ETC2.0は、高速道路の料金がスムーズに支払えるだけでなく、道路情報などの情報が受け取れる機能です。
一般的にそうした情報はカーナビで受け取るのが普通でしたが、最近ではカーナビを使わなくても情報を受け取れるモデルもあります。
パナソニックが発売するETC車載器には、「CY-ET2620GD」や「CY-ET2010D」などのモデルがありますが、型番だけを見てもどこが違うのか、いまいちよくわからないかと思います。
この記事では、パナソニックのETC車載器、
- CY-ET2620GD
- CY-ET2010D
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
パナソニックのCY-ET2620GD、CY-ET2010Dの違いを比較してみた
CY-ET2620GDとCY-ET2010Dの違いですが、以下の点が異なります。
- 音声案内機能
- GPS
- 災害・危機管理通報サービス
- 有効期限お知らせ
- 電源電圧
- ナビ連動機能
- サイズ
詳しく見ていきましょう!
違い①:音声案内機能

CY-ET2620GDは、音声案内機能があります。、
CY-ET2620GDのアンテナにはスピーカーが付いており、音声を流して音声ガイドやカード入れ忘れ等の情報を聞くことが可能です。
また、それに合わせて本体部分に音量調整ボタンとリピートボタンが付いていて、音量の調整や聞き逃した時のリピート再生ができます。
違い②:GPS

CY-ET2620GDは、GPSを搭載しています。
CY-ET2620GDは、本体にGPSが搭載していることで、GPSの情報によって各種情報を本体機器が受信できます。
違い③:災害・危機管理通報サービス

CY-ET2620GDは、災害・危機管理通報サービスが利用できます。
日本版のGPSとして「みちびき」という衛星測位システムがありますが、その「みちびき」から災害などの情報を受信した場合、その情報をCY-ET2620GDのスピーカーから聞くことができます。
CY-ET2010Dの場合は、連動したカーナビ上で情報を表示させる必要があります。
違い④:有効期限お知らせ

CY-ET2620GDは、有効期限のお知らせ機能があります。
高速道路で使うETCカードは有効期限がありますが、その期限が近付いた際、CY-ET2620GDはその有効期限を音声でお知らせしてくれる機能を搭載しています。
違い⑤:電源電圧

CY-ET2620GDとCY-ET2010Dは、電源の電圧が異なります。
CY-ET2620GDとCY-ET2010Dで対応している電源電圧は、以下の通りです。
![]() CY-ET2620GD | ![]() CY-ET2010D | |
---|---|---|
電源電圧 | 12 V(普通車) 24 V(大型車) | 12V(普通車) |
違い⑥:ナビ連動機能

CY-ET2010Dは、カーナビとの連動機能があります。、
CY-ET2010Dは、カーナビと連動させることにより、カーナビの画面でETCの料金や利用履歴、渋滞情報などが見られます。
CY-ET2620GDは本体の音声でそれら情報が受け取れるため、カーナビとの連動機能はありません。
違い⑦:サイズ


CY-ET2620GDとCY-ET2010Dは、サイズが異なります。
CY-ET2620GDとCY-ET2010Dの本体とアンテナのサイズは、以下の通りです。
![]() CY-ET2620GD | ![]() CY-ET2010D | |
---|---|---|
本体サイズ (幅×高さ×奥行) | 70.0mm × 19.0mm × 96.0mm | 70.0mm × 19.0mm × 106.0mm |
アンテナサイズ (幅×高さ×奥行) | 32.0mm × 18.1mm × 38.7mm | 32.6mm × 11.0mm × 38.6 mm |
CY-ET2620GDを選ぶメリットは音声案内機能を搭載していること

CY-ET2620GDを選ぶメリットは、音声案内機能が使用できることです。
カーナビなしでETCを使いたい人におすすめ
CY-ET2620GDは、カーナビを使わずに車にETCを搭載したい人におすすめです。
CY-ET2620GDは、アンテナ部分にスピーカーがあり、そこから各種情報を受け取れることから、機器単体でETC2.0を利用できます。
「うちの車にはカーナビがない」
「カーナビと連携させずにETCが使えるものを探している」
という人が選ぶといいでしょう。
CY-ET2010Dを選ぶメリットはカーナビと連携ができること


