音楽は気分をリラックスさせてくれますが、ピアノ曲というのもリラックスできるような趣向を凝らしたものが多いですよね。
ピアノには電子ピアノの商品もあり、コンパクトなサイズだと自宅の狭いスペースで使ったり持ち運べるので便利です。
音楽機器メーカーのカシオはいくつか電子ピアノを発売していますが、「CDP-S100」と「PX-S1000」のように、モデル名だけを見ても違いがわからず、どれを選ぶか迷っている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、カシオの電子ピアノ、
- CDP-S100
- PX-S1000
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
カシオの電子ピアノCDP-S100、PX-S1000の違いを比較してみた
CDP-S100とPX-S1000の違いですが、以下の点が異なります。
- 音色数
- 最大同時発音数
- エフェクト
- 入出力端子
- 連続動作時間
- 連携方式
詳しく見ていきましょう!
違い①:音色数

1つ目の違いは、音色数です。
CDP-S100とPX-S1000の音色数は、以下の通りです。
![]() CDP-S100 | ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
音色数 | 10 | 18 |
違い②:最大同時発音数

2つ目の違いは、最大同時発音数です。
CDP-S100とPX-S1000の最大同時発音数は、以下の通りです。
![]() CDP-S100 | ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
最大同時発音数 | 64 | 192 |
違い③:エフェクト

3つ目の違いは、エフェクトです。
CDP-S100とPX-S1000で使えるエフェクトは、以下の通りです。
![]() CDP-S100 | ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
エフェクト | リバーブ コーラス | ホールシミュレーター サラウンド コーラス ブリリアンス DSP |
リバーブは残響効果、コーラスは原音に少し遅れて音を重ねる効果、ホールシミュレーターはホールで弾いているかのような反響効果、サラウンドは音声を立体的に聞こえさせるエフェクト、ブリリアンスは音の明るさ、DSPは音楽用の制御エフェクトになっています。
違い④:入出力端子

4つ目の違いは、入出力端子です。
CDP-S100とPX-S1000の入出力端子は、以下の通りです。
![]() CDP-S100 | ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
入出力端子 | USB-Type B ステレオミニジャック(アウトプット兼用) ダンパーペダル | ヘッドホン端子×2 USB-Type B ダンパーペダル 3本ペダルユニット ステレオミニジャック ラインアウト端子×2 |

PX-S1000はいろんな機器と接続できますね!
違い⑤:連続動作時間


5つ目の違いは、連続動作時間です。
CDP-S100とPX-S1000は、コンセントの電源につなげる他に、乾電池でも使用できます。
CDP-S100とPX-S1000の乾電池による連続動作時間は、以下の通りです。
![]() ![]() CDP-S100 | ![]() ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
連続動作時間 (乾電池使用時) | 約13時間 | 約4時間 |



CDP-S100は電源がない場所でも半日くらい演奏できますね!
違い⑥:連携方式


6つ目の違いは、各機器との連携方式です。
CDP-S100とPX-S1000は、スマートフォンなどと連携することが可能ですが、接続方式が異なります。
CDP-S100は、別売りのUSBケーブルやアダプターを使用し、有線で機器につなげることで連携ができます。
PX-S1000は、本体にBluetooth機能が搭載しており、Bluetooth接続することで、スマホなどに入っている音声を再生できます。
CDP-S100を選ぶメリットは連続動作時間が長いこと


CDP-S100を選ぶメリットは、電池使用時の連続動作時間が長いことです。
路上ライブや屋外で演奏することが多い人におすすめ
CDP-S100は、路上ライブをしていたり、公園や学校の校庭など、屋外で演奏することが多い人におすすめです。
CDP-S100は、乾電池を使用した際、最大13時間程度連続で使えます。
「屋外でも長時間使えるモデルを探している」
「路上ライブで演奏することが多い」
という人に向いています。
PX-S1000を選ぶメリットは音声に関する機能が多いこと


