パナソニックでは、用途や価格帯に合わせて複数のホームベーカリーが発売されています。
材料さえ用意すれば、生地を練ったり発酵させたりする難しい工程も機械がサポートしてくれるので便利ですよね。
今回はホームベーカリーの人気機種である
- SD-MDX4
- SD-MDX102
- SD-MT4
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
SD-MDX4、SD-MDX102、SD-MT4の違いを比較してみた
SD-MDX4とSD-MDX102、SD-MT4の違いですが、以下の点が異なります。
- マニュアル機能
- 生地の種類
- 価格
- サイズ
- カラー展開
詳しく見ていきましょう!
違い①:マニュアル機能
SD-MDX4の最も特徴的な機能は、マニュアル機能でいろいろなパンが作れるという点。
パン作りの3つある工程「ねり」「発酵」「焼き」の強度や時間を細かく調整できます。
SD-MDX4の専用レシピブックを使えば、SD-MDX102やSD-MT4より多様なパン作りを楽しむことができるのです。
食パン以外のパンも簡単に作りやすくなりました!
違い②:生地の種類
SD-MDX102の2年後に発売されたSD-MDX4とSD-MT4には、「リッチパン・ド・ミ」というメニューが追加されており、上質な食パンが作れます。
生地の練り方・発酵方法が進化し、SD-MDX102の「パン・ド・ミ」より本格的なパン作りができるようになりました。
パナソニックの公式サイトには「リッチパン・ド・ミ」を使って「おうち乃が美」を作るアレンジレシピも公開中。
高級生食パンを自宅で食べたい人にとってはたまらない機能です。
プロの技術を習得しなくても、上質なパンが自宅で楽しめます!
違い③:価格
低価格で入手しやすいのは、SD-MDX102です。
定価に大きな差はありませんが、旧モデルのためSD-MDX4やSD-MT4より割引価格で販売されることが多いです。
また、同時期に販売開始されたSD-MDX4とSD-MT4ではSD-MT4のほうが安いです。
機能をシンプルに抑えている分、より安く購入できます。
SD-MT4はSD-MT4より6000円以上安いです!
違い④:サイズ
3つの商品でもっとも小さいのはSD-MT4です。
SD-MDX102とSD-MDX4の大きさは変わりませんが、SD-MDX4のほうが若干軽量化されています。
作れる食パンのサイズはどれも同じですので、好みや設置場所に合わせて選ぶといいでしょう。
SD-MT4はSD-MDX4と比べて、奥行きが約5㎝小さくなっています!
違い⑤:カラー展開
SD-MDX102はブラック・ホワイトの2色展開ですが、SD-MDX4はブラックのみです。
インテリアに合わせて調理家電も白で統一している人は、SD-MDX4を購入すると全体の雰囲気から浮いてしまうかもしれません。
SD-MDX4を選ぶメリットは自由度の高さ
SD-MDX4を選ぶメリットは、作れるパンの自由度が高いことです。
SD-MT4では「パン生地」とひとまとめにされているノーマルな生地も、SD-MDX4では3種類に分けられています。
「食パン生地」「ハード生地」「リッチ生地」と自分の作りたいパンに合わせて調整できるので、バゲットやデニッシュなどの幅広いパン作りにチャレンジしたい人に向いているといえるでしょう。
レパートリーを増やしたいにおすすめ
マニュアル機能が唯一搭載されているSD-MDX4は、レシピに合わせた調整能力が高いです。
普通の食パンだけを作るよりも、自分らしいオリジナルのパンを作ってみたい人におすすめします。
マニュアル機能を使う際に「マイねり」を設定できるのが大きなポイント。
練る力やスピードを細かくアレンジし、パン作りの幅を広げられるのです。
米粉や強力粉など、自分が普段から使用している粉や、混ぜ込む食材に合わせて練り具合を調整できます。
SD-MDX102を選ぶメリットはコスパのよさ
SD-MDX102を選ぶメリットは、コストパフォーマンスにあります。
SD-MDX4に比べて低価格で入手しやすく、適度に上質なパンを作れます。
高性能だけど予算を抑えた製品がほしい人におすすめ
SD-MDX102も、おいしい生食パンを作ることができます。
SD-MDX4はSD-MDX102の後継機にあたり、SD-MDX102でも基本的な性能は変わらないのです。