CY-ET2010Dを選ぶメリットは、カーナビと連携して使うETC車載器であることです。
各種情報をしっかり目で確認したい人におすすめ
CY-ET2010Dは、ETCの利用履歴や渋滞情報など、色々な情報をカーナビの画面でしっかりと見て確認したい人におすすめです。
CY-ET2010Dは、カーナビとの連携が可能で、カーナビの画面によってETCを使った高速道路の利用料金や渋滞情報を見ることができます。
「渋滞情報がパッと見てわかる方がいい」
「音声案内だと情報が聞き取りづらい」
という人に向いています。
CY-ET2620GDの口コミ・評判

CY-ET2620GDの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
最初、カードが入っているか不安になってしまったよ
— 𝚝𝚊-𝚣𝟷𝟾𝟶𝟶𝚅𝙿𝙶𝙲 ワクチン8回目接種済 (@TONE_ken_twt) February 11, 2025
ETC2.0車載器 Panasonic CY-ET2620GD
インジケータが他のETCよりも控えめ
真下から覗き込むとだいぶ見やすくはなる
エンジン始動時からETCカードを入れておけば間違いないよね pic.twitter.com/IDjAJZg6Wx
ETCの渋滞とかのアナウンスが耳障りだったので、設定オフにしてみた。これで快適。
— Model Y TOKYO (@Model_Y_TOKYO) July 20, 2024
パナソニック CY-ET2620GD#ETC pic.twitter.com/k2ThXM2GhV
ドラレコはKENWOODのミラー型
— Kazu. (@KrzZ9rs) August 4, 2024
ETCはパナソニックのCY-ET2620GD
このETC…音声が『タッチ』浅倉南役の声優、日高のり子さん
自分は『かずや』が本名なのですが
由来が『タッチ』から来てるので決めました(笑)
只それだけです!
和也ではなく字数の影響で一哉ですけどね pic.twitter.com/MtPfvktQse
良い口コミ
悪い口コミ
CY-ET2010Dの口コミ・評判

CY-ET2010Dの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
今日はETCのテストがてら高速乗ってみよかな。安かったのでナビの対応機種じゃ無いやつ導入
— じょー8 (@joe_zzzn) July 30, 2023
※下の突起の位置と上の切り欠きの位置が違うのでカッターで削りました。最初認識しなかったけどナビから設定でタイプAにしたら認識しました。
彩速ナビ MDV-M910HDL
ETC2.0 CY-ET2010D pic.twitter.com/gLedNfvsyv
うちのCN-RX04WDとCY-ET2010Dの組み合わせだと設定で所要時間とかの情報は止める事が出来ました。
— きょくちょ~🪷🪫 (@o_kyokucho) May 7, 2023
すんげー、鬱陶しかったので(^_^;)
となるとCY-ET2010Dが新セキュリティも対応で価格もそれほど高くないのでいいかなとは感じる、ただ連動しなかったときはスピーカーがないので単体使用が困難な機種なんだよなーw
— 涼風青葉@3/1 Rabbit House Talk Party 2025 昼夜 (@saigusaharuka) July 13, 2023
良い口コミ
悪い口コミ
PanasonicのCY-ET2620GDとCY-ET2010Dの違いまとめ
CY-ET2620GD、CY-ET2010Dの違いをまとめると、以下のようになります。
![]() CY-ET2620GD | ![]() CY-ET2010D | |
---|---|---|
発売日 | 2021年11月 | 2018年10月 |
音声案内機能 | あり | なし |
GPS | ||
災害・危機管理通報サービス | (スピーカーから出力) | あり本体からの発信はなし |
有効期限お知らせ | ||
電源電圧 | 24 V(大型車) | 12 V(普通車)12V(普通車) |
ナビ連動機能 | なし | あり |
価格 (税込) | 16,816円 | 15,600円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
まとめると、機器単体でETCを利用したい人は、CY-ET2620GD。
カーナビと連携させて利用履歴や渋滞情報を画面でしっかり見たい人は、CY-ET2010Dがおすすめです。