3 | △ | △ | 〇 | ||
R | 48.0 | 5.4 | △ | △ | △ |
注:各ヘッドへの対応について:〇は通常生産、△は特注対応
違い③:ヘッド
ゼクシオとゼクシオミヤザキモデルではヘッドのスペックにも少し違いがあります。
ただし、ゼクシオミヤザキモデルは、以前のゼクシオであるゼクシオ10のヘッドが装着されているので、発売当時の違いはシャフトの違いでした。
ロフト角については、ゼクシオのロフト角が、9.5°・10.5°・11.5°の3種類あるのに対して、ゼクシオミヤザキモデルには、8.5°・9.5°・10.5°の3種類となっています。
また、クラブ重量がゼクシオの281g(Rシャフト装着時)に対して、ゼクシオミヤザキモデルは294g(Sシャフト装着時)となっています。
ゼクシオ | ゼクシオミヤザキモデル | |
ヘッドボディ | Ti-811 PLUS | 8-2チタン+SUS |
フェイス | Super-TIx51AF | Super-TIx PLUS for XXIO |
ロフト角 | 9.5°、10.5°、11.5° | 8.5°、9.5°、10.5° |
ライ角 | 59° | |
ヘッド体積 | 460㏄ | |
クラブ重量 | 281g | 294g |
違い④:値段
現在販売中のゼクシオ13に対して、ゼクシオのモデルでは10にあたる2017年に発売され、現在は中古品しかないゼクシオミヤザキモデルではクラブの値段が異なります。
Amazonで中古品価格を調べてみると、ゼクシオが53,980円~、ゼクシオミヤザキモデルが12,078円~になっていました。
ゼクシオを選ぶメリットはトータルバランスの高さ
ゼクシオを選ぶメリットは、打ちやすさ、飛距離、直進性の良さからくるコントロール性能の高さです。
飛距離が出て、曲がらない、ミスが少なくなるなど、ゴルファーがドライバーに求める要件を高い基準でクリアしており、トータルバランスに優れたドライバーに仕上がっています。
ドライバーショットに安心を求める人におすすめ
ゼクシオは、トータルバランスが優れている、いわゆる穴がないクラブです。
飛距離、方向性、振りやすさ、ミスへの寛容性など、アマチュアゴルファーが求める条件を満たしているため、初心者から上級者まで安心して使えるドライバーです。
ラウンド時の1番ホールのような緊張する状況でも、安心してティーショットを打つことができるドライバーに仕上がっています。
ゼクシオミヤザキモデルを選ぶメリットはハードヒットができること
ゼクシオミヤザキモデルは、通常のゼクシオのコントロール性能を維持しながらも、叩いて飛ばせるところがおすすめです。
通常のゼクシオの性能を評価しつつも少し物足りなさを感じてしまう方、ハードヒットできるヘッドスピードがある方には、ミヤザキモデルのしっかりした叩けるシャフトは魅力的になります。
飛距離を求める人におすすめ
ゼクシオよりもハードなシャフトが装着されているゼクシオミヤザキモデルは、ハードヒットができる方にお勧めします。
ヘッドスピードが速い方やボールがつかまりすぎて左を嫌がる方には、ゼクシオミヤザキモデルにすることで、それらの不安がなくなり、思い切りドライバーを振ることができるようになります。
ゼクシオの口コミ・評判
ゼクシオの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
15年前に購入した
— おっぷー (@Td11_mrLn) February 12, 2024
初心者用🔰クラブから卒業!!
ゼクシオの新作13の打感が
良かったので購入を決めました‼️
これで100切り目指すぞ⛳️
大事にしなきゃ✨️
週末はクラブを
磨いてるおじさんになるかも🧔♂️笑#ゼクシオ13 pic.twitter.com/Hf9z78Pq5G
私が使ってるドライバーはゼクシオ13X9.5度 SRシャフトで価格も40,000円以下に下がっててリーズナブルに。昨日の月例でも飛んでるしフェアウェイキープ率も12/14回で外したのもラフへ1m位で完璧でしたがパターが36パットと最悪でスコアは80回💦パターは月2ラウンドでは駄目ですね。
— 🏌️♀️爺さん⛳ (@COFFPC1173) February 11, 2024
シニア用に久しぶりにゴルフクラブを新調しました。
— 渡辺和晃 (@kazywatanabe) February 11, 2024
飛距離は道具で補うしかありません(泣)
やはりゼクシオ13は打ちやすい。#ゴルフ #ゼクシオ13 pic.twitter.com/rWzDc1Oct3
「ゼクシオ13」が2カ月連続首位! 2月には話題の新モデルが続々登場 2024年1月売れ筋 …10:40#GOLF
— ゴルフや投資の配信 (@piyofumin4) February 15, 2024
詳細:https://t.co/HV1vvTvzy2https://t.co/fMnLz0r9gl
良い口コミ
悪い口コミ
ゼクシオミヤザキモデルの口コミ・評判
ゼクシオミヤザキモデルの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
PGA浜野ゼクシオX打ってきました👍
— 佳音流(かおる) (@Kaol_Golf) December 2, 2023
9.5のミヤザキ キリが合いそうでした🫡
自分のクラブも悪くないのだけれども…
新しいのが欲しいです😅
買っちゃう?
これから市原なんちゃら店行ってみます🫡
と思ったらこーへーさん休みなので、ゼクシオXドライバー他店で見積もり相談してきます😂 pic.twitter.com/u7S8IklIHe
2022年最終練習
— RIM (@rim_0706) December 31, 2022
今年はドライバー(ゼクシオ9ミヤザキSR)に買い替え
ゼクシオ10アイアン5Iを追加
コースは3回行って110は切った
長物の練習が足りない pic.twitter.com/cAwF1crW67
現在のセッティング
— よしみさん (@yossucarp2nd) June 28, 2018
1W ゼクシオ10 ミヤザキkosmablue
5W キャロウェイepic star
UT キャロウェイepic star
アイアン 6〜9I ゼクシオ10
ウエッジ 58.48 ボーケイ
パター スコッティキャメロンセレクトニューポート2⇦🆕
ミーハー過ぎる。
良い口コミ
悪い口コミ
ゼクシオとゼクシオミヤザキモデルの違いまとめ
ゼクシオ、ゼクシオミヤザキモデルの違いをまとめると、以下のようになります。
ゼクシオ | ゼクシオミヤザキモデル | |
---|---|---|
発売日 | 2023年11月 | 2017年12月 |
ロフト角 | 9.5°、10.5°、11.5° | 8.5、9.5°、10.5° |
シャフト | MP1300 カーボンシャフト | Miyazaki Waena カーボンシャフト |
シャフト硬度 | S、SR、R、R2 | SR、R、R2 |
クラブ長さ | 45.5インチ | 45.5インチ |
クラブ重量 | 281g | 294g |
新品価格 (税込) | 92,400円 | 88,000円(発売時) |
中古品価格 (税込) | 53,980円~ | 12,078円~ |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
ゼクシオミヤザキモデルは、ゼクシオ10のヘッドにMiyazaki Waena カーボンシャフトプライム を装着したモデルで、そもそもは同じゼクシオなので、トータルバランスの高さや振りやすさなど、その性能は似ています。
大きな違いはシャフトの性格が違うことだと言えます。
ヘッドスピードに関わらずドライバーに、飛距離や方向性などのトータルバランスの高さ、ミスへの許容性を求める人にはゼクシオがおすすめです。
トータルバランスの高さを求めつつも、自らのパワーを使って、強く打っていけるしっかり感を求める方はゼクシオミヤザキモデルを選ぶのが良いと思います。