プラズマクラスターを搭載した加湿空気清浄機といえば、シャープが有名ですよね。
花粉の季節から乾燥が気になる季節まで、ほぼ1年中使っている人もいるのではないでしょうか。
新たにシャープの加湿空気清浄機を購入しようと思っても、毎年新しい機種が発売され、何が違うのかわからないといった人も多いようです。
この記事では、シャープの加湿空気清浄機の中から
- KI-PX100
- KI-NP100
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
KI-PX100、KI-NP100の違いを比較してみた
KI-PX100とKI-NP100の違いですが、以下の点が異なります。
- 適用床面積
- 風量の切り替え設定
- 加湿量
- 本体サイズ
- 飛沫粒子モード
詳しく見ていきましょう!
違い①:適用床面積

加湿機能の適用床面積が、KI-PX100とKI-NP100で異なります。
KI-PX100はプレハブ洋室の場合は28畳(46平米)まで、木造和室の場合は17畳(28平米)までが適用床面積です。
一方、KI-NP100はプレハブ洋室の場合は26畳(43平米)まで、木造和室の場合は15.5畳(26平米)までとなっています。
比べると、加湿機能はKI-PX100の方がより広い床面積に対応しています。

空気清浄機能のみの場合は、どちらの機種も46畳(76平米)まで対応していますよ!
違い②:風量の切り替え設定


風量の切り替え設定が、KI-PX100とKI-NP100で異なります。
KI-PX100は強、中、静音の3段階、KI-NP100はターボ、強、中、静音の4段階です。
それぞれの風量は以下のとおりです。
KI-PX100 | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|
加湿空気清浄 風量(㎥/分) | 8.1 | 6.4 | 2.0 |
空気清浄 | 10 | 6.4 | 2.0 |
KI-NP100 | ターボ | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|---|
加湿空気清浄 風量(㎥/分) | 8.8 | 7.7 | 6.5 | 2.0 |
空気清浄 | 10 | 7.7 | 6.5 | 2.0 |
どちらの機種も、中と静音はほぼ同じ風量ですが、KI-PX100ではターボが無くなった分、強の風量をアップし、KI-NP100のターボと強の中間ほどの風量になっていることがわかります。
KI-PX100の方が、よりバランスのとれた風量設定になっています。



KI-NP100の強と中の数値が近かったため、見直しがされたということになりますね!
違い③:加湿量


加湿量が、KI-PX100とKI-NP100で異なります。
KI-PX100は最大1,000mL/hの大容量加湿が可能になっています。
それぞれの風量に対する加湿量(mL/h)は以下のとおりです。
風量 | ターボ | 強 | 中 | 静音 |
---|---|---|---|---|
KI-PX100 | – | 1,000 | 810 | 330 |
KI-NP100 | 930 | 850 | 750 | 330 |
KI-NP100は風量がターボ時でも最大で930mL/hでしたが、KI-PX100では強で1,000mL/h、中でも810mL/hまで風量アップがされており、より素早く加湿をすることが可能になっています。



1,000mL/hの加湿量は各メーカーの加湿器の中でもトップクラスの性能です!
違い④:本体サイズ


本体のサイズや重量、デザインがKI-PX100とKI-NP100で異なります。
KI-PX100の本体サイズは幅427mm、奥行345mm、高さ700mmに対し、KI-NP100の本体サイズは幅427mm、奥行371mm、高さ738mmとなっています。
また本体の重さもKI-PX100が約16kg、KI-NP100は約17kgです。
KI-PX100の方が少しコンパクトになっており、重さも1kg軽くなっています。



加湿空気清浄機はもともと場所をとるので、少しでもコンパクトなのは嬉しいですね!
違い⑤:飛沫粒子モード


飛沫粒子モードの搭載有無が、KI-PX100とKI-NP100で異なります。
KI-PX100に飛沫粒子モードが搭載されています。
KI-PX100はセンサーで検知した空気の汚れに合わせて、自動で気流を切り替える「おまかせ運転」という機能があり、その機能の1つに飛沫粒子モードが新たに追加されました。
飛沫粒子モードとは、飛沫粒子がよどみやすい天井面を狙い、循環気流に乗せて吸じんする仕組みです。



15分後の飛沫粒子の数を約2倍の速さで捕集できるようなりました!
KI-PX100を選ぶメリットは最大1,000mL/hの大容量加湿


KI-PX100を選ぶメリットは、業界トップクラスの加湿量であることです。
ウイルスや乾燥が気になる人におすすめ
KI-PX100に搭載されている飛沫粒子モードと大容量加湿は、ウイルスや乾燥が気になる人におすすめです。
「ウイルスの飛沫粒子を効率よく減らしたい」「お部屋を素早く加湿したい」といった人に、KI-PX100は特におすすめできる加湿空気清浄機といえます。
KI-NP100を選ぶメリットは特になし


