動画の撮影は初めてやる人によってはなかなか難しいもので、慣れるまでブレずに撮影するのは難儀です。
しかし最近は手振れ補正機能が優れたものが多くあり、家電メーカーのSONY(ソニー)からは優れた手ブレ補正機能を備えている機種がいくつかあります。
「HDR-CX680」や「HDR-CX470」といった機種が発売されていますが、型番だけを見ても違いがよくわからず、どれを購入すればいいか迷っている人もいるかと思います。
この記事では、SONYのビデオカメラ、
- HDR-CX680
- HDR-CX470
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
SONYのHDR-CX680、HDR-CX470の違いを比較してみた
HDR-CX680とHDR-CX470の違いですが、以下の点が異なります。
- 手ブレ補正機能
- レンズカバー
- Wi-Fi転送機能
- マイク
- 操作方法
- 内蔵メモリ
- バッテリー
- サイズ、重さ
詳しく見ていきましょう!
違い①:手ブレ補正機能

1つ目の違いは、手ブレ補正機能です。
HDR-CX680とHDR-CX470は、撮影時の手ブレによる映像のブレを極力少なくする機能が備わっています。
HDR-CX470は、光学式手ブレ補正が付いていますが、HDR-CX680には、空間光学式手ブレ補正が搭載しています。
光学式の手ブレ補正機能は、カメラについているレンズを手ブレに合わせて動かすことで映像のブレを少なくしますが、空間光学式手ブレ補正は、レンズやイメージセンサーを丸ごと動かすことで、従来の光学式手ブレ補正よりもブレを少なくしてくれる機能になっています。
違い②:レンズカバー

2つ目の違いは、レンズカバーです。
レンズバリアと呼ばれるいわゆるレンズカバーについて、HDR-CX680は電源OFF時に自動で閉じてくれますが、HDR-CX470は手動で閉める必要があります。
違い③:Wi-Fi転送機能

HDR-CX680は、Wi-Fi転送機能が使用できます。
専用のアプリをスマホなどに入れることによって、カメラで記録した映像をWi-Fiを経由して他の機器に送ることが可能です。
またHDR-CX680は、Wi-Fi経由で本体をリモート操作することも可能です。

HDR-CX680は、いちいち記録メディアを入れ替えなくてもスマホに動画を送れますね!
違い④:マイク


4つ目の違いは、マイクです。
HDR-CX680とHDR-CX470に搭載しているマイクは、以下の通りです。
![]() ![]() HDR-CX680 | ![]() ![]() HDR-CX470 | |
---|---|---|
マイクスピーカーシステム | 5.1chマイクモノラルスピーカー | 2chマイクモノラルスピーカー |
5.1chマイクモノラルスピーカーは、独自の形状をしたマイクであり、その名前の通り最大5つのチャンネルで音声を記録できます。
音楽のライブ映像などを記録した時には、より細かなチャンネルで臨場感ある音声を録画可能です。
違い⑤:操作方法


5つ目の違いは、操作方法です。
HDR-CX680は、液晶モニターのタッチパネルによって操作します。
HDR-CX470は、本体についているジョイスティックなど(画像右下)の物理ボタンで操作を行います。



HDR-CX680はタッチパネルで直感的に操作ができますね!
違い⑥:内装メモリ


6つ目の違いは、内蔵メモリです。
HDR-CX680とHDR-CX470の内蔵メモリは、以下の通りです。
![]() ![]() HDR-CX680 | ![]() ![]() HDR-CX470 | |
---|---|---|
内蔵メモリ | 64GB | 32GB |
ただ、映像などの記録はMicroSDカードを挿入して記録することも可能です。
違い⑦:バッテリー


7つ目の違いは、バッテリーです。
HDR-CX680とHDR-CX470の連続撮影時間は、以下の通りです。
![]() ![]() HDR-CX680 | ![]() ![]() HDR-CX470 | |
---|---|---|
連続撮影時間 | 2時間40分 | 1時間55分 |
また、HDR-CX680は別売りのバッテリーを取り付けることも可能で、最長10時間半程度まで連続撮影時間を延ばすことが可能になっています。
HDR-CX470は、別売りの長時間バッテリーには対応していません。
違い⑧:サイズ、重さ




8つ目の違いは、本体のサイズや重さです。
HDR-CX680とHDR-CX470のサイズや重さは、以下の通りです。
![]() ![]() HDR-CX680 | ![]() ![]() HDR-CX470 | |
---|---|---|
サイズ (幅×高さ×奥行) | 57.5mm × 66.0mm × 121.0mm | 54.0mm × 59.5mm × 128.0mm |
重さ | 約305g | 約190g |



HDR-CX470の方がだいぶ軽いですね!
HDR-CX680を選ぶメリットは高性能な手ブレ補正機能やスピーカーを搭載していること


HDR-CX680を選ぶメリットは、HDR-CX470よりも手ブレ補正機能がいいことや、高性能なスピーカーが付いていることです。
運動会やスポーツ大会の映像をきれいに撮影したい人におすすめ
HDR-CX680は、子供の運動会やスポーツ大会などの映像をきれいな映像で記録したい人におすすめです。
HDR-CX680は、空間光学式手ブレ補正によって、手ブレによる映像のブレを小さくしてくれたり、5.1chマイクモノラルスピーカーにより、リアルに近い音声を録画できます。
また、内蔵メモリの容量が多かったり、連続撮影時間が長いことで、HDR-CX470よりも長時間の撮影が可能です。
「手ブレをあまり気にせず撮影したい」
「外出先で長時間撮りたい」
という人が選ぶといいでしょう。
HDR-CX470を選ぶメリットは安い価格で買えること


HDR-CX470を選ぶメリットは、HDR-CX680よりも安い価格で購入できることです。
あまりお金を使わずSONYのビデオカメラを買いたい人におすすめ
HDR-CX470は、そこまでお金をかけずに、SONY製のビデオカメラを購入したい人におすすめです。
HDR-CX470は、HDR-CX680に対して内蔵メモリや手ブレ補正機能などの点で劣っていますが、安い値段で買うことができます。
「高性能にはこだわっていない」
「そこそこの値段でSONY製のビデオカメラを手に入れたい」
という人に向いています。
HDR-CX680の口コミ・評判


HDR-CX680の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
普段の弾き語り動画や、今日も息子その2の運動会で活躍した我が家の🎦2017年SONY HDR-CX680を新聞広告で見かける。6年経っても値崩れてないだと?と思って調べると1回値下がり、物価高で値上がりしていた🔝
— SEI (@seimusic) September 30, 2023
あまり気にしてなかったけど最新モデルっぽい価格で最新ではない製品は意外と多いのかも pic.twitter.com/BOxVQBUCVl
HDR-CX680着弾!!!
— Link.2011 (@Link_2011A) December 27, 2023
謎に親戚が買ってきました
弟と共同で使うってことらしい pic.twitter.com/WCADVnNqEB
とゆうわけでサブビデオカメラを購入しました❗
— 2200系が好きだーNH13@毎日PC (@HIGAOKA_95) October 5, 2024
メイン機同様にソニーさんのハンディカム HDR-CX680を購入し開封しました
今宮ちゃん:電池ありで軽いのでいいですね❗️#カスタムキャスト pic.twitter.com/PDBgUd8NVB
良い口コミ
悪い口コミ
HDR-CX470の口コミ・評判


HDR-CX470の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
私のベストバイ2023はデジカメ📹
— mai (@mipbll) December 31, 2023
めっちゃ軽い、見た目も可愛い、ちょうどいい具合の画質!って感じでお気に入りです♡ 動画も写真もかわいく撮れる
SONY HDR-CX470 pic.twitter.com/YPflAiLXgg
SONY HDR-CX470ハンディカム
— 横山真吾🌻/🐥🧡/🍍/🐏🌸🩵/💕🍼🐩 (@LxWG0ScDertv4GV) September 1, 2024
↕️
エレコム カードリーダー
メモリーカード キオクシア128GB #今日の思い出 📹 pic.twitter.com/KyGkBDsp6n
最近残ってるスマホを売って
— イシバ ハゲル (@Hageru_Ishiba) October 28, 2023
このハンディカム買おうかなと
軽いしめっちゃ気に入ったやつ
HDR-CX405 (日本版、HDR- CX-470)
日本旅行中で分かったことなんだけど
写真で残すのもいいけど
動画で残すのがもっと良さそうかも
iPhoneでもいいけど
ズームする時はこっちが圧勝だな pic.twitter.com/FsQkId5E8i
良い口コミ
悪い口コミ
SONYのHDR-CX680とHDR-CX470の違いまとめ
HDR-CX680、HDR-CX470の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() HDR-CX680 | ![]() ![]() HDR-CX470 | |
---|---|---|
発売日 | 2017年1月 | 2017年4月 |
手ブレ補正機能 | 空間光学式手ブレ補正 | 光学式手ブレ補正 |
レンズカバー | 電源OFF時自動で閉じる | 手動で開閉 |
Wi-Fi転送機能 | 搭載 | 非搭載 |
スピーカー | 5.1chマイクモノラルスピーカー | 2chマイクモノラルスピーカー |
操作方法 | タッチパネル | ジョイスティック |
内装メモリ | 64GB | 32GB |
連続撮影時間 | 2時間40分 | 1時間55分 |
別売長時間バッテリー | 使用可能 | 使用不可 |
サイズ (幅×高さ×奥行) | 57.5mm × 66.0mm × 121.0mm | 54.0mm × 59.5mm × 128.0mm |
重さ | 約305g | 約190g |
価格 (税込) | (整備品) | 59,800円(中古品) | 28,900円
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
まとめると、手ブレを気にせずよりキレイな映像を記録したい人は、HDR-CX680。
そこそこ性能が高く、あまり値段が高くないSONYのビデオカメラが欲しい人は、HDR-CX470がおすすめです。