充電池は普通の電池と違って繰り返し使えるのでエコです。
充電池は色々なメーカーが発売していますが、Pnasonicのエネループがロングセラー商品で人気があり、使っている方も多いと思います。
エネループには「スタンダード」や「プロ(ハイエンドモデル)」などいくつか種類がありますが、商品によってどんなところが違うのかわからず、どれを購入するか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
この記事では、Panasonicの充電池エネループ、
- スタンダード
- プロ(ハイエンドモデル)
- ライト
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
エネループ充電池のスタンダード、プロ(ハイエンドモデル)、ライトの違いを比較してみた
スタンダードとプロ(ハイエンド)、ライトの違いですが、以下の点が異なります。
- サイズ展開
- 容量
- 充電サイクル
- 放置後の残量
詳しく見ていきましょう!
違い①:サイズ展開
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-1.jpg)
1つ目の違いは、商品のサイズ展開です。
スタンダードとプロとライトのサイズ展開は、以下の通りです。
![]() スタンダード | ![]() プロ | ![]() ライト | |
---|---|---|---|
サイズ展開 | 単1電池 単2電池 単3電池 単4電池 | 単3電池 単4電池 |
違い②:容量
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-2.jpg)
2つ目の違いは、電池の容量です。
スタンダードとプロとライトの電池容量は、以下の通りです。
![]() スタンダード | ![]() プロ | ![]() ライト | |
---|---|---|---|
容量 | 単1電池…6,000mAh 単2電池…3,200mAh 単3電池…2,000mAh 単4電池…800mAh | 単3電池…2,500mAh 単4電池…930mAh | 単3電池…1,050mAh 単4電池…680mAh |
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2023/10/power-supply-advisor-150x150.jpg)
単3と単4はプロが一番長く使えますね!
違い③:充電サイクル
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-3.jpg)
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-3.jpg)
3つ目の違いは、充電サイクルです。
充電サイクルとは充電と放電を繰り返し使用できる回数のことで、サイクルの回数が多いほど繰り返し使っても容量が減りにくくなっています。
スタンダードとプロとライトの充電サイクルは、以下の通りです。
![]() ![]() スタンダード | ![]() ![]() プロ | ![]() ![]() ライト | |
---|---|---|---|
充電サイクル (JIS規格/旧JIS規格) | 600回/2,100回(単3、単4) 600回/1,000回(単1、単2) | 150回/500回 | 1,500回/(なし) |
「JIS規格」は、多くの電気を使って電池内の全ての電池を使ってから、再び100%に充電するサイクルの規格になります。
「旧JIS規格」は、少量の電気を使い、残量が60%になったら100%まで充電するサイクルの規格です。
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2023/10/power-supply-advisor-150x150.jpg)
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ライトが一番サイクルが長いですね!
違い④:放置後の残量
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— 宇都宮泰 (@utsunomiaa_com) November 1, 2019
この推奨100均ライト2種についての、ニッケル水素バッテリーを試用する場合の注意点。
エネループ(1900mAh)の保存特性は極めて優秀で、災害備蓄にも好適なのですが、100均ライトの多くにはニッケル水素バッテリーを使用した際に問題になる「過放電」に対する保護がありません。 pic.twitter.com/dDYnsuabMw
4つ目の違いは、放置後の電池残量です。
電池をフル充電しておいてからそのまま一定期間放置した場合において、どのくらいの容量が残っているかがそれぞれ異なります。
スタンダードとプロとライトの放置した時の電池残量は、以下の通りです。
![]() ![]() スタンダード | ![]() ![]() プロ | ![]() ![]() ライト | |
---|---|---|---|
放置後の残量 | 1年後約90% 10年後約70% | 1年後約85% | 1年後約85% 5年後約70% |
スタンダードを選ぶメリットは放置後の電池残量が多いこと
エネループの電池、数年保存しても全然放電してないし、何より液漏れしないので下手な乾電池より備蓄に向いてるかもしれない
— 𝕋𝕒𝕥𝕠𝕡𝕠𝕪𝕠 (@Tatopon5) September 7, 2018
スタンダードを選ぶメリットは、使わずに放置した時の残量が多く残っていることです。
災害用の予備電池として常備しておきたい時におすすめ
スタンダードは、災害時などの予備の電池として置いておきたい時におすすめです。
スタンダードは、プロとライトに比べて未使用で保存しておいても電池容量が減らず、万が一の時でも本来の容量とほぼ同じ通常の電池として使用できます。
またスタンダードは単1、単2の種類もあり、それら電池を使用する家電に使用可能です。
「災害用に予備として電池を常備しておきたい」
「単1や単2の電池を使う機器に使用したい」
という人にぴったりです。
プロを選ぶメリットは容量が多いこと
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-6.jpg)
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プロを選ぶメリットは、スタンダードとライトに比べて電池容量が多くなっていることです。
カメラや携帯用充電器を使う人におすすめ
プロは、カメラや携帯用の充電器に使う充電池を探している人におすすめです。
プロは単3電池で2,500mAh、単4電池で930mAhの電池容量があり、一回の充電で長時間使えるので、長時間外に持ち運んで使うカメラや、充電が切れやすい携帯用の電池式充電器などに向いています。
