魚を焼く時にはガスコンロのグリルを使う人が大半かと思います。
ただ、グリルで魚を焼くと後片付けがとても大変ですよね。
パロマが発売している「ラクック」という調理器具は、コンロにそのまま投入して魚が焼けるので、掃除の手間が省けると話題です。
ただ、似たような調理器具にキャンプで使われるダッチオーブンというものもあり、ラクックとどんな風に違うのか、気になっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、調理器具、
- ラクック
- ダッチオーブン
の違いについて、詳しく解説していきます。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ（記事下に移動します）。
ラクック、ダッチオーブンの違いを比較してみた
ラクックとダッチオーブンの違いですが、以下の点が異なります。
- 名前の意味
- 使用方法
- お手入れ
詳しく見ていきましょう！
違い①：名前の意味
1つ目の違いは、名前の意味です。
ラクックはパロマが発売している、グリルに入れて使用する固有の調理器具名です。
食材が入った器具をグリルに丸ごと入れることで、使用後のグリルの掃除が不要になります。
ダッチオーブンは、鋳鉄を使ったフタつきの鍋の通称であり、アメリカの西部開拓時代より使用されていた長い歴史のある調理器具です。
違い②：使用方法
2つ目の違いは、使用方法です。
ラクックは、調理したい食材を中に入れてフタを閉じ、それをガスコンロのグリルの中に入れて使用します。
グリルの熱が本体を通じて中に伝わり、焼き魚を焼いたりハンバーグを作ることができます。
ダッチオーブンは普通の鍋のように使える調理器具です。
食材を中に入れてフタを閉じ、コンロやキャンプの焚火などの上にのせて調理します。
フタの上に炭を置くことで、上下から食材を温めることも可能です。
また、素材に鉄が使われているため、フタが通常の鍋よりも重くなっており、内部を密閉状態にして圧力鍋のように使用することもできます。
キャンプアドバイザーラクックはグリル専用で、ダッチオーブンは鍋みたいに使える調理器具ですね！
違い③：お手入れ
3つ目の違いは、お手入れの方法です。
ラクックは、使用後は表面の汚れを落とした後に乾燥させ、本体内部に油を塗って保管します。
ダッチオーブンは、鋳鉄を使った素材である場合、最初に使用する前と調理に使用した後にシーズニング作業が必要です。
シーズニング作業とは、調理器具全体に油を塗り、弱火に5分程度かけるお手入れのことです。
ダッチオーブンは鋳鉄が使われているものが多いため、シーズニング作業をしないと表面がサビしてしまうなどの事態が起こりえます。
キャンプアドバイザーシーズニング作業はひと手間かかりますね！
ラクックを選ぶメリットはグリルに丸ごと入れて調理ができること
ラクックを選ぶメリットは、食材を入れて本体の中だけでグリル調理ができることです。
グリルの掃除が面倒くさい人におすすめ
ラクックは、焼き魚を焼いた後などのグリル掃除をしたくない人におすすめです。
ラクックは、本体に食材を入れてその中でグリル調理ができるので、調理の後にグリルが汚れません。
ラクック本体を洗う必要はありますが、グリル掃除をするよりも掃除の手間をぐっと減らすことができます。
「グリルを毎日使いたいけど掃除はしたくない」
「焼き魚を毎日している」
という人にぴったりです。
ラクックの他の商品を、
ダッチオーブンを選ぶメリットはコンロや焚火で調理ができること
ダッチオーブンを選ぶメリットは、コンロや焚火、IH調理機で調理ができることです。
キャンプで使い勝手の良い調理器具が欲しい人におすすめ
ダッチオーブンは、キャンプで色々な料理が作れる調理器具を探している人におすすめです。
ダッチオーブンは、火にかけることで調理ができる鉄製の鍋であり、茹でる、炒める、焼くなど、様々な調理方法に使えます。
また、フタが重くなっていることで密閉された圧力鍋のような使い方ができたり、フタの上に炭を置いて疑似オーブンのように使うことも可能です。
「1つでいろんな料理に使える調理器具が欲しい」
「キャンプで美味しいご飯を作りたい」
という人が選ぶと良いでしょう。
ダッチオーブンの他の商品を、
ラクックの口コミ・評判
ラクックの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
ラクックがマジ楽過ぎてラクック pic.twitter.com/gTmgI4qT1q
— ぽんぽこ狸 (@GzrMMfsHZrwJhZ1) October 10, 2023
ラクックで焼き芋です。いただきものの安納芋で焼き芋！最高でした。美味すぎて困ってしまいました笑。 pic.twitter.com/P75NJvA5mJ
— 花重 京都 (@hanajyu8) January 8, 2024
いままでふっくらさんだとお芋2本ずつしか焼けなかったけどラクックだと4.5本くらい一気に焼けちゃうから光熱費節約になる😆 pic.twitter.com/V7LvOVra23
— ayako (@a_ya_n_ko) January 18, 2024
良い口コミ
悪い口コミ
ダッチオーブンの口コミ・評判
ダッチオーブンの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
今日は休肝日！
— ふじけんアウトドア⛺️ (@fujiken_outdoor) August 25, 2020
ダッチオーブン炊飯成功！ pic.twitter.com/j1xmrbvgVW
今日はダッチオーブンで豚肉の香草焼きを作ってみました！ pic.twitter.com/zy5UsKPVHM
— 太陸 (@Dai210121) August 16, 2020
ダッチオーブンをシーズニングするで！ pic.twitter.com/Y6PuFbBCsv
— やじさん (@yajima0213X) August 22, 2020
良い口コミ
悪い口コミ
ラクックとダッチオーブンの違いまとめ
ラクック、ダッチオーブンの違いをまとめると、以下のようになります。
 ラクック |  ダッチオーブン | |
|---|---|---|
| 発売日 | 2015年 | 1860年代 (起源) |
| 名前の意味 | パロマの商品名 | 鋳鉄のフタつき鍋の通称 |
| 使用方法 | グリルの中に入れて使用 | 鍋のように使用 コンロ、IH、焚火で使用可 フタの上に炭を置ける |
| お手入れの方法 | 使用後は内部に油を塗る | シーズニング作業 |
| 価格 (税込) | 約10,000円～ | 約6,000円～ |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
以上のことから、魚を焼いた後などのグリル掃除が面倒な人は、ラクック。
キャンプで便利な調理器具を探している人は、ダッチオーブンがおすすめです。
ラクック
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ダッチオーブン
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