防塵・防滴性能が優れていると評判の高い、PENTAXのデジタル一眼レフカメラ。
PENTAXは、日本の企業であるリコーイメージング株式会社が展開するカメラブランドです。
小型で軽量、防塵・防滴性能が優れているKFは、過去に発売されていたK-70とどこが違うの?どっちを買った方がいいの?と悩んでいる方が多いようです。
そこで今回は、PENTAXのデジタル一眼レフカメラの、
- KF
- K-70
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
PENTAX(ペンタックス)のKF、K-70の違いを比較してみた
KFとK-70の違いですが、以下の点が異なります。
- カスタムイメージ
- 液晶モニター
- 電池寿命
- 価格
詳しく見ていきましょう!
違い①:カスタムイメージ
搭載されているカスタムイメージがKFとK-70で異なります。
カスタムイメージとは、被写体やシーンに応じて画作りを変えられる機能です。
KFとK-70で、ほぼ同じカスタムイメージが搭載されていますが、KFのみに里び(SATOBI)というカスタムイメージが追加されています。
里び(SATOBI)は、60~70年代のカラー写真のような少し色褪せた風合いになるカスタムイメージです。
K-70は13種類、KFには14種類のカスタムイメージ機能があるよ!
違い②:液晶モニター
KFとK-70で液晶モニターのドット数が異なります。
どちらの機種も3型の液晶モニターを搭載しており、K-70は92.1万ドットですが、KFは103.7万ドットとなっています。
KFの方が新しい機種ということでドット数が多いですが、視覚的にさほど大きな差はないと言えます。
ドット数が多いほど画面の解像度が向上するよ!
違い③:電池寿命
電池寿命(撮影枚数)がKFとK-70で異なります。
KFは約460枚、K-70は約480枚となっており、K-70の方が充電が切れるまで20枚ほど多く撮影可能です。
使用環境により、電池寿命(撮影枚数)は変わってきますので、あくまで目安として参考にするのがよいでしょう。
フラッシュを使用すると電池寿命はもっと短くなります。
違い④:価格
KFとK-70では価格が異なります。
KFは2022年11月発売とまだ新しい機種のため、80,000円台前半から100,000円前後で新品販売されています。
またK-70は2016年7月発売のためメーカーで生産終了していることから、ほぼ中古販売となり約50,000円前後での販売が多いです。
KFとK-70の価格差は新品と中古の違いがありますが、約2倍ほどの価格差でK-70の方が安価となっています。
KFを選ぶメリットは防塵・防滴構造ボディ
KFを選ぶメリットは、PENTAXの特長の1つでもある防塵・防滴構造の頑丈なボディであることです。
アウトドアや天体観測において、使い勝手の良さを大いに期待できます。
外で撮影する機会が多い人におすすめ
KFは小型で防塵・防滴構造ボディのため、アウトドア撮影はもちろんのこと天候を気にせず外で頻繁に撮影する人におすすめです。
アウトドアや天体観測のほか、旅行時にコンパクトデジタルカメラで撮影をしているけど、物足りなくなってきた方にぴったりのデジタル一眼レフカメラです。
K-70を選ぶメリットは価格の安さ
K-70を選ぶメリットは、価格が安くなっていることです。
新品販売が終了しているため中古販売が主になっており、2022年発売のKFとほぼ同機能のデジタル一眼レフカメラを低価格で購入できることがメリットです。
アウトドア撮影の初心者におすすめ
K-70は、KFと同様に防塵・防滴構造ボディですので、アウトドアや悪天候時でも撮影ができます。
KFと比較して半分ほどの価格で手に入れることができますので、安価なアウトドア対応のデジタル一眼レフカメラを探している方におすすめです。
新品のデジタル一眼レフカメラを持ってアウトドアに行くのは、気が引けるといった初心者の方にぴったりです。
KFの口コミ・評判
KFの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
おはよう、雨の連休。。☔️
— しおのみうむ (@AIGAHAKU1003) February 23, 2024
PENTAX KF
クリアトーン
↑
userモードプリセットレシピ
これが本当にふんわり透明感🥳
ISO3200の背景の粒状感がフィルムぽいことに気がつき、フィルムライクレシピに採り入れることに。 pic.twitter.com/3gD90xY9qZ
