毎日の料理を手軽にしてくれ、さらにワンランクアップした料理を作ることができる調理家電。
食材にゆっくり火を通すことで、美味しさを最大限引き出すことができる、低温調理器やスロークッカーが人気ですが、たくさんのメーカーから様々な商品が発売されていて、どれを使ったらいいのか迷いますね。
この記事では、
- 低温調理器
- スロークッカー
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ（記事下に移動します）。
低温調理器とスロークッカーの違いを比較してみた
低温調理器とスロークッカーの違いですが、以下の点が異なります。
- 食材の加熱方法
- 温度設定
- お手入れ方法
詳しく見ていきましょう！
なお比較する対象は、アイリスオーヤマの以下の商品にしています。
- LTC-02（低温調理器）
- PSC-20K-W（スロークッカー）
違い①：食材の加熱方法
低温調理器とスロークッカーは、どちらも、食材を加熱調理する電気式の調理器ですが、加熱方法が違います。
低温調理器は湯煎調理
低温調理器は、お手持ちの鍋に取り付けて、水を設定温度まで加熱します。
その鍋の中に、袋に入れた食材を投入し、湯煎調理をする調理器です。
スロークッカーは、煮込み調理
スロークッカーは、調理器の内なべに食材を直接入れて加熱をする、煮込み調理器です。
キッチン家電アドバイザー低温調理器は、加熱用の鍋を用意する必要がある、ということになりますね！
違い②：温度設定
低温調理器とスロークッカーは、食材を加熱するときの温度設定が異なります。
低温調理器は、低温から高温まで、細かく温度設定をすることができます。
アイリスオーヤマの低温調理器LTC-02の場合は、25～95℃の間で0.5℃単位で設定することができます。
スロークッカーは、最大98℃程度の沸騰直前の温度で煮込み調理をする調理器なので、低温や細かい温度設定はありません。
アイリスオーヤマのスロークッカーPSC-20Kの場合は、弱と強の2段切り替えになっています。
キッチン家電アドバイザー低温調理器のほうが、使える温度帯が広いということになりますね！
違い③：お手入れ方法
低温調理器は、水を温めるだけなので、カバーを外してサッと拭くだけで大丈夫です。
油汚れの心配もないので手間がかかりません。
スロークッカーは、内なべを洗剤で洗う必要があります。
油汚れも付きますが、ほとんどのスロークッカーは、内なべの汚れも落ちやすくなっているので、手早く洗うことができます。
キッチン家電アドバイザー低温調理器は、洗剤いらずということになりますね！
低温調理器を選ぶメリットは細かい温度設定
低温調理器を選ぶメリットは、料理に合わせた温度設定ができる事です。
食材も、肉や魚介類、野菜など加熱して調理するものであればなんでも対応できます。
本格的な料理をしたい人におすすめ
低温調理器は、食材の内部までしっかり熱を通すと同時に、食材のうまみを保持したまま、硬くならない温度で調理することができます。
ローストビーフ、サラダチキン、サーモンのコンフィ、プリンなど、少し手の込んだ本格的な料理を失敗なく、手軽にやりたい人におすすめです。
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スロークッカーを選ぶメリットは煮込み調理が簡単にできること
スロークッカーを選ぶメリットは、煮込み料理が簡単にできる事です。
沸騰させずに、ゆっくりと煮込むことで、煮崩れの心配がなく、吹きこぼれの心配もありません。
料理を効率的にしたい人におすすめ
スロークッカーは、食材を入れてスイッチを入れるだけであとはお任せです。
時間のかかる煮込み料理を、スロークッカーにお任せしてほかの家事をや調理をすることができます。
コンロをふさがないので、別の場所で一品作りながら効率的に料理をすることができます。
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低温調理器の口コミ・評判
アイリスオーヤマの低温調理器LTC-02の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
スロークッカーの口コミ・評判
アイリスオーヤマのスロークッカーPSC-20K-Wの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
低温調理器とスロークッカーの違いまとめ
低温調理器、スロークッカーの違いをまとめると、以下のようになります。
 低温調理器 （LTC-02） |  スロークッカー （PSC-20K-W） | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2021年 | 2020年 |
| 設定可能温度 | 25~95℃(0.5℃単位) | 保温/弱/強 |
| タイマー | 1分～99時間59分 | なし |
| 本体サイズ | 幅約5×奥行約10×高さ約33.4cm | 幅約21.2×奥行約23.2×高さ約21.3cm |
| 重量 | 約0.9kg | 約2.2kg |
| 鍋 | 必要 | 不要 |
| 価格 (税込) | 13,200円 | 2,980円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、低温調理による本格的な料理を楽しみたい人は低温調理器。
煮込み料理を簡単手軽にしたい人は、スロークッカーを選ぶのが良いと思います。
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