「電池式のカメラをいつも使っている」
「携帯用の充電器をいつも持ち歩いている」
という人が選ぶといいでしょう。
ライトを選ぶメリットは安い価格で買えること
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2024/05/eneloop-02-7.jpg)
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ライトを選ぶメリットは、スタンダードとプロに比べて価格が安くなっていることです。
出費を抑えて充電池が欲しい人におすすめ
ライトは、なるべくお金を使わず充電池が欲しい人におすすめです。
ライトは、スタンダードとプロに比べて電池容量は少ないですが、価格は安くなっています。
また、充電サイクルの回数が多いので繰り返し使っても同じ容量のまま使い続けられます。
「お金はなるべく節約して充電池を買いたい」
「繰り返し何度も使う家電の電池で使いたい」
という人に向いています。
スタンダードの口コミ・評判
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2022/12/kuchikomi.jpg)
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スタンダードの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
トランスミッターのオーバーホール完了。
— Lowe (@LithiumStar1959) April 27, 2024
返却が近いのでエネループも充電してお返し。 pic.twitter.com/q359MnWk2p
追加で買う電池はエネループでいいや
— momi_vrc (@momi_vrc) April 26, 2024
エネループプロを買ってみようかと思ったのですが、通常のエネループが2000mAhでプロが2500mAhらしいのでわざわざ買い替えるのは微妙かな・・・
— もぐらストア(ショウ) (@MoguraStore) May 1, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
プロの口コミ・評判
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2022/12/review.jpg)
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プロの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ワイヤレスに使ってたアルカリ電池をエネループへ移行!プロ仕様があるとの事だったのでeneloop proにしてみました。
— 音楽スタジオ:NEWS90 (@NEWS90) May 3, 2024
次の現場から投入してみます♪#eneloop #ワイヤレス pic.twitter.com/JL2WaxKqzm
エネループプロ買おうか悩んでる
— くりっぱー (@CLIPPER801) May 4, 2024
普通のエネループよりも容量の多いエネループプロを買ってみたので夜眼鏡で使えるかテストしてみる pic.twitter.com/na0Hw3JgDx
— ハラショー (@harasho124) April 28, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
ライトの口コミ・評判
![](https://chiga-i.com/wp-content/uploads/2022/12/review-3.jpg)
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ライトの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
日本に頑張って欲しいから
— 岩崎 真 (@na19860822) December 13, 2023
電池もなるべく日本製
マウスや時計とか用にパナソニック エネループ(ライト)をゲット
紙でのエコパッケージになってるんだ!
自然放電が少ないのがGood!! pic.twitter.com/lVMmOysUOn
テスト走行用のエネループライト🔋
— ソフィア🎀女装×ミニ四駆 (@Sophia_mini4WD) May 3, 2024
ネオチャンプは少し高い💦 pic.twitter.com/TcyU0EZG4R
復活したエネループライトも買ってみた
— ユウタ (@tech_yuuta) March 29, 2024
外観は旧版とよく似ているけど容量表記が550から680に増加しているのと生産国が中国から日本になっている
白文字のロゴや細かい注意書きは旧版より薄くなり視認性は悪い
コストダウンか環境配慮かパッケージは紙製で製品の保護は最小限 pic.twitter.com/RsDDOyl7dc
良い口コミ
悪い口コミ
エネループ充電池のスタンダードとプロ(ハイエンド)とライトの違いまとめ
スタンダード、プロ、ライトの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() スタンダード | ![]() ![]() プロ | ![]() ![]() ライト | |
---|---|---|---|
発売日 | 2023年4月 (リニューアル発売) | ||
サイズ展開 | 単1電池 単2電池 単3電池 単4電池 | 単3電池 単4電池 | |
電池容量 | 単2電池…3,200mAh 単3電池…2,000mAh 単4電池…800mAh | 単1電池…6,000mAh単4電池…930mAh | 単3電池…2,500mAh単4電池…680mAh | 単3電池…1,050mAh
充電サイクル (JIS規格/旧JIS規格) | 600回/1,000回(単1、単2) | 600回/2,100回(単3、単4)150回/500回 | 1,500回/(なし) |
放置後の残量 | 10年後約70% | 1年後約90%1年後約85% | 5年後約70% | 1年後約85%
価格 (税込) | 単2電池…1,780円(1本) 単3型…1,948円(4本) 単4型…1,952円(4本) | 単1電池…2,400円(1本)単4電池…1,964円(4本) | 単3電池…2,400円(4本)単4電池…1,285円(4本) | 単3電池…1,285円(4本)
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
まとめると、災害などの予備電池として常備しておきたい時は、スタンダード。
カメラや携帯用の充電器などで使いたい人は、プロ。
なるべく出費を減らして充電池を買いたい人は、ライトがおすすめです。