DJの醍醐味と言えば音を操るミキサーですが、パイオニアが発売するDJコントローラーは、値段が手頃にもかかわらず高機能だと手にする人が増えています。
パイオニアが発売していたモデルには、「DDJ-200」と「DDJ-400」という似た機種がありますが、この2つの機種の違いがわからず、どちらを選ぶべきか迷っている人もいるかと思います。
この記事では、パイオニアのDJコントローラー、
- DDJ-200
- DDJ-400
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
パイオニアのDDJ-200、DDJ-400の違いを比較してみた
DDJ-200とDDJ-400の違いですが、以下の点が異なります。
- オーディオインターフェース
- ボタン
- サイズ、重さ
- カラー
詳しく見ていきましょう!
違い①:オーディオインターフェース

DDJ-400は、本体にオーディオインターフェースが搭載しています。
オーディオインターフェースは、音声を出力するための機能のことで、DDJ-400は本体にスピーカーやヘッドフォンをつなげることで、そのまま音声を出力できます。
DDJ-200はオーディオインターフェースがなく、機器で操作した音声を聞くには、DDJ-200とつないだスマホやパソコンから音声を流す必要があります。
違い②:ボタン


DDJ-200とDDJ-400は、使用できるボタンが異なります。
DDJ-400は、DDJ-200に比べて以下のようなボタンが使用できます。
- PAD MODE切替
- TRIM
- ループ
- BROUSE
- LOAD
PAD MODE切替は、PADボタンの機能をすぐに変更ができるボタンです。
TRIMは、音声の最大音量を調整する機能で、古い音声など最大音量が小さい時などに使用します。
ループは、音声が終わったらまた最初から流すことができる機能です。
BROUSEは、曲を選択する時に使うボタンで、ボタンをくるくると回すことで曲の選択ができます。
LOADは、BROUSEで選択した曲を再生するために使うボタンになっています。
ただし、上記ボタンはあくまでDDJ-200の機器本体では使用できないというだけで、DDJ-200と連携させたスマホやパソコンなどの画面から、各種機能を使うことができるものもあります。
違い③:サイズ、重さ


DDJ-200とDDJ-400は、本体のサイズや重さが違います。
DDJ-200とDDJ-400の本体サイズや重さは、以下の通りです。
![]() DDJ-200 | ![]() DDJ-400 | |
---|---|---|
サイズ (W:H:D) | 378mm × 48.2mm × 208mm | 482mm x 59.2mm x 272.4mm |
重さ | 1.2kg | 2.1kg |

DDJ-200の方がコンパクトですね!
違い④:カラー










DDJ-200とDDJ-400は、カラーバリエーションが違います。
DDJ-200は黒を基調をしたカラー1種類のみですが、DDJ-400は黒の他に、黒をベースにゴールドを使ったモデルや、シルバーをもとにしたモデル、ホワイトをベースにオレンジでイラストが入ったモデルの4種類があります。
DDJ-200を選ぶメリットはサイズが小さいこと


DDJ-200を選ぶメリットは、DDJ-400よりも軽くて小さいコンパクトなモデルであることです。
手軽にDJ体験をしてみたい人におすすめ
DDJ-200は、初心者など、お手軽にDJのような音楽体験をしてみたい人におすすめです。
DDJ-200は、DDJ-400に本体にオーディオインターフェースや各種ボタンが付いていませんが、その分小さくてコンパクトなモデルになっています。
ボタンが少ないのでボタン配置もあまり迷わず、本体が小さいのであまりスペースがない場所でも使いやすくなっています。
「お試しとしてDJのような体験をしてみたい」
「ボタンがあまり多いと操作を覚えられるか心配」
という人に向いています。
DDJ-400を選ぶメリットは多くのボタンが搭載していること


DDJ-400を選ぶメリットは、TRIMやループなど、DDJ-200よりも使える機能のボタンが多いことです。
直感的に操作したい人におすすめ
DDJ-400は、DJコントローラーを使って直感的にDJ音楽を楽しみたい人におすすめです。
DDJ-400は、本体で使えるボタンが多く、DDJ-200ではスマホやパソコンなどで使う機能も、本体のボタンを操作することで曲のループや曲の選択などができます。
また、オーディオインターフェースが搭載しているので、エフェクトをかけた音声を本体に接続したヘッドホンやスピーカーから直接聞けます。
「本格的なDJのようにDJコントローラーで色々操作をしてみたい」
「音声をスマホやパソコンを経由させて聞くのは面倒くさい」
という人にぴったりです。
DDJ-200の口コミ・評判


DDJ-200の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
じつは先日、DDJ-200を中古で購入
— DJ INOGASHIRA (@dj_inogashira) December 6, 2024
イベントで持ち歩いたDDJ-400に比べて遥かにコンパクトであり
Bluetoothでスマホ用DJアプリ「WeDJ」と繋いで、スマホの中の曲でプレイが出来るという代物
どの道コンセントで電源繋がなきゃ行けないから野外でやるならモバイルバッテリーは必須だな🐗 pic.twitter.com/Vo387TJIG2
先日初めてDDJ-200を借りて使わせて頂いたんですが、マッピング変更したら不便なくこれでもDJできるなって思った。 pic.twitter.com/Kgz9YGCCas
— ema (@ema_wired) November 14, 2024
もっと練習しなくてはと思い、DDJ-200を仕事クルマに持ってきたけど、何処でも
— つーさん🐯 (@Lovetora777) March 10, 2025
DJできて楽しいな!
そして、夢中になりすぎて
気がついたら2hも経ってた。
ポンコツなので、上手くなるまで、
毎日がんばるぞ👊🔥 pic.twitter.com/LmlaXYMVjg
良い口コミ
悪い口コミ
DDJ-400の口コミ・評判


DDJ-400の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
DDJ-400、発売直後に買ってもう6年くらい使ってるけどDJ用PCが必要でめんどいこと以外はなんも困ってないんだよな
— Yutayuki@VRChat (@yutayuki_vrc) January 28, 2025
DDJ-400のいいところ→リュックに入る pic.twitter.com/VkDE4XGXdW
— ふりゃん (@flyan495) March 6, 2025
日付変わって今日の夜のパーティは久しぶりにDDJ-400とPC持ち込みが必要になったので動作確認して拭き上げました
— kaki0121 (@kaki00121) November 29, 2024
縦フェーダーもピッチフェーダーも硬いこの感じが久しぶりで、箱に持ち込んでプレイしてた過去の記憶が蘇って緊張してきた pic.twitter.com/PV4opaOtJH
良い口コミ
悪い口コミ
パイオニアのDDJ-200とDDJ-400の違いまとめ
DDJ-200、DDJ-400の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() DDJ-200 | ![]() ![]() DDJ-400 | |
---|---|---|
発売日 | 2019年5月 | 2018年6月 |
オーディオインターフェース | 非搭載 | 搭載 |
PAD MODE切替ボタン | (パソコンなどから使用可) | なしあり |
TRIMボタン | ||
ループボタン | ||
BROUSEボタン | ||
LOADボタン | ||
カラー | 黒 (1種類) | 黒 黒×ゴールド シルバー ホワイト×オレンジ×イラスト (4種類) |
サイズ (W:H:D) | 378mm × 48.2mm × 208mm | 482mm x 59.2mm x 272.4mm |
重さ | 1.2kg | 2.1kg |
価格 (税込) | 22,000円 (メーカー価格) | 39.650円 (中古品) |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、気軽にDJ体験をしてみたい人は、DDJ-200。
たくさんのボタンで直観的に操作しつつDJ気分を味わいたい人は、DDJ-400がおすすめです。