家庭でもパン屋さんのようなパンが作れるホームベーカリー。
多機能で便利な一方で、どの製品がいいのか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
この記事では、パナソニックのホームベーカリーの中から
- SD-MT4
- SD-MT3
- SD-MDX102
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
SD-MT4、SD-MT3、SD-MDX102の違いを比較してみた
SD-MT4とSD-MT3、SD-MDX102の違いですが、以下の点が異なります。
- 生地の練り方
- 低糖質パンメニューの有無
- メニュー数
- サイズ
- カラー展開
詳しく見ていきましょう!
違い①:生地の練り方
SD-MT4は2021年に発売された最新モデルです。
旧モデルのSD-MT3やSD-MDX102にはない、「3D匠ねり」という機能が追加されました。
パンケースの突起(リブ)とパン羽根の設計、プログラムにより、従来より正確にプロの手つきを再現した練り方ができます。
「3D匠ねり」ができるSD-MT4の方がSD-MT3やSD-MDX102より伸びがよい生地を作れるのです。
SD-MT4で食パンを作ると、気泡が縦にしっかり伸びます!
違い②:低糖質パンメニューの有無
SD-MT4に追加された機能の一つに「低糖質パン」のメニューがあります。
パナソニックの「低糖質パンミックス」を使って、従来のパンと比べて糖質を60%も抑えたパンが作れるのです。
植物性たんぱくを使用しているので、仕上がりもふんわりと柔らかくおいしいパンになっています。
健康に気を使っている人は見逃せない機能ですね!
違い③:メニュー数
SD-MDX102はSD-MT3のハイエンドモデルです。
パン作り上級者向けに、食パン以外のパンも作りやすくなっています。
メニュー数を比較すると、SD-MDX102とSD-MT4は41種類あるのに対し、SD-MT3は39種類と少な目です。
ちなみに、SD-MT4はSD-MT3に搭載されているメニューに、「リッチ パン・ド・ミ(高級生食パン)」と「低糖質パン」のメニューが追加されました。
SD-MDX102には上記2種のメニューはありませんが、生地の硬さを調整できるようになっています。
硬いパンや成形が必要なパンを作りたい場合、SD-MDX102なら柔軟に対応できます。
メニュー数によってパン作りの幅が広がります!
違い④:サイズ
3つの製品の中で、もっともサイズが大きいのはSD-MDX102です。
SD-MT3とSD-MT4より、奥行きが約5㎝も広くなっています。
購入する際は、設置場所や使用頻度に適したサイズを選ぶといいでしょう。
一番軽いのはSD-MT4で、5.6kgほどです!
違い⑤:カラー展開
SD-MDX102はブラック・ホワイトの2色展開ですが、SD-MT3とSD-MT4はホワイトのみの販売となっています。
お部屋のインテリアに統一感を持たせたい人や、ブラックが好きな人はSD-MDX102がおすすめです。
SD-MT4を選ぶメリットは手軽さ
SD-MT4を選ぶメリットは、パン作りの手軽さです。
メニュー数が多いのでさまざまなパンを作れますし、全自動メニューも豊富にあります。
これからパン作りを始める人におすすめ
SD-MT4はパン生地を練る性能が一番進化している製品です。
「3Dねり」を使えばプロと同じ製法で生地がこねられるので、パン作り初心者でも簡単においしいパンを作れます。
ホームベーカリーを使うことで、手軽にパンを作ってみたい人にぴったりの商品です。
SD-MT3を選ぶメリットはコスパのよさ
SD-MT3を選ぶメリットは、コストパフォーマンスの高さです。
SD-MT4と比べると型落ち品として安く入手しやすいですが、基本的な性能は変わりません。
シンプルな機能を求めている人におすすめ
SD-MT4とSD-MT3のおもな違いは、メニュー数です。
SD-MT3では「リッチ パン・ド・ミ(高級生食パン)」と「低糖質パン」が作れませんが、その他のメニューは同じです。
糖質制限などの機能が必要なく、できる限り安くホームベーカリーを購入したい人はSD-MT3のほうが適しているでしょう。
SD-MDX102を選ぶメリットは機能の多さ
SD-MDX102を選ぶメリットは、機能の多さです。
SD-MT4やSD-MT3に比べて、作れるパン生地の硬さが調整しやすくなっています。
自分好みのパンを作りたい人におすすめ
SD-MDX102なら、食パン以外のパン作りにも積極的に利用できるでしょう。
生地の硬さを調整できるメニューが搭載されているため、バゲットやデニッシュなどのパンに適した生地もオートメニューで作れます。
パナソニックのパンミックス以外の粉を使ったり、さまざまなレシピを使ったりしたパン作りにも応用しやすいので、自分好みのパン作りを追求したい人にとって使い勝手がいい製品です。
SD-MT4の口コミ・評判
SD-MT4の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
パナソニック SD-MT4✌
— 🍡ちる🍡 (@Chi_mogunyan) March 24, 2022
ドライイースト専用の入口もあるし、材料さえ買えば特に難しいところはなさそう🤔
今日も食パン作ってる🍞
今日は昨日よりリッチなモードにして、生クリーム入れたからフワフワになればいいなぁ💗 pic.twitter.com/D1LzHysjnA
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MT3の口コミ・評判
SD-MT3の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ホームベーカリーで焼いてみた。
— よしぞう (@otonahack) December 7, 2021
焼きたて美味い。
パナソニックのSD-MT3 pic.twitter.com/sP1FsdBlSv
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MDX102の口コミ・評判
SD-MDX102の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
新しいホームベーカリーでお試しパン・ド・ミを焼いたんだけど美味しさに震えてる…
— 黒豆田 きなこ (@kinaco16520) January 9, 2021
今までお借りしてたホームベーカリーでも十分おいしかったんだけどPanasonicのこれはもうなんなんだ??!!店か??!!パン屋か??!!
同じ粉だぞ!!?同じ材料使ってこれか??!!
SD-MDX102 恐ろしい子…… pic.twitter.com/cMnNBk6H85
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MT4とSD-MT3とSD-MDX102の違いまとめ
SD-MT4、SD-MT3、SD-MDX102の違いをまとめると、以下のようになります。
SD-MT4 | SD-MT3 | SD-MDX102 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年 | 2019年 | |
3D匠ねり | あり | なし | |
低糖質パンメニュー | あり | なし | |
メニュー数 | 41 | 39 | 41 |
サイズ (cm) | 幅24.1 奥行30.4 高さ34.7 | 幅26.3 奥行35.6 高さ35.3 | |
カラー展開 | ホワイト | ブラック・ホワイト | |
価格 (税込) | 38,120 円 | 41,000円 | 56,980円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、手軽さ重視の人はSD-MT4。
コスパ重視の人は、SD-MT3を選ぶのが良いと思います。
いろいろなパンを作りたい人は、SD-MDX102を選ぶのがおすすめです。