KFに限らず、PENTAXはコスパ重視の人におすすめだよ
— いすた (@ista_2509) February 23, 2024
とりあえず合わせるレンズは18-135でいいよ
10万円台前半で揃うから
>RT
PENTAX KFは10万円で買えるデジタルAPS一眼レフカメラで、実機触ると手に馴染むし、ファインダー覗いたら見え方もいいし、これで十分なんじゃ…やっぱ早まった?自分…と思うぐらいではありますね
— moon phase (@moonphase16) February 14, 2024
レンズを通した光をイメージセンサーやLVFを介さずに目で見るってやっぱりいいすよね…
良い口コミ
悪い口コミ
K-70の口コミ・評判
K-70の口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
Pentax K70を中古で購入。
— 山鹿をさるく人 (@YamagaSaruku) February 22, 2024
動画撮影やハイブリッド研修の為の機材購入で資金を使い果たしていたので、お出掛けの写真用カメラはくたびれたPentax K20Dをいまだに使ってたんです。
あらかた必要だと思う最低限の機材は揃ったので、これから余裕が出たらレンズとかを考えていこうかな。
K70、愛でよう。 pic.twitter.com/ePJF4kHFY2
#Eclipse. I have this Pentax K70 with a 50-200 49 mm lens. I would appreciate a twitter opinion of a filter choice for eclipse photography. Also, what might you think of a doubler? Details and sources of a filter and doubler will be most appreciated. Thank you, JBB. pic.twitter.com/LzQUErUPdF
— John B. Barry (@JBarryofOntario) February 21, 2024
距離が近いと対物レンズが前ににょきにょき伸びるタイプだ( ´Д`)最短は0.303メートル30.3センチちょうど1尺じゃんwカタログには13センチって書いてあるけどそんな近い訳ないよねRICOHさん?( ´ー`)ん?#PENTAX #K70 #100mmMACRO pic.twitter.com/Yhpm4bBRQw
— 朝霧燈夜@ばなな(。∀゜)ノ🍌 (@Touyaasagiri) February 16, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
PENTAX(ペンタックス)のKFとK-70の違いまとめ
KF、K-70の違いをまとめると、以下のようになります。
KF | K-70 | |
---|---|---|
発売日 | 2022年11月25日 | 2016年7月22日 |
レンズマウント | ペンタックスKマウント | |
有効画素数 | 約2424万画素 | |
イメージセンサー | APS-C 23.5×15.6mm CMOS | |
カスタムイメージ | オートセレクト、鮮やか、 ナチュラル、人物、風景、 雅(MIYABI)、里び(SATOBI)、 ポップチューン、ほのか、 フラット、銀残し、 リバーサルフィルム、 モノトーン、クロスプロセス | オートセレクト、鮮やか、 ナチュラル、人物、風景、 雅(MIYABI)、ポップチューン、 ほのか、フラット、銀残し、 リバーサルフィルム、モノトーン、 クロスプロセス |
液晶モニター | 3型 92.1万ドット | 3型 103.7万ドット |
電池寿命(撮影枚数) | 約460枚 | 約480枚 |
ボディサイズ (幅×高さ×奥行) | 約125.5 x 93 x 74 mm | |
ボディ重量(本体のみ) | 約625g | 約628g |
価格 (税込) | 約80,000円~100,000円 | 50,000円前後(中古価格) |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります
以上のことから、アウトドアや旅行どで天候を気にせずハードに使うことに慣れている人はKF。
アウトドア時にPENTAXのカメラをこれから使ってみたいと考えている人は、K-70を選ぶのが良いと思います。