AKGのK701・K702・Q701の違いを比較!どれがおすすめ?

AKGのK701・K702・Q701の違いを比較

アニメ「けいおん!」で一躍有名になったヘッドフォンメーカー『AKG』

通称「零ホン」とも呼ばれ、高いデザイン性はもちろんのこと、音質面でも非常に高い評価を得ています。

しかし、いざ購入しようとしても種類が多く見た目も似ていることから、どれを購入していいかわからない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、AKGの開放型のヘッドフォンの中から、

  • K701
  • K702
  • Q701

の違いについて、詳しく解説していきます。

それぞれの違いを表で確認したい人こちらへ(記事下に移動します)。

目次

AKGのK701、K702、Q701の違いを比較してみた

K701とK702、Q701の違いですが、以下の点が異なります。

  • 固定式ケーブルか着脱式ケーブル
  • 付属ケーブル
  • ケーブルの芯
  • ネオジムマグネット
  • カラー展開

詳しく見ていきましょう!

違い①:固定式ケーブルか着脱式ケーブル

ケーブルが固定式か着脱式かという点が、K701、K702、Q701で異なります。

K701は固定式でケーブルの取り外しはできませんが、K702とQ701ケーブルの着脱が可能です。

ケーブルが着脱式の場合は、違うケーブルに交換できることや、誤って引っ張った場合でも壊れずに抜けるため安心です。

オーディオアドバイザー

着脱式のケーブルは、用途に合わせて交換できるのがいいですね!

違い②:付属ケーブル

購入時に付属されているケーブルが、K701、K702、Q701で異なります。

K701とK702は3mのストレートケーブルのみが付属されていますが、Q7013mのストレートケーブルに加えて6mのカールケーブルが付属されています。

オーディオアドバイザー

カールケーブルは、ストレートケーブルに比べて絡まりにくいことや、伸縮性があることがメリットです!

違い③:ケーブルの芯

ケーブルの芯の数がK701、K702、Q701で異なります。

K7014芯のケーブルが採用されており、K702Q701は3芯のケーブルです。

一般的には芯が多いと、音の解像度やクリア感、再現性が良くなります。

オーディオアドバイザー

理論上は、3芯より4芯の方が音質面で良くなります!

違い④:ネオジムマグネット

ネオジムマグネットの使用有無が、K701、K702、Q701で異なります。

K701は一般的なフェライトマグネットを使用していますが、K702とQ701ネオジムマグネットを使用しています。

ネオジムマグネットは、小型で軽量な永久磁石です。

ヘッドフォンで使用するメリットとして、小さくても大きな磁力を発生させることができるため、高音域・中音域・低音域とバランスよく厚みのある音を出すことができます。

オーディオアドバイザー

Q701は高音域はもちろんのこと、低音域もレスポンスのよい音を奏でてくれますよ!

違い⑤:カラー展開

カラー展開が、K701、K702、Q701で異なります。

K701はホワイトのみ、K702はネイビーのみですが、Q701ホワイト・ブラック・グリーンの3色展開となっています。

またヘッドバンドのカラーにも違いがあり、K701はブラウン、K702はネイビーです。

Q701は3色全てのカラーにおいてブラックのヘッドバンドが採用されていますが、ステッチは全てグリーンになっています。

オーディオアドバイザー

ホワイトやブラックもいいカラーですが、グリーンもおしゃれな色合いですね!