KI-NP100を選ぶメリットは、現状、特にありません。
中古品でもいい人におすすめ
KI-NP100は市場での新品の在庫数が減ってきており、価格が上昇しています。
中古品でもいいという人であれば、50,000円前後で販売している店舗もありますので探してみてはいかがでしょうか。
KI-PX100の口コミ・評判


KI-PX100の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
花粉症の症状がヒドイ旦那さんがSHARP 加湿空気清浄機(KI-PX100)を買ったのだが、風向きボタンの使い方がようわからん。ボタン押して反応したりしなかったり。
— 蒼太 (@souta_wiz_ao) April 2, 2024
反応するのに時間がかかるとか、モードによっては動かんとか書いてあるけど、わかりにくいぞー!!
お陰で旦那さんに八つ当たりされたぜ😭
兎鞠オススメの加湿空気清浄機KI-PX100-W君が届いた
— セタキレハ (@b0PrebH5tRgDsgs) December 30, 2023
でっかいw pic.twitter.com/o6fGWvBfs7
兎鞠が買ったKI-PX100ってやつ調べてみたけど23畳まで使えて1000mL/h加湿らしい……
— こんぺーとー🥕🍚 (@e_tpks) March 14, 2023
すっご……
届いた空気清浄機KI-PX100
— JIN (@JIN_346) January 22, 2023
ハンパなくデカいw
さすが40畳とかにも対応できる機種だけあって、12畳の部屋には浮きまくってるなぁ
そのガタイできらりや卯月の声で喋りまくるからウケる
安定択にはなりますがこちらなどはいかがでしょう?それなりの広さにも対応しています。コスパ面でも◎
— 矢神優@⚓🍒✨☘️ (@003_yagap) August 28, 2023
KI-PX100 | 空気清浄機:シャープ
良い口コミ
悪い口コミ
KI-NP100の口コミ・評判


KI-NP100の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
超オーバースペックw
— でかあーる (@chibi_deka_r) February 28, 2023
でも、そんなものでも欲しくなるほど花粉症は辛い😱
【新規購入】
シャープ KI-NP100
23畳対応空気清浄機
使用する部屋…6畳www
兎にも角にも、サイズがデカいw pic.twitter.com/mmejtB7GJy
空気清浄機加湿器はマルがいつもいるリビングに置いてる
— マル太郎♡音芽(オトメ) (@MARUBOU_0729) February 16, 2021
プラズマクラスターNEXTはどれも犬のフケを捕集する機能は付いてるけど、この画像の機能はプラズマクラスターNEXTでも『KI-NP100』か『KI-LP100』にしか無いのよ
少し…いや、かなりお高いけどそれだけの仕事はしてくれるよ
寝室にも欲しい😭 pic.twitter.com/iw6A93BnpI
この部屋は24時間365日、このHEPAフィルター搭載のSHARP KI-NP100が稼働しているのだが。
— ˙ɐpuı oɹıɥıʞɐ (@AkihiroInda) April 26, 2022
本物のクリーンルーム機材には勝てない。 pic.twitter.com/aQi9vXLBnn
良い口コミ
悪い口コミ
KI-PX100とKI-NP100の違いまとめ
KI-PX100、KI-NP100の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() KI-PX100 | ![]() ![]() KI-NP100 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年1月 | 2020年9月 |
適用床面積 | プレハブ洋室 ~28畳(46平米) 木造和室 ~17畳(28平米) 【空気清浄】 ~46畳(76平米) | 【加湿空気清浄】プレハブ洋室 ~26畳(43平米) 木造和室 ~15.5畳(26平米) 【空気清浄】 ~46畳(76平米) | 【加湿空気清浄】
風量切替 | 中 静音 | 強強 中 静音 | ターボ
加湿量(mL/h) | 中810 静音330 | 強1,000強850 中750 静音330 | ターボ930
飛沫粒子モード | 有り | 無し |
タンク容量(L) | 約4.3 | |
外形寸法(mm) | × 奥行345 × 高さ700 | 幅427× 奥行371 × 高さ738 | 幅427
本体重量(kg) | 約16 | 約17 |
待機消費電力(W) | 約1.3 | 約2.0 |
価格 (税込) | 約60,000円~ | 約70,000円~ |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、ウイルス対策や大容量加湿が必要な人はKI-PX100。
中古品で少しでも安く高性能な加湿器が欲しい人は、KI-NP100を選ぶのが良いと思います。