開放型のヘッドフォンで人気のあるメーカーといえばAKG。
AKGのヘッドフォンが優れているのはデザイン性だけではなく、音質も非常に高い評価を得ています。
とはいえ、数年前のヘッドフォンも含めると種類が非常に多く、違いがわからず購入を迷っている人も多いようです。
そこでこの記事では、AKGの開放型ヘッドフォンの中から
- K701
- K712
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
AKGのK701、K712の違いを比較してみた
K701とK712の違いですが、以下の点が異なります。
- ケーブルタイプ
- イヤーパッド
- プラグサイズ
- 付属品
詳しく見ていきましょう!
違い①:ケーブルタイプ
ケーブルのタイプが、K701とK712で異なります。
K701は固定式ですが、K712は着脱式になっています。
ヘッドフォンは長く使用しているとケーブルが断線することがあるため、交換可能な着脱式ケーブルの方がメンテンナス面で安心です。
着脱式であればケーブルを交換して、音を聴き比べることもできますね!
違い②:イヤーパッド
イヤーパッドの内部素材がK701とK712で異なります。
表面の生地はK701もK712も同じベロア素材ですが、K712は内部に低反発素材が使われています。
ヘッドフォンは長時間の装着が多いため、フィット感や装着時の快適さは大事な要素です。
K701はスポンジが内部に使用されていますので、経年劣化が心配です。
違い③:プラグサイズ
プラグのサイズがK701とK712で異なります。
K701は6.3mmの標準プラグで、K712は3.5mmのミニプラグになっています。
どちらが良いとか悪いとかはなく、変換アダプタも付属されていますので、あまり大きな差ではありません。
3.5mmのミニプラグの方が汎用性は高いですね!
違い④:付属品
付属品がK701とK712で異なります。
K712には、3.5mmのミニプラグを6.3mmの標準プラグに変換するアダプタのほか、3mストレートケーブル、3mカールケーブル、キャリングポーチが付属されています。
K701は6.3mmの標準プラグから3.5mmに変換するプラグのみが付属されています。
カールケーブルや収納用のケースが付属されているので使い勝手がよくなりますね!
K701を選ぶメリットはコスパが良いこと
K701を選ぶメリットは、コスパが良いことです。
生産完了していますので、新品で購入するには現在市場に流通している物のみとなりますが、K712より低価格で高クオリティなサウンドを楽しむことができます。
旧品でもハイエンドモデルを購入したい人におすすめ
K701は開放型ヘッドフォンのハイエンドモデルを購入したい人におすすめです。
旧品ではありますが、音の解像度や高音域のきれいさは抜群によいと現在でも高評価を得ているK701は、新旧関係なく購入を考えている人にぴったりです。
K712を選ぶメリットは低反発素材のイヤーパッド
K712を選ぶメリットは、イヤーパッドに低反発素材が使われていることです。
表面がベロア生地なこともメリットの1つですが、内部素材がスポンジではなく低反発素材であることが、着用時の快適性を高めてくれます。
様々なシーンで使用する人におすすめ
K712は自宅だけではなく、様々なシーンで使用したい人におすすめです。
脱着式ケーブルやカールケーブル、キャリングポーチなどが付属されていますので、K712を持ち運んでいつもと違う場所でも使用できます。
K701よりも上位モデルにあたるため音質は申し分ないですし、開放型ヘッドフォンであることやイヤーパッドの快適性も相まって長時間の使用でも疲れを感じにくいです。
自宅はもちろんのこと様々なシーンや場所で使用したいと考えている人におすすめできるヘッドフォンです。
K701の口コミ・評判
K701の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
アイコン変えてみたのでK701を。 pic.twitter.com/6FZPOLaI54
— カレラ (@THcarrera) April 6, 2024
久々にアニメ「けいおん!」なんぞを見るw
— 夢魅@DREAM WORKS (@yumemi34) April 3, 2024
夜なのでヘッドフォンで・・・もちろん澪ホンw
銘機、AKGのK701です・・・ってオープンタイプなんで音ダダ漏れじゃん🤣#うちのこかわいい#ゆめっこ#リトルワンダーワードローブ#DecorationBox pic.twitter.com/SphjsZCuVz
買っちゃった…ずっと憧れだったAKGのK701…
— サツキミチル_V (@SatsukiMichiru2) March 30, 2024
試聴した段階で間違いなくK240 studioより解像感も鳴り方も1ランク上だなと思って、その場で購入…💴🪽
今自宅でオーディオインターフェースから鳴らしてるけど、これはもう、買ってよかった https://t.co/SFW56zDUg6 pic.twitter.com/voJg1xq0TV
AKG K701 K712
— th (@ari160) October 30, 2023
MMCX化してさほど使っていなかったけど、改めて聴くと悪くないヘッドホンよね🤔
オトモノ展示オフで出品するか悩み中…弄ってしまった物を欲しい人居るんかな🤔
3.5mm化した方が使い道広がるか🤔 pic.twitter.com/LDd7yfeMk9
サウンドハウスで買ったAKG K701、届いてから16年経ったけどまだまだ元気
— くまほん (@Kuma_phooooone) February 9, 2023
ベロアパッドよりメッシュファブリックイヤーパッドの方がお気に入り
(|∩⌒∩|) 🎵
(*・(ェ)・) ∬
|| / つ🍩☕
|| c( ⌒)| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|| ̄ ̄||し|_____|
|| || || || pic.twitter.com/yiF2WcmCHh
良い口コミ
悪い口コミ
K712の口コミ・評判
K712の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
k712試聴してきたんですけど良い音ですね
— アサマチのお部屋 (@asamachi_rooms) April 1, 2024
スッキリと聞きやすいけど味気ないわけではない
音の迫力とかも感じやすいしモニターもリスニングもどっちもいけるって思いました
初めての開放型兼ちょっといいヘッドフォンとして K712 PRO を買ったんですが、オケコンの音がグッと良く感じられてすごい
— ぱむ (@pamu_pams) April 1, 2024
K712駆動するパワーはあるわ
— 🐸rc42🐸 規制され中 (@rc42_750cc) April 6, 2024
そしてバスドラのヘッドを叩いてる音すごい分かりやすい
音場狭くて慣れるまではちょっと聞きづらそうなところが勿体無いかぁな
k712はいいぞ pic.twitter.com/ewC1nIrDgI
— ʞɔɐlɐu 𝕏 (@_nalack) March 31, 2024
After 9 years of use, I'm retiring my K7xx for active gaming duty, there's just no other headphone that offers the same comfort and soundstage, so replacing it with their big brother K712 pic.twitter.com/XUxwgskLwB
— Simon Fisher (@syphe) April 2, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
AKGのK701とK712の違いまとめ
K701、K712の違いをまとめると、以下のようになります。
K701 | K712 | |
---|---|---|
発売日 | 2005年 | 2013年 |
タイプ | 開放型 | |
感度 | 93db/mW | |
周波数帯域 | 10Hz-39.8kHz | |
ケーブルタイプ | 固定式 | 着脱式 |
プラグ | ステレオ 6.3mm | ステレオ 3.5mm |
イヤーパッド | ベロア | ベロア(低反発クッション付) |
本体重量 | 235g | |
付属品 | 3mストレートケーブル | 3.5mm変換プラグ3mストレートケーブル 3mカールケーブル キャリングポーチ | 6.3mm変換プラグ
価格 (税込) | 約21,000円 | 約33,000円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、ハイエンドモデルの開放型ヘッドフォンをコスパ良く購入したい人はK701。
K701より上位モデルを購入したい人は、K712を選ぶのが良いと思います。