DJI Mini3とMini3 PROの違いを比較!おすすめはどっち?

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DJI Mini3とMini3 PROの違いを比較

遠隔操作で飛行できる機体で、空撮だけでなく警備や軍事など、様々な分野で活躍している『ドローン』。

人だけでは撮影することができないダイナミックな映像や、いつもは見ることのできない景色なども撮ることができるので、最近では一般向けにも発売されるようになりました。

この記事では、中国のドローン会社として有名な『DJI』から発売されている、

  • Mini3
  • Mini3 PRO

の違いについて、詳しく解説していきます。

それぞれの違いを表で確認したい人こちらへ(記事下に移動します)。

目次

DJIのMini3、Mini3 PROの違いを比較してみた

Mini3Mini3 PROの違いですが、以下の点が異なります。

  • 機体
  • カメラ
  • 検知機能
  • 映像伝送

詳しく見ていきましょう!

違い①:機体

Mini3Mini3 PROは、機体の性能・機能に違いがあります。

Mini3Mini3 PRO
最大下降速度3.5 m/s5 m/s
最大飛行時間38分
(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

51分
(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)
34分
(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

47分
(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)
最大ホバリング時間33分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

44分(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)
30分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

40分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)
全球測位衛星システム(GNSS)GPS + GLONASS + GalileoGPS + Galileo + BeiDou

比べてみると、最大下降速度(上昇させたドローンを下降させる際の速度)は、Mini3 Proの方が速くなってます。

最大飛行時間は、Mini3のほうが若干長くなっているので、この点はメリットと言えます。

最大ホバリング時間とは、ドローンが上空である程度の高さと位置で止まったまま静止できる最大の時間のことです。

比べてみると、若干ですが、Mini3のほうがMini3 PROより長く静止できると言えます。

全球測位衛星システム(GNSS)にも違いがあり、Mini3はGPS + GLONASS + Galileo、Mini3 ProはGPS + Galileo + BeiDouとなっています。

BeiDouは、DJIの上位種ドローンと同様の衛星システムなので、衛星システムに関してはMini3 Proのほうが優れていると言えます。

違い②:カメラ

Mini3Mini3 PROは、カメラ機能に違いがあります。

Mini3Mini3 PRO
ISO感度動画:
100〜3200

写真:
100〜3200
動画:
100〜6400

写真:
100〜6400
最大静止画サイズ8064×60484:3:
8064×6048 (48 MP)
4032×3024 (12 MP)

16:9:
4032×2268 (12 MP)
静止画モードシングルショット:12 MP

48 MP: 48 MP

タイマー:12 MP

JPEG:2/3/5/7/10/15/20/30/60秒

JPEG + RAW:5/7/10/15/20/30/60秒

オート露出ブラケット(AEB):12 MP、3枚(2/3EVステップ)

パノラマ:スフィア、180°、広角

HDR:シングル撮影モードでは、HDR映像の出力が可能。
シングルショット:12 MP

48 MP: 48 MP

バーストショット:12 MP、3/5/7枚

タイマー:12 MP,2/3/5/7/10/15/20/30/60秒

オート露出ブラケット(AEB):12 MP、3/5枚(2/3EVステップ)

パノラマ:スフィア、180°、広角、垂直

HDR:シングル撮影モードでは、HDR映像の出力が可能
動画解像度4K:3840×2160@24/25/30 fps

2.7K:2720×1530@24/25/30/48/50/60 fps

FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60 fps

HDR:24/25/30fpsで撮影時、HDR映像の出力が可能。
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60 fps

2.7K:2720×1530@24/25/30/48/50/60 fps

FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60 fps

スローモーション:1920×1080@120 fps
最大動画ビットレート100 Mbps150 Mbps
カラーモードノーマルノーマル/D-Cinelike

比べてみると、カメラについては性能・機能ともに、Mini3 PROのほうが優れていると言えます。

特に、カメラが光をどれだけ感じるかを表すISO感度は、Mini3 PROMini3より2倍になっているので、光の少ない暗闇や夜の撮影は、Mini3 PROのほうが向いていると言えます。

カメラアドバイザー

どんな時に使用するかで選ぶのもおすすめです!

違い③:検知機能

Mini3Mini3 PROは、検知機能に違いがあります。

Mini3下方ビジョンシステムを採用しているのに対し、Mini3 PRO前方・後方・下方ビジョンシステムを採用しています。

ドローンが障害物に近づいた際に警告音やその場で止まり、避けてくれる検知機能は、Mini3 PROは前後・下方についているので、初心者でも安心して操作することができます。

カメラアドバイザー

操作に不安がある人や苦手な人は、Mini3 PROの検知機能がおすすめです!

