歴史と伝統にあふれ、外国の要人も宿泊したことがある金谷ホテル。
開業から100年以上建った今なお、多くの人に愛されているホテルです。
金谷ホテルには「日光金谷ホテル」や「鬼怒川金谷ホテル」など、いくつかありますが、場所によってどんな風に異なるのか、違いが気になる方も多いと思います。
この記事では、栃木県日光市にある金谷ホテル、
- 日光金谷ホテル
- 鬼怒川金谷ホテル
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
日光金谷ホテル、鬼怒川金谷ホテルの違いを比較してみた
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルの違いですが、以下の点が異なります。
- 経営会社
- 部屋の種類
- 館内施設
詳しく見ていきましょう!
違い①:経営会社
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルは、経営会社が異なります。
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルは、「金谷ホテル」という同じ名称が付いていますが、同系列のホテルではなく、経営している会社そのものが違います。
日光金谷ホテルは「金谷ホテル株式会社」が経営するホテルで、鬼怒川金谷ホテルは「金谷ホテル観光株式会社」が経営するホテルです。
元々1931年に日光金谷ホテルの鬼怒川温泉支店として、「鬼怒川温泉ホテル」というものが開業しました。
そして1953年に鬼怒川温泉ホテルが金谷ホテル株式会社を離れ、「鬼怒川温泉ホテル株式会社」として独立します。
それから鬼怒川温泉ホテル株式会社が「金谷ホテル観光株式会社」に社名を変更し、1978年に鬼怒川金谷ホテルを開業しました。
金谷ホテルの系列には、日光金谷ホテルの他に「中禅寺金谷ホテル」というホテルがありますが、鬼怒川金谷ホテルは、その2つの系列には入っていないまったく別のホテルになります。
違い②:部屋の種類
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルは、宿泊できる部屋の種類が異なります。
日光金谷ホテル
日光金谷ホテルで宿泊できる部屋は、以下の通りです。
- コーナーツインルーム
- デラックスタイプ
- スタンダードA
- スタンダードB
- シャワー付きタイプ
- N35
- ORANGE SUITE
「コーナーツインルーム」は、部屋の壁2面に大きな窓を備える眺望の良い部屋です。
「デラックスタイプ」は、各部屋で個性が異なる約30㎡から60㎡の部屋になります。
「スタンダードA」は、標準的な約30㎡から約38㎡程度の広さの部屋です。
「スタンダードB」と「シャワー付きタイプ」は、約21㎡から約30㎡の一回り狭い部屋で、「スタンダードB」にはバスタブがあり、「シャワー付きタイプ」はバスタブの代わりにシャワーのみついています。
「N35」と「ORANGE SUIT」は、小山薫堂がプロデュースした「Hotel in Hotel」のデザインの部屋で、「N35」にはこだわりの備品の数々が用意されているのが特徴です。
「ORANGE SUITE」は、「和」のテイストを追求した雰囲気のデザインで、極上のリラックス空間を体感できる部屋になっています。
鬼怒川金谷ホテル
鬼怒川金谷ホテルで宿泊できる部屋は、以下の通りになっています。
- ジョン・カナヤ・スイート
- スイート洋室
- スイート和洋室
- グレードアップ和洋室
- グレードアップ和室
- 洋室
- スタンダード和洋室
「ジョン・カナヤ・スイート」は最上階の5階にひとつだけある部屋で、ダイニングとリビングが備わっている約132㎡の広い部屋です。
「スイート洋室」と「スイート和洋室」は最上階の部屋で、「スイート洋室」は部屋に専用の露天風呂、「スイート和洋室」にはビューバスが備わっています。
「グレードアップ和洋室」と「グレードアップ和室」は、部屋に露天風呂が付いている部屋で、「グレードアップ和洋室」は洋室とベッドがあります。
「グレードアップ和室」には和室があり、就寝時は布団で宿泊する部屋です。
「洋室」は最上階で泊まれる約66㎡の部屋で、寝室スペースの他にリビングがあり、バスタブがない代わりにシャワーのみが付いている部屋になります。
「スタンダード和洋室」は約66㎡のスタンダードな部屋で、12帖の本間と4帖の広縁でゆっくりとくつろげます。
鬼怒川金谷ホテルは、どの部屋も約66㎡以上の広い部屋に泊まれますね!
違い③:館内施設
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルは、館内施設が異なります。
日光金谷ホテル
日光金谷ホテルで利用できる主な館内施設は、以下の通りです。
- ギフトショップ
- プール
- スケートリンク
- 展示室「金谷の時間」
屋外にあるプールやスケートリンクが利用できたり、金谷ホテルの歴史が見られる展示室があります。
鬼怒川金谷ホテル
鬼怒川金谷ホテルで利用できる館内施設は、以下の通りになっています。
- ラウンジ
- 温泉大浴場
- ダイニング「ジョン・カナヤ」
- シガーサロン
- ギフトショップ
- ショコラバー
温泉大浴場は、モダンテイストな「四季の湯」と、檜仕様のクラシックな雰囲気の「古代檜の湯」があります。
大人の空間としてシガーを楽しめるシガーサロンや、チョコレートや紅茶を楽しめるショコラバーが利用できます。
日光金谷ホテルを選ぶメリットは伝統的なホテルであること
日光金谷ホテルを選ぶメリットは、開業140年以上の伝統的なホテルであることです。
歴史と伝統のあるホテルに泊まりたい人におすすめ
日光金谷ホテルは、由緒あふれる歴史を誇る、伝統的な雰囲気のホテルが良いという人におすすめです。
日光金谷ホテルは、開業した1873年から続いているホテルで、諸外国の要人も宿泊したことのあるホテルになります。
食事においては、「虹鱒のソテー金谷風」をはじめとした伝統あふれるメニューの数々を、開業当時から変わらない味のまま今でも食べることできます。
「伝統のあるホテルに泊まりたい」
という人にぴったりです。
鬼怒川金谷ホテルを選ぶメリットは広い部屋に泊まれること
鬼怒川金谷ホテルを選ぶメリットは、広い部屋に泊まれることです。
すべての部屋において、約66㎡以上の広い部屋に泊まることが可能です。
広い部屋や露天風呂でゆっくりくつろぎたい人におすすめ
鬼怒川金谷ホテルは、広々とした部屋に泊まりたい人や、露天風呂にゆっくりつかりたい人におすすめです。
鬼怒川金谷ホテルは、各部屋に寝室スペースの他に、椅子などの備品が各部屋に備わっています。
また、「スイート洋室」や「グレードアップ和洋室」といった部屋では、部屋に専用の露天風呂が付いています。
「広い部屋に泊まりたい」
「露天風呂にゆっくり入りたい」
という人におすすめです。
日光金谷ホテルの口コミ・評判
日光金谷ホテルの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
今日のぱくぱく〜😋
— 💋大木場美鈴(みぃにゃん💋 (@miinyaaaaan0915) June 14, 2023
今日は #日光金谷ホテル
ホテルピーナッツ🥜🏨💗
パンにつけて食べた🍞#365日ぱくぱく😋 No2416#甘い物より肉が好き#みぃにゃん超絶可愛い #Followme pic.twitter.com/RQi0fLJkLG
🍴広沢さんのオススメグルメ🍴
— 広沢将之 (@hirosawa1979) June 9, 2023
日光金谷ホテルさんの
「百年ライスカレー」です。
金谷ホテルの総料理長に代々伝わる
秘蔵のレシピ集より、
100年前のカレーを現代に復刻❗️
大正ロマン感じるマイルドな味わいを、
どうぞご堪能あれ✨️🍛✨️
※写真はビーフになります。https://t.co/61nVx0ocqN pic.twitter.com/WitMd67F47
宇都宮で用事があり、前乗りして長女と日光金谷ホテルでランチ、神橋から二荒山神社、輪王寺、東照宮、旧田母沢御用邸と巡った。
— nonochi (@arachiyo1126) June 13, 2023
日光といえば徳川家康公。
油断しているとセンシティブポスターがうっかり視野に‥ヤメテ〜💦
旧田母沢御用邸には勿論そんな物は無く施設の方も親切で素晴らしかったです pic.twitter.com/1l2OHrd1lV
良い口コミ
悪い口コミ
鬼怒川金谷ホテルの口コミ・評判
鬼怒川金谷ホテルの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
部屋もホテルも素晴らしいです!
— まいみん🌷 (@maimindesuyon) October 24, 2020
鬼怒川金谷ホテル
ハロウィンがそこかしこにさりげなく🎃
癒される〜 pic.twitter.com/f2tnoMzBaf
鬼怒川金谷ホテル
— 一心【Isshin】@専業 (@uLxlpvwQ8oNW1rv) June 16, 2023
112500円が株主優待券で61500円
優待券利用客は食事中にドリンクまでついた。
金谷ホテルが選択肢に増えた事で
素晴らしい優待になったね☺️#株主優待#パルグループ pic.twitter.com/8FsKl5kTU6
バレンタインに貴族のチョコレート(自分用w)JOHN KANAYAさん。愛知には出展してなくて銀座のデパートで購入しました。普段は全部シーリングワックス型の赤いチョコなんですが一つだけ❤️に。左手の薬指…を表してるそうですよ。鬼怒川金谷ホテルのラウンジではこちらのチョコが食べられるそうです。 pic.twitter.com/xLTS1Q0wl7
— roy (@roy91058745) February 20, 2023
良い口コミ
悪い口コミ
日光金谷ホテルと鬼怒川金谷ホテルの違いまとめ
日光金谷ホテル、鬼怒川金谷ホテルの違いをまとめると、以下のようになります。
日光金谷ホテル | 鬼怒川金谷ホテル | |
---|---|---|
都道府県 | 栃木県日光市上鉢石町 | 栃木県日光市鬼怒川温泉大原 |
電話番号 | 0288-54-0001 | 0288-76-0001 |
経営会社 | 金谷ホテル株式会社 | 金谷ホテル観光株式会社 |
部屋の種類 | コーナーツインルーム デラックスタイプ スタンダードA スタンダードB シャワー付きタイプ N35 ORANGE SUITE | ジョン・カナヤ・スイート スイート洋室 スイート和洋室 グレードアップ和洋室 グレードアップ和室 洋室 スタンダード和洋室 |
主な館内施設 | ギフトショップ プール スケートリンク 展示室「金谷の時間」 | ラウンジ 温泉大浴場 ダイニング「ジョン・カナヤ」 シガーサロン ギフトショップ ショコラバー |
価格幅 (税込) | 16,000~92,000円 | 37,000~85,000円 |
以上のことから、歴史と伝統のあるホテルが良い人は、日光金谷ホテル。
広い部屋や専用の露天風呂がある部屋に泊まりたい人は、鬼怒川金谷ホテルがおすすめです。