K701を選ぶメリットはAKG700系の元祖であること

K701を選ぶメリットは、AKGの開放型ヘッドフォンの元祖であることです。

現在は生産終了しており古いモデルですが、音質には定評があります。

AKGの旧モデルを探している人におすすめ

AKGの特長でもある、原音の再現能力が高いヘッドフォンの元祖ともいえるモデルを購入したい人K701はおすすめです。

K701は現在、市場に流通している個体が新品購入できる最後のチャンスです。

K702を選ぶメリットは着脱式ケーブル

K702を選ぶメリットは、着脱式ケーブルであることです。

音質向上のためにケーブルを交換できることや、ケーブルが経年劣化した場合でも交換できることがメリットになります。

ケーブルを交換して音質を求める人におすすめ

K702K701の後継機と言われていますが、音質面ではあまり変化がないと言われています。

ただしケーブルが着脱式になったため、様々なケーブルに付け替えてより良い音質を求めたい人におすすめです。

Q701を選ぶメリットはグリーンのカラー

Q701を選ぶメリットは、特徴的なグリーンカラーであることです。

K701K702にはないグリーンカラーが目を引くだけではなく、付属されているケーブルが多いこともメリットの1つです。

目立つカラーで気分転換したい人におすすめ

ブラックやホワイトなどの定番カラーではなく、Q701グリーンカラーは色映えするため、気分転換したいときにおすすめです。

ヘッドフォンとしての音質や機能もK701K702と同等かそれ以上ですので、すでに違うモデルのAKGのヘッドフォンを持っている人にもおすすめできます。

K701の口コミ・評判

K701の口コミ・評判

K701の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

線が細くてきれいな音です。伸びのある高音は余韻を感じられて質が良く感じます。

うるさすぎず、ちょうどいい音量感で聴きやすいです。

本体も素晴らしいですが、パッケージに台座が付いており使わないときに置くとかっこいい。

悪い口コミ

サイズが大きいので今まで使っていた機種に比べて重いです。

開放型なので当たり前ですが、想像以上に音漏れします。

密着しないのでそれが苦手な人はフィット感が気になると思います。

K702の口コミ・評判

K702の口コミ・評判

K702の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

高温のスッキリさは文句のつけようがありません。

K701 よりも低域の解像度が高く、ベースラインもよりハッキリと聴き取れる。

見た目は従来のAKGらしいプラステチック感はありますが、チープには見えません。

悪い口コミ

若干の低音不足は否めず、オーケストラや映画鑑賞時の重低音の再現性にはやや不満が残ります。

もう少しフィット感が欲しい。

プラスチック部分など壊れるのが心配な作りなので、持ち運びには気をつかいます。

Q701の口コミ・評判

Q701の口コミ・評判

Q701の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

高音の抜けもキレも素晴らしいと思います。

イヤーパッドは布製のため柔らかく、フィット感は素晴らしいです。

オーソドックスなブラックの筐体に、グリーンのケーブルが良い。

悪い口コミ

開放型のため、外の音や音漏れはかなりあります。

側圧がやや不足しているため、若干ずり下がってくる。

軽量ですが折りたためず大型でかさばるので、携帯性は良くない。

AKGのK701とK702、Q701の違いまとめ

K701K702、Q701の違いをまとめると、以下のようになります。

スクロールできます

K701

K702

Q701
発売日2005年2008年2010年
タイプ開放型
感度93db/mW
周波数帯域10Hz-39.8kHz
ケーブル長3m(ストレート)3m(ストレート)
5m(カールコード、伸長時)
ケーブルタイプ固定式着脱式
ケーブルの芯4芯3芯
ネオジムマグネット未使用使用
プラグステレオ標準(6.3mm)ステレオミニ(3.5mm)
付属品3.5mm変換プラグ標準変換プラグ
3mストレートケーブル
標準変換プラグ
3mストレートケーブル
6mカールケーブル
カラー展開ホワイトブラックホワイト
ブラック
グリーン
本体重量290g
価格
(税込)
約21,000円約18,000円約18,000円
各製品の比較

なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります

以上のことから、AKGの元祖ともいえる開放型ヘッドフォンが欲しい人K701

着脱式ケーブルでバランスのよい音質が好みの人は、K702を選ぶのが良いと思います。

グリーンカラーが好きで音質にも妥協したくない人は、Q701を選ぶのがおすすめです。

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