違い④:映像伝送

Mini3Mini3 PROは、映像伝送に違いがあります。

Mini3Mini3 PRO
映像伝送システムDJI O2O3
ライブビュー品質送信機:
720p/30fps
送信機:
1080p/30fps
最大伝送距離
(電波干渉のない場合)
FCC:10 km

CE:6 km

SRRC:6 km

MIC(日本):6 km
FCC:12 km

CE:8 km

SRRC:8 km

MIC(日本):8 km
最大伝送距離
(電波干渉がある場合)
強い干渉(都市部の景観):約1.5〜3 km

中程度の干渉(郊外の景観):約3〜6 km

弱い干渉(郊外/海辺):約6〜10 km
強い干渉(都市部の景観):約1.5〜3 km

中程度の干渉(郊外の景観):約3〜7 km

弱い干渉(郊外/海辺):約7〜12 km
最低遅延約200 ms約120 ms
アンテナアンテナ×2、1T2Rアンテナ×4、1T2R

比べてみると、Mini3は旧映像伝送システムであるDJI O2を使用していて、アンテナ数も少ないので、耐干渉性がMini3 PROよりも低いと言えます。

また、ライブビュー品質に関しても、Mini3 PROの方がMini3より精細な映像を手元で見ることができます

Mini3を選ぶメリットは滞空の状態に強いこと

Mini3を選ぶメリットは、滞空の状態に強いことです。

カメラなどの機能・性能はMini3 PROに劣りますが、最大飛行時間やホバリング時間などはMini3 PROよりも長いので、滞空時の状態に強いと言えます。

初めてドローンを購入・扱う人におすすめ

Mini3は、初めてドローンを購入・扱う人におすすめです。

Mini3 PROの廉価版として発売されているので、シンプルな機能性で初めてドローンを使う人でも扱いやすいモデルと言えます。

Mini3 PROを選ぶメリットはカメラ機能が優れていること

Mini3 PROを選ぶメリットは、カメラ機能が優れていることです。

カメラ機能の中でもISO感度は、Mini3よりも2倍の数値になっているので、暗い場所や夜の撮影なども考えている人におすすめのモデルです。

より本格的な映像を撮りたい人におすすめ

Mini3 PROは、より本格的な映像を撮りたい人におすすめです。

また、検知機能は前後・下方についているので、操縦に自信がない人でも安心して使用することができます。

Mini3の口コミ・評判

Mini3の口コミ・評判

Mini3の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

ドローンって凄いと思わせる一品。仕事にも使います!

空撮用として安定したドローンです。送信機も使用しやすく資格の練習にも最適です。

扱いやすいドローンです。これにつきるかなと思います!

悪い口コミ

調子良く試験飛行してたが 突然エラーが出て離陸出来なくなりました。

登録申請などが色々面倒でした。

暫くすると機体と通信が出来なくなりコントロール不能になりました。

Mini3 PROの口コミ・評判

Mini3 PROの口コミ・評判

Mini3 PROの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

風が多少吹いていようが安定した飛行が可能で、初心者の私でもすぐに慣れました。

使いやすいし、メーカーのアフターサービスも良い。

購入後実際に飛行させてみて、その性能と言うか制度の高さに驚いています。

悪い口コミ

最初のうちは練習が必要で、安全確認も癖をつけるようにしないと、墜落やロスト、事故の元だと感じました。

やはり機体の軽さは風に対しては弱みになります。ちょっと強めの風では警告が出ます。

軽いので、強風でロストする恐怖を味わいました。

DJIのMini3Mini3 PROの違いまとめ

Mini3Mini3 PROの違いをまとめると、以下のようになります。

スクロールできます

Mini3

Mini3 PRO
発売日2022年12月14日2022年5月10日
最大上昇速度5 m/s
最大下降速度3.5 m/s5 m/s
水平方向の最大飛行速度16 m/s
運用限界高度(海抜)インテリジェント フライトバッテリー使用時:4000 m

インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時:3000 m
最大飛行時間38分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

51分(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)
34分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

47分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)
最大ホバリング時間33分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

44分(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時)
30分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

40分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)
最大航続距離18 km(インテリジェント フライトバッテリー使用時で、無風状態の環境で飛行速度43.2 km/hで飛行中に測定)

25 km(インテリジェント フライトバッテリー Plus* 使用時で、無風状態の環境で飛行速度43.2 km/hで飛行中に測定)
全球測位衛星システム(GNSS)GPS + GLONASS + GalileoGPS + Galileo + BeiDou
イメージセンサー1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP
レンズFOV:82.1°

焦点距離:24 mm(35mm判換算)

絞り:f/1.7

フォーカス:1 m~∞
ISO感度動画:
100〜3200

写真:
100〜3200
動画:
100〜6400

写真:
100〜6400
最大動画ビットレート100 Mbps150 Mbps
検知タイプ下方ビジョンシステム前方/後方/下方ビジョンシステム
映像伝送システムDJI O2O3
価格
(税込)
64,900円106,700円
各製品の比較

なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります

以上のことから、初めてドローンを購入する人は、必要最低限の機能が備わり、Mini3 PROの廉価版として発売されたMini3

本格的な映像を撮りたい人は、カメラの機能・性能が優れているMini3 PROを選ぶのがおすすめです。

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