他の商品と比べ、型落ち品として家電量販店やリサイクルショップなどで値下げされている可能性がありますので、できる限りお得に高性能なホームベーカリーを入手したい人におすすめします。
また、SD-MDX4はブラックのみの販売ですから、「スペックの高さは譲れないが、デザインは白がいい」という人もSD-MDX102のほうがいいでしょう。
SD-MT4を選ぶメリットは手軽さ
SD-MT4を選ぶメリットは、手軽にパンを作れる点です。
SD-MDX4に比べて搭載されている機能が少ない分、より簡単に操作できます。
材料をセットすれば、全自動で焼きたてのパンが食べられるメニューも豊富です。
初めてのパン作りに挑戦したい人におすすめ
SD-MT4の「パン生地」は、SD-MDX4の「リッチ生地」に近い食感です。
「パン生地」を使ったレシピには、バターロールやクロワッサンなど、普段使いしやすいものがセレクトされています。
家庭で本格的なパンを作るには十分な機能が備わっていますので、まずは自宅でパンを作る楽しさを感じたい人にとって適した製品です。
SD-MDX4の口コミ・評判
SD-MDX4の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
てかSD-MDX4で焼くパンドミの焼き立てが本当に本当に美味しいから食べてみてほしい
— 👑アキレア🎸レシート (@masu_0305) February 16, 2023
ある方のを見て、自分も欲しいってなって買って一年になりましたが、すごいいいですよ
— ビビビ (@IllusionKirby) April 28, 2023
外で買うとのと違って全然質が違うし
パナの ホームベーカリー ビストロ SD-MDX4
これ使ってます
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MDX102の口コミ・評判
SD-MDX102の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
新しいホームベーカリーでお試しパン・ド・ミを焼いたんだけど美味しさに震えてる…
— 黒豆田 きなこ (@kinaco16520) January 9, 2021
今までお借りしてたホームベーカリーでも十分おいしかったんだけどPanasonicのこれはもうなんなんだ??!!店か??!!パン屋か??!!
同じ粉だぞ!!?同じ材料使ってこれか??!!
SD-MDX102 恐ろしい子…… pic.twitter.com/cMnNBk6H85
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MT4の口コミ・評判
SD-MT4の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
パナソニック SD-MT4✌
— 🍡ちる🍡 (@Chi_mogunyan) March 24, 2022
ドライイースト専用の入口もあるし、材料さえ買えば特に難しいところはなさそう🤔
今日も食パン作ってる🍞
今日は昨日よりリッチなモードにして、生クリーム入れたからフワフワになればいいなぁ💗 pic.twitter.com/D1LzHysjnA
良い口コミ
悪い口コミ
SD-MDX4とSD-MDX102とSD-MT4の違いまとめ
SD-MDX4、SD-MDX102、SD-MT4の違いをまとめると、以下のようになります。
SD-MDX4 | D-MDX102 | SD-MT4 | |
---|---|---|---|
発売日 | 2021年 | 2019年 | 2021年 |
マニュアル機能 | あり | なし | |
リッチパン・ド・ミ | あり | なし | あり |
メニュー数 | 43 | 41 | |
カラー | ブラック | ブラック・ホワイト | ホワイト |
サイズ (cm) | 幅26.3 奥行35.6 高さ35.3 | 幅24.1 奥行30.4 高さ34.7 | |
価格 (税込) | 46,530 円 | 54,800円 | 39,600 円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、本格志向の人はSD-MDX4。
コスパ重視の人は、SD-MDX102を選ぶのが良いと思います。
パン作り初心者の人は、SD-MT4を選ぶのがおすすめです。