PX-S1000を選ぶメリットは、音色数やエフェクトなど、音声に関する機能が多く使えることです。
色々な音を組み合わせて演奏したい人におすすめ
PX-S1000は、様々な音を使いこなしつつ、演奏の幅を広げてピアノを弾きたい人におすすめです。
PX-S1000は、CDP-S100に比べて、音色数や最大同時発音数が多く、鍵盤で様々な音を奏でられます。
また、エフェクトの種類も多く、ホールシミュレーターやブリリアンスといったエフェクトをかけることが可能です。
「いろんな音を使って楽しみたい」
「たくさんのエフェクトでオリジナルな音を出したい」
という人が選ぶといいでしょう。
CDP-S100の口コミ・評判


CDP-S100の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
近所のCOSTCOで山積みになってたカシオの電子ピアノCDP-S100
— junchan1969(順一) (@dt_el_at) December 10, 2023
税込¥30,800
少し弾いてみたんですが、かなりいい印象🎹
家庭向けコンパクトピアノですが、バンドユースにも使えそうな芯のある音で、鍵盤タッチもハンマーアクション内蔵でちゃんとしてます pic.twitter.com/0wUo8y3okb
電子ピアノ買いました。CASIOのCDP-S100。40,000円弱で88鍵、鍵盤のタッチもピアノみたいなので気に入ってます。 pic.twitter.com/n5MxmZ1OUh
— misora192 (@misora192) December 10, 2023
息子用に電子ピアノ・CASIO CDP-S100を入手。電子ピアノっていうか、台がないとデカいキーボードみたいな佇まいではあるけど、昔の印象と違って近頃の電子ピアノは廉価版でもだいぶ鍵盤タッチがしっかりしとるなぁ
— 本音が明け透けアマンドネフ (@Herejia_barbaro) May 12, 2019
良い口コミ
悪い口コミ
PX-S1000の口コミ・評判


PX-S1000の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
皆様おはようございます☀️🐓🥚
— ばどたむ🍖🎹1968米♂ (@tam_okome) June 24, 2024
曇りの朝ですが今日も暑そう😓
昨日ゴソゴソやっていたピアノはこれ
旧型PX-S1000のシロミちゃんでした😊
可愛い電子ピアノですね🎹✨ pic.twitter.com/vWXHuelaql
CASIOさんがずっとPriviaのPX系列を作り続けてくれて、長年部品交換修理できるとか、本体買い替えてもスタンド使いまわせるなら純正スタンド買うんですけどね
— るあしゅ (@ruashu) April 1, 2025
先のことは誰もわかりませんからね……
ちなみにPriviaのpx-s1000はかな〜〜り気に入っている。買ったあとに後継出たのはショックだったがw
自室PX-S1000で毎日15分ぐらい平均律1-14と格闘してたら、前奏曲はぼちぼち通せる感じになってきた。よしよし。初4声のフーガはオルガン音色にして保持する音と鳴らし続けてはいけない音をしっかり確認して、なんとなく形になりつつある。バッハの短調好きすぎだろ自分(笑)
— ねこまたの弟子 (@iris987) March 20, 2025
良い口コミ
悪い口コミ
CASIOの電子ピアノCDP-S100とPX-S1000の違いまとめ
CDP-S100、PX-S1000の違いをまとめると、以下のようになります。
![]() ![]() CDP-S100 | ![]() ![]() PX-S1000 | |
---|---|---|
発売日 | 2019年2月 | |
音色数 | 10 | 18 |
最大同時発音数 | 64 | 192 |
エフェクト | コーラス | リバーブサラウンド コーラス ブリリアンス DSP | ホールシミュレーター
入出力端子 | USB-Type B ステレオミニジャック(アウトプット兼用) ダンパーペダル | ヘッドホン端子×2 USB-Type B ダンパーペダル 3本ペダルユニット ステレオミニジャック ラインアウト端子×2 |
連続動作時間 (乾電池使用時) | 約13時間 | 約4時間 |
連携方式 (スマホなど) | 有線:USBケーブル | 無線:Bluetooth接続 |
価格 (税込) | 42,000円 | 59,800円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
まとめると、路上ライブなどで使う電子ピアノを探している人は、CDP-S100。
いろんな音を使って自分だけの音色を奏でたい人は、PX-S1000がおすすめです。