DJIのMavic・Air・Mini・Phantomの違いを比較!どれがおすすめ?

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DJIのMavic・Air・Mini・Phantomの違いを比較

中国のドローンメーカー『DJI』は、一般向けのモデルからプロ向けまで、様々な種類のドローンやカメラを販売しています。

パワフルな飛行性能や、安定した鮮明な映像伝送、カメラの画質など、自分の好みや用途に合わせてぴったりな1台を見つけることができるので、現在、世界の民生用ドローン市場で7割のシェアを占める大手メーカーとなっています。

この記事では、

  • Mavic
  • Air
  • Mini
  • Phantom

の違いについて、詳しく解説していきます。

それぞれの違いを表で確認したい人こちらへ(記事下に移動します)。

目次

DJIのMavic、Air、Mini、Phantomの違いを比較してみた

MavicAirMiniPhantomの違いですが、以下の点が異なります。

  • 機体性能
  • カメラ性能
  • ビジョンシステム
  • バッテリー性能

詳しく見ていきましょう!

それぞれどのシリーズも最新のスタンダードモデルで比較しました。

  • Mavic:Mavic 3
  • Air:Air 3
  • Mini:Mini 3
  • Phantom:Phantom 4

違い①:機体性能

MavicAirMiniPhantomは、機体性能がそれぞれ異なります。

それぞれどのシリーズも最新のスタンダードモデルで比較しました。

Mavic 3Air 3Mini 3Phantom 4
最大上昇速度8 m/s10 m/s5 m/s6 m/s
最大下降速度6 m/s10 m/s3.5 m/s4 m/s
運用限界高度
(海抜)
6000 mインテリジェント フライトバッテリー使用時:4000 m

インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時:
3000 m
6000 m
最大飛行時間
(約)
46分38分(インテリジェント フライトバッテリー使用時)

51分(インテリジェント フライトバッテリー Plus使用時)

28 分
内部ストレージ8 GBなし
本体の重さ895 g720 g248 g1380 g

比べてみると、細かい違いはありますが、特に大きく異なるのは最大飛行時間・内部ストレージの有無となっています。

MavicAir最大飛行時間が46分なのに対し、Phantom28分なので、20分以上違いがあり、内部ストレージに関しては、MiniPhantomには搭載されていないので注意が必要です。

カメラアドバイザー

他にも細かい違いがあるので、何を基準に選ぶかで比較するのがおすすめです!

違い②:カメラ性能

MavicAirMiniPhantomは、カメラ性能がそれぞれ異なります。

Mavic 3Air 3Mini 3Phantom 4
センサーHasselbladカメラ:
4/3型CMOS、有効画素数:20 MP


望遠カメラ:
1/2インチ CMOS、有効画素数:12 MP
広角カメラ:
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP

中望遠カメラ:
1/1.3インチ CMOSセンサー、有効画素数:48 MP
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP1/2.3” 有効画素数:12.4 M
レンズHasselbladカメラ:
FOV:84°
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8〜f/11
フォーカス:1 m ~ ∞


望遠カメラ:
FOV:15°
焦点距離:162 mm(35mm判換算)
絞り:f/4.4
フォーカス:3 m 〜 ∞
広角カメラ:
FOV:82°
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.7
フォーカス:1 m 〜 ∞

中望遠カメラ:
FOV: 35°
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
フォーカス:3 m 〜 ∞
FOV:82.1°
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.7
フォーカス:1 m~∞
FOV94° 20 mm
( 35 mm換算) f/2.8、∞フォーカス
ISO感度動画:
ノーマル、スローモーション:
100〜6400(ノーマルカラー)
400〜1600 (D-Log)
100〜1600 (D-Log M)
100〜1600 (HLG)
ナイトモード:
800〜12800(ノーマルカラー)

写真:
100〜6400
動画:
ノーマル、スローモーション:
100~6400(ノーマルカラー)
100~1600(D-Log M)
100~1600(HLG)

ナイトモード:
100〜12800(ノーマルカラー)

写真:
100~6400 (12 MP)
100~3200 (48 MP)
動画:
100〜3200

写真:
100〜3200
動画:
100 〜 3200

写真:
100 〜 1600
最大静止画サイズHasselbladカメラ:5280×3956

望遠カメラ:4000×3000
広角カメラ:
8064×6048

中望遠カメラ:
8064×6048
8064×60484000×3000

比べてみると、センサーやレンズ性能・ISO感度など、全ての点において優れているのはAir 3と言えます。

Mini 3Phantom 4のカメラ性能はどちらもシンプルですが、センサーサイズや最低f値・写真のISO感度などから、Mini 3のほうがカメラ性能が優れています。

カメラアドバイザー

どんな映像を撮りたいかを基準に選ぶのがおすすめです!

