『I-O DATA』から発売されているキャプチャーデバイスには、GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVなどがあります。
ともにHDMI出力映像をPCに取り込む機能があるものです。
一眼レフカメラをWebカメラとして使用したり、別途録画ソフトと併用してゲームプレイ映像をパソコンに保存可能です。
そんなGV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVにも異なる点があります。
この記事では
- GV-HUVC/4K
- GV-HUVC/4KV
の違いについて、詳しく解説します。
それぞれの違いを表で確認したい人はこちらへ(記事下に移動します)。
I-O DATAのGV-HUVC/4K、GV-HUVC/4KVの違いを比較してみた
GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVの違いですが、以下の点が異なります。
- 解像度とフレームレートの調整
- 対応OS
- 価格
詳しく見ていきましょう!
違い①:解像度とフレームレートの調整
GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVでは、解像度とフレームレートの調整ができるかどうかが異なります。
GV-HUVC/4KVでは付属のソフト「StreamChanger」を使用し、4つのモードで解像度とフレームレートの調整ができます。
4つのモードは以下のとおりです。
- 解像度優先モード:854×480(15p)に設定。通信料を最も少なくできる。
- バランスモード:1280×720(30p)に設定。動きのある映像にオススメです。
- 画質優先モード:1920×1080(10p)に設定。動きのない映像にオススメです。
- 解像度優先モード:解像度とフレームレートを任意の値に設定。自分で細かく設定したい時にオススメです。
注意点として「StreamChanger」は、Windowsでしか使えないことがあります。
対するGV-HUVC/4Kは「StreamChanger」が付属されておらず、解像度とフレームレートの調整ができません。
解像度とフレームレートの調整ができる点で、GV-HUVC/4KVの方が優秀です。
画質の調整をしたいWindowsユーザーには、GV-HUVC/4KVがオススメです。
違い②:対応OS
GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVでは、対応OSが異なります。
GV-HUVC/4Kの対応OSは以下のとおりです。
- Windows 11
- Windows 11 2022 Update(バージョン 22H2)
- Windows 10 2022 Update(バージョン 22H2)
- Windows 10 November 2021 Update(バージョン 21H2)(バージョン 21H1)
- Windows 10 October 2020 Updat(バージョン 20H2)(バージョン 2004)
- Windows 10 November 2019 Update(バージョン 1909)
- macOS 10.13~13
対してGV-HUVC/4KVの対応OSは以下のとおりです。
- Windows 11
- Windows 10 2022 Update(バージョン 22H2)
- Windows 10 November 2021Update(バージョン 21H2)(バージョン 21H1)
- Windows 10 October 2020 Update(バージョン 20H2)
- macOS 10.14~13
GV-HUVC/4Kの方が多くのOSに対応し、古いバージョンにも対応しています。
違い③:価格
GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVでは、価格が異なります。
GV-HUVC/4KがAmazonで9,400円に対し、GV-HUVC/4KVはAmazonで16,000円です。(2024年4月時点)
価格ではGV-HUVC/4Kが優秀といえます。
GV-HUVC/4Kを選ぶメリットは価格が安いこと
GV-HUVC/4Kを選ぶメリットは、低価格なことです。
GV-HUVC/4KVに比べ6,000円以上安いです。
コストパフォーマンスを求める人におすすめ
GV-HUVC/4Kは、コストパフォーマンスを求める人にオススメです。
GV-HUVC/4KVと比較しても、解像度とフレームレートの調整以外の性能は基本的に同じです。
最高入出力画質は同じで、カメラ設定アプリ「Camutil」も使用できます。
キャプチャーデバイスの費用を抑え、他の機材や設備に費用を回すことができます。
GV-HUVC/4KVを選ぶメリットは解像度とフレームレートの調整機能
GV-HUVC/4KVは、解像度とフレームレートの調整機能があることです。
GV-HUVC/4Kにはない、GV-HUVC/4KVの特長です。
複数の用途に使いたい人におすすめ
GV-HUVC/4KVには解像度とフレームレートの調整機能があるため、用途に応じて設定を変更できます。
例えば細かな文字を見えるなら高解像度で低フレームレートを、動きが激しいなら高フレームレート使用など用途に応じて使い分けられます。
画質や通信量を調整ができるため、一台でさまざまな用途に活用でき、配信や録画の負担が減少します。
GV-HUVC/4Kの口コミ・評判
GV-HUVC/4Kの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
iPadのUVCサポート、4K表示も対応してるみたい。
— Daisuke Matsui@Daix (@DaixPhotography) September 23, 2023
これならピントチェックに使えそう。
使ったキャプチャーボードは
IO-DATA GV-HUVC/4K + Nikon Z9 pic.twitter.com/ivWlhFRTQs
GV-HUVC/4K とHDMIケーブル届きました。
— 森和恵🎧r360studio (@r360studio) October 18, 2021
接続チェックしたら、サクッと表示ました。よかった。 pic.twitter.com/oTbT03c5jE
良い口コミ
悪い口コミ
GV-HUVC/4KVの口コミ・評判
GV-HUVC/4KVの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
GV-HUVC/4KとGV-HUVC/4KVの違いまとめ
GV-HUVC/4K、GV-HUVC/4KVの違いをまとめると、以下のようになります。
GV-HUVC/4K | GV-HUVC/4KV | |
---|---|---|
発売日 | 2021年 | 2023年 |
最大入出力解像度 | 4K/30p | |
カメラ設定アプリ「Camutil」 | 対応 | |
解像度・フレームレートの調整 (Windowsのみ) | 非対応 | 対応 |
付属品 | ・USB変換ケーブル (A-C USB 3.2 Gen 1約15cm) ・取扱説明書 | ・USB変換ケーブル (A-C USB 3.2 Gen 1約15cm) ・取扱説明書 ・解像度/フレームレート調整アプリ「StreamChanger」 |
対応OS | ・Windows 11 ・Windows 11 2022 Update(バージョン 22H2) ・Windows 10 2022 Update(バージョン 22H2) ・Windows 10 November 2021 Update (バージョン 21H2) ・Windows 10 May 2021 Update (バージョン 21H1) ・Windows 10 October 2020 Update (バージョン 20H2) ・Windows 10 May 2020 Update (バージョン 2004) ・Windows 10 November 2019 Update(バージョン 1909) ・macOS 10.13~13 | ・Windows 11 ・Windows 10 2022 Update (バージョン 22H2) ・Windows 10 November 2021 Update(バージョン 21H2) ・Windows 10 May 2021 Update (バージョン 21H1) ・Windows 10 October 2020 Update (バージョン 20H2) ・macOS 10.14~13 |
動作環境 (デスクトップPC) | 【CPU】 Intel 第4世代 Core i5-4440 3.10 GHz(Quad-Core)以上 ※ GPUエンコード必須 【メモリー】 4GB以上(推奨:8GB以上) 【グラフィック】 NVIDIA GeForce GTX 960以上 Intel HD Graphics 4000以上 | 【CPU】 Intel 第4世代 Core i5-4440 3.10 GHz(Quad-Core)以上 ※ GPUエンコード必須 Apple M1 chip 3.20 GHz 以上 【メモリー】 4GB以上(推奨:8GB以上) 【グラフィック】 NVIDIA GeForce GTX 960以上 Intel HD Graphics 4000以上 Apple M1 chip 以上 |
動作環境 (ノートPC) | 【CPU】 Intel 第8世代 Core i5-8210Y (Quad-Core)以上 ※ GPUエンコード必須 【メモリー】 4GB以上(推奨:8GB以上) 【グラフィック】 NVIDIA GeForce GTX 980M以上 Intel UHD Graphics 630以上 | 【CPU】 Intel 第8世代 Core i5-8210Y (Quad-Core)以上 ※ GPUエンコード必須 Apple M1 chip 3.20 GHz 以上 【メモリー】 4GB以上(推奨:8GB以上) 【グラフィック】 NVIDIA GeForce GTX 980M以上 Intel UHD Graphics 630以上 Apple M1 chip 以上 |
価格 (税込) | 9,400円 | 16,000円 |
なお、価格は記事執筆時点のものですので、最新の値段に関しては下部にある商品のリンク先(Amazon, 楽天, Yahooなど)からご確認ください。
※セール期間中などは、表示価格よりもかなり安くなっていることがあります。
以上のことから、コストパフォーマンスを求める人はGV-HUVC/4K。
さまざまな用途に使いたい人は、GV-HUVC/4KVを選ぶのが良いと思います。