毎日のお掃除を快適に、手早くこなすために活躍し続けている掃除機。
今ではロボット掃除機で、自動で床をピカピカにできる時代が訪れました。
海外のメーカーであるECOVACS(エコバックス)から、DEEBOTという水拭きまで可能なロボット掃除機が発売されていますが、見た目がよく似た型番が多く、違いがわからないという人は多いのではないでしょうか。
この記事では、ECOVACS(エコバックス) DEEBOTから、
- X1 OMNI
- T10 OMNI
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
ECOVACS(エコバックス) DEEBOTのX1 OMNI、T10 OMNIの違いを比較してみた
X1 OMNIとT10 OMNIの違いですが、以下の点が異なります。
- 価格
- デザイン
- 集塵容積
- 給水タンクの有無
- 障害物回避システム
詳しく見ていきましょう!
違い①:価格
X1 OMNIとT10 OMNIは、価格が違います。
X1 OMNIは2022年4月7日、T10 OMNIは2022年9月24日に発売されています。
現在の価格を最安値で比較すると、X1 OMNIは75,800円、T10 OMNIは71,030円です。
T10 OMNIの方が安いです。
この価格差がある前提で、他の違いをしっかり確認しておきましょう!
違い②:デザイン
X1 OMNIとT10 OMNIは、デザインが違います。
形は同じですが、X1 OMNIにはブラックとシルバー(ほとんど白に近い色です)があり、T10 OMNIにはホワイトの一色のみです。
「クリーニングステーション」の色も、本体と同じ色が付属します!
違い③:集塵容積
「集塵容積」とは、溜めておけるゴミの量です。
X1 OMNIとT10 OMNIは、ともに「自動ゴミ収集機能」が搭載しており、本体のゴミがいっぱいになる前に、自動でクリーニングステーションに戻り、ステーション内部のダストボックスがゴミを吸い上げて、本体を空っぽにします。
基本的に人の手でゴミを捨てるのはステーションのダストボックスがいっぱいになった時だけですが、本体の集塵容積に違いがあります。
X1 OMNIは400ml、T10 OMNIは420mlです。
T10 OMNIの方が集塵容積が大きいです。
ステーションに戻る頻度が低い方が、効率よく掃除できるというメリットがあります!
違い④:給水タンクの有無
X1 OMNIとT10 OMNIはともに、水拭き機能があり、クリーニングステーションに溜めた水を使って、自動でモップを洗います。
クリーニングステーションの水は、清水と汚水のタンクが分かれており、人の手で清水を補充し、汚水を定期的に捨てれば、モップの洗浄は自動で行われます。(清水と汚水、それぞれ4Lの水を溜めておけます)
T10 OMNIはクリーニングステーションでモップを濡らして、水拭きを行いますが、X1 OMNIは、本体の給水タンクに水を溜めて、都度本体から水を出しながら水拭きができます。
水拭き機能は、X1 OMNIの方が優れています。
X1 OMNIの本体給水タンクは、80mlの水を溜めておけます!
違い⑤:障害物回避システム
X1 OMNIとT10 OMNIは、障害物回避システムに違いがあります。
どちらもAIで障害物を認識して動くので、床に物が置いてあっても避けながら掃除をすることができますが、X1 OMNIは「AIVI 3D」、T10 OMNIは「AIVI 3.0」というAIを使用しており、「AIVI 3D」の方がより立体的な認識を得意としています。
どちらもとても優秀ですが、障害物回避システムはX1 OMNIの方が優れています。
声で操作ができる音声アシスタント機能や、見守りカメラ機能は両方に付いています!
X1 OMNIを選ぶメリットは清掃機能の高さ
X1 OMNIを選ぶメリットは、清掃機能の高さです。
X1 OMNIとT10 OMNIはともに、5,000Paというとても高い吸引力でゴミを吸い上げることができます。
Paは吸引力の単位で「パスカル」と読み、一般的なロボット掃除機の吸引力は2500〜3,000Paです。
高い吸引力に加えて、X1 OMNIは水拭き機能も充実しているので、あらゆる床を綺麗にすることができます。
カーペットやフローリングなど幅広く利用したい人におすすめ
水拭き機能があることがDEEBOTのセールスポイントですが、同シリーズの中でもX1 OMNIはとくに吸引力が高いです。
しっかり埃を吸い上げたいカーペットの掃除でも、ベタつきが気になるフローリングの水拭きでも、幅広く活躍することができます。
色んなタイプの床で利用したい人にとてもおすすめです。
T10 OMNIを選ぶメリットはコスパの良さ
T10 OMNIを選ぶメリットは、コスパの良さです。
全体的にX1 OMNIの方が機能面が優れていましたが、それぞれ、大きくは劣っていない性能でありながら、T10 OMNIの方が価格が安いです。
T10 OMNIの方がコスパが良いと言えます。。
安く高性能なロボット掃除機を求める人におすすめ
ロボット掃除機でありながら吸引力が高く、また、見守りカメラとしての利用もできる多機能さも兼ね備え、7万円台前半で購入することができます。
モップのお手入れは乾燥まで自動で行うので、ほとんど人の手を加えることなく完結します。
安く高性能なロボット掃除機を求める人にとてもおすすめです。
X1 OMNIの口コミ・評判
X1 OMNIの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
T10 OMNIの口コミ・評判
T10 OMNIの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
DEEBOTのX1 OMNIとT10 OMNIの違いまとめ
X1 OMNI、T10 OMNIの違いをまとめると、以下のようになります。
発売日 | 2022年4月7日 | 2022年9月24日 |
色 | ブラック シルバー | ホワイト |
吸引力 | 5,000Pa | |
使用時間 | 約260分 | |
充電時間 | 6.5時間 | |
集塵容積(本体) | 400ml | 420ml |
本体水タンク | あり | なし |
障害物回避システム | AIVI 3D | AIVI 3.0 |
音声アシスタント機能 | あり | |
見守りカメラ | あり | |
価格 (税込) | 75,800円 (最安値) | 71,030円 (最安値) |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、家中のあらゆる床を綺麗にしたい人はX1 OMNI。
安く高性能なロボット掃除機を手に入れたい人はT10 OMNIを選ぶのがおすすめです。