違い③:ビジョンシステム

MavicAirMiniPhantomは、ビジョンシステムに違いがあります。

MavicAir全方向デュアルビジョンシステムMini下方ビジョンシステムPhantom前方・下方ビジョンシステムを採用しています。

ビジョンシステムとは、障害物を正確に検知し、物体を避けた安全な飛行ルートを検知してくれる機能です。

全方向についている方が、より物体を検知する能力が高くなるので、ビジョンシステムに関しては、MavicAirが優れていると言えます。

カメラアドバイザー

Miniは下方にしか付いていないので、操作は注意が必要です!

違い④:バッテリー性能

MavicAirMiniPhantomは、バッテリー性能に違いがあります。

MavicAirMiniPhantom
容量5000 mAh4241 mAhインテリジェント フライトバッテリー:2453 mAh

インテリジェント フライトバッテリー Plus:3850 mAh
5350 mAh

比べてみると、バッテリーの持ちは、容量が大きいPhantomが1番良く、Miniはサイズを小さくしている分、バッテリー容量も少なくなっています。

Mavicを選ぶメリットは全方位ビジョンシステムが搭載されていること

Mavicを選ぶメリットは、全方位のビジョンシステムが搭載されていることです。

障害物を検知してくれるビジョンセンサーが全方向に搭載されているので、物体が多い場所や操作に自信のない人でも安心して使用することができます。

ドローン操作初心者におすすめ

Mavicは、全方位ビジョンシステムが搭載されている点から、ドローン操作初心者におすすめのモデルです。

その他の機能・性能も他モデルと比較すると、平均以上になっているので、どのモデルにしようか迷っている人にもおすすめと言えます。

Airを選ぶメリットはカメラ性能が優れていること

Airを選ぶメリットは、他モデルと比べて、カメラ性能が優れていることです。

センサーサイズやISO感度など、全ての点においてどのモデルよりも優れているので、画質にこだわりたい人におすすめのモデルと言えます。

本格的な動画・写真を撮りたい人におすすめ

Airは、カメラ性能が優れている点から、本格的な動画・写真を撮りたい人におすすめと言えます。

Mavicと同様に、ビジョンシステムを全方位に搭載しているので、操作が苦手な人にもおすすめのモデルです。

Miniを選ぶメリットはコスパが高いこと

Miniを選ぶメリットは、コスパが高いことです。

他モデルよりも、サイズがコンパクトになっているだけでなく、カメラ性能が平均以上に充実していて、10万円以下で購入することができるので、とてもコスパが高いモデルと言えます。

趣味用のドローンとしておすすめ

Miniは、コスパが高い点から、趣味用のドローンとしておすすめです。

趣味で使う分には、十分なスペックを備えていて、10万円以下で購入することができるので、初めてドローンを購入する人にもおすすめのモデルです。

Phantomを選ぶメリットはバッテリー容量が大きいこと

Phantomを選ぶメリットは、バッテリー容量が大きいことです。

他の機能・性能については、他モデルよりも劣りますが、バッテリー容量に関しては1番大きいので、充電持ちのいいモデルと言えます。

旅先や遠出の際の撮影におすすめ

Phantomは、バッテリー容量が大きい点から、充電がなかなか出来ない旅先や遠出の際におすすめのモデルです。

充電持ちはいいですが、最大飛行時間は他モデルよりも短いので、使用の際は注意が必要です。

Mavicの口コミ・評判

Mavicの口コミ・評判

Mavicの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

はっきり言って素晴らしいの一言です。高画質で安定性も抜群。

コントローラー操作の経験があれば初心者でも簡単に飛ばすことができます。

安定性、操縦感、プロペラ音含めて安心感抜群です。

悪い口コミ

日本語の取説が無い。

ドローンメーカーだけあり安定機能は申し分無いですが、一般人にとっては価格の高いのが難点。

コントローラの使い勝手が悪い。

Airの口コミ・評判

Airの口コミ・評判

Airの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

画質も綺麗でジャイロでのホバリングも問題ありません。

広角と望遠の2眼レンズ、全方位障害物検知は魅力です。

二眼カメラも楽しく使う幅も広がりました。

悪い口コミ

コントロ-ラ-の文字入力切替がちょっとわかりにくくて、かなり苦戦しました。

初期設定が難しくて私には出来なかった。

広角の画角では従来とおり綺麗な動画が取れますがズームになると極端に画質が低下してしまう。

Miniの口コミ・評判

Miniの口コミ・評判

Miniの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

私のように趣味で景色を楽しむには十分な画質でした。

ドローンって凄いと思わせる一品。仕事にも使います!

空撮用として安定したドローンです。送信機も使用しやすく資格の練習にも最適です。

悪い口コミ

調子良く試験飛行してたが 突然エラーが出て離陸出来なくなりました。

映画のような画質やプロ並みの画質は期待できません。

バッテリーの寿命が思ったよりも短い。

Phantomの口コミ・評判

Phantomの口コミ・評判

Phantomの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。

良い口コミ

操作性はかなり安定していると思います。

すごく綺麗です、静画も動画の画質も申し分ないです!

操作性は抜群です。ホバリングの安定性はさすがとしか言いようがない。

悪い口コミ

静穏性はなく、かなり大きいので注意が必要です。

一本につきおよそ25分くらい持つようですが、はっきり言ってあっという間になくなります。

飛ばして遊んでいる際、2回木にぶつけて墜落した。

DJIのMavicとAirとMiniとPhantomの違いまとめ

MavicAirMiniPhantomの違いをまとめると、以下のようになります。

スクロールできます

Mavic

Air

Mini

Phantom
発売日2021年11月18日2023年7月25日2022年12月14日2016年3月15日
最大上昇速度8 m/s10 m/s5 m/s6 m/s
最大下降速度6 m/s10 m/s3.5 m/s4 m/s
最大速度21 m/s16 m/s20 m/s
センサーHasselbladカメラ:
4/3型CMOS、有効画素数:20 MP

望遠カメラ:
1/2インチ CMOS、有効画素数:12 MP
広角カメラ:
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP

中望遠カメラ:
1/1.3インチ CMOSセンサー、有効画素数:48 MP
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP1/2.3” 有効画素数:12.4 M
ISO感度動画:
ノーマル、スローモーション:
100〜6400(ノーマルカラー)
400〜1600 (D-Log)
100〜1600 (D-Log M)
100〜1600 (HLG)
ナイトモード:
800〜12800(ノーマルカラー)

写真:
100〜6400
動画:
ノーマル、スローモーション:
100~6400(ノーマルカラー)
100~1600(D-Log M)
100~1600(HLG)

ナイトモード:
100〜12800(ノーマルカラー)

写真:
100~6400 (12 MP)
100~3200 (48 MP)
動画:
100〜3200

写真:
100〜3200
動画:
100 〜 3200

写真:
100 〜 1600
ビジョンシステム全方向下方前方
下方
バッテリー容量5000 mAh4241 mAhインテリジェント フライトバッテリー:2453 mAh

インテリジェント フライトバッテリー Plus:3850 mAh
5350 mAh
価格
(税込)
¥239,800~\129,800~\64,900円~¥175,000~
各製品の比較

なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります

以上のことから、ドローン初心者や、操作に自信のない人は、全方向にビジョンシステムが搭載しているMavicまたはAirがおすすめです。。

本格的な映像を撮りたい人は、カメラ性能が他モデルよりも全ての点で優れているAirを選ぶのがおすすめです。

コスパが高いモデルがいい人は、平均的なスペックを持っているにも関わらず、10万円以下で購入できるMiniを選ぶのがおすすめです。

バッテリー容量が大きいものがいい人は、Phantomを選ぶのがおすすめです。

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