料理を温めるだけではなく、「焼く」「蒸す」「煮込む」などの調理ができるオーブンレンジ。
多くのメーカーから発売されていて、価格も機能性もメーカーによって違うため、どれを選んだらいいか難しいですよね。
この記事では、「温める以外にも、オーブンレンジを使って美味しい料理を作ってみたい」という方にお勧めの、パナソニックで人気の大容量オーブンレンジの中から、
- NE-BS9A
- NE-BS8A
の違いについて、詳しく解説していきます。
NE-BS9AとNE-BS8Aの違いを比較してみた
NE-BS9AとNE-BS8Aの違いですが、以下の点が異なります。
- センサーの性能
- グリル加熱方式
- スピードエリア加熱の最高出力
- 搭載レシピ数(自動メニュー数)
詳しく見ていきましょう!
違い①:センサーの性能
NE-BS8Aに搭載されているのは、スイングサーチ赤外線センサーです。
スイングサーチ赤外線センサーは、赤外線センサーをスイングさせて、庫内全体を検知。
加熱時間を調整し、焼きムラなく料理を温めてくれます。
一方のNE-BS9Aは、高精細・64眼スピードセンサーを搭載しています。
高精細・64眼スピードセンサーは、食品を細かく見極めるために、庫内を64方眼に分割して、どれくらいで食品が温まるかを計算しながら、マイクロ波加熱を調整します。
マイクロ波をコントロールして食材の分量や温度、種類を細かく見分けることができるため、NE-BS8Aにはない、2品同時温めや、ワンボウルメニューなど調理機能が搭載されています。
NE-BS8Aのセンサーも高機能ですが、より細かく庫内の食品を見極めて温められるのは、NE-BS9Aということですね。
違い②:グリル加熱方式
NE-BS8Aのグリル加熱方式は「大火力平面ヒーター」、NE-BS9Aのグリル加熱方式は「大火力極め焼きヒーター」を搭載しており、NE-BS9Aの方が、高火力で一気に加熱するため、より早く焼くことができます。
違い③:スピードエリア加熱の最高出力
スピードエリア加熱は、グリル皿の中央エリアに絞り、効率的に加熱することで、調理時間を短縮する機能です。
NE-BS8Aのヒーター出力が最高650Wのところ、NE-BS9Aは、ヒーター出力が最高900Wと、NE-BS8Aより高いため、より時間を短縮した調理が可能です。
NE-BS9Aは、グリル加熱方式やスピードエリア加熱の機能のおかげで、より早く調理ができるということですね!
違い④:搭載レシピ数(自動メニュー数)
NE-BS9AとNE-BS8Aは、搭載されているレシピ数が異なります。
- NE-BS9A:取説掲載レシピ数 292品、自動メニュー数187品
- NE-BS8A:取説掲載レシピ数 202品、自動メニュー数107品
NE-BS9Aの方が、取説掲載レシピ数が90品、自動メニュー数も80品多くメニューが搭載されているので、いろいろな料理を試したい人には最適と言えます!
NE-BS9Aを選ぶメリットは多彩な便利機能
NE-BS9Aは、高精細・64眼スピードセンサーを搭載したことで、より多くの便利機能が搭載されています。
ワンボウルメニュー
耐熱ガラス製ボウルに、下ごしらえをした食材を入れて、オーブンレンジで調理するだけで、簡単に美味しい料理を作れます。パスタ・シチュー・中華・フレンチ・エスニック・煮物・やみつき野菜と、主菜から副菜まで豊富なレパートリーで、日々の献立作りを助けてくれる便利な機能です。
2品同時温め
おかずやごはんを両方入れても、センサーが自動で温度を調整してくれるため、2品ともムラなく温めることができる機能です。
料理時間を短縮したい人におすすめ
NE-BS9Aは、簡単で料理時間が短縮できるワンボウルメニューや2品同時温め機能が搭載されているため、「限られた時間の中で、効率よく家事をこなしたい」という人におすすめです。
NE-BS8Aを選ぶメリットは手ごろな価格
NE-BS8Aは、NE-BS9Aよりも50,000円以上安く購入できます。
調理時間の短縮や搭載メニュー数の面では、NE-BS9Aの方が性能が良いモデルですが、十分な機能を備えているため、コスパの良いモデルではないでしょうか。
価格を重視する人におすすめ
温める以外の機能が備わっている高性能オーブンレンジが欲しいけど、費用はなるべく抑えたいという人は、NE-BS8Aがおすすめです。
NE-BS9Aの口コミ・評判
NE-BS9Aの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
NE-BS8Aの口コミ・評判
NE-BS8Aの口コミや評判を調べてみたところ、以下のような意見がありました。
良い口コミ
悪い口コミ
NE-BS9AとNE-BS8Aの違いまとめ
NE-BS9AとNE-BS8Aの違いをまとめると、以下のようになります。
NE-BS9A | NE-BS8A | |
---|---|---|
発売日 | 2022年8月 | 2022年8月 |
容量 | 30L | 30L |
センサー | 64眼スピードセンサー とろみ検知センシング | 高精細スイングサーチ赤外線センサー |
グリル加熱方式 | 大火力極め焼きヒーター | 大火力平面ヒーター |
少量時短加熱 | (ヒーター出力 最高900W) | スピードエリア加熱(ヒーター出力 最高650W) | エリア加熱
2品同時あたため | あり | なし |
スチーム機能 | スピードスチーム機構 100℃・95~60℃(低温スチーム) | スピードスチーム機構 100℃・95~60℃(低温スチーム) |
オーブン機能 | 2段調理・コンベクションオーブン (70~300℃) | 2段調理・コンベクションオーブン (70~300℃) |
解凍機能 | 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍) | 芯までほぐせる解凍(全解凍・半解凍) |
発酵機能 | スチーム発酵 30~65℃ (5℃刻み) | スチーム発酵 30~65℃ (5℃刻み) |
時短機能 | 凍ったままグリル(7メニュー) | 10分メニュー凍ったままグリル(5メニュー) | 10分~15分メニュー
ワンボウルメニュー | エスニック・煮物・やみつき野菜 | パスタ・シチュー・中華・フレンチ・なし |
取説掲載レシピ (自動メニュー数) | (187) | 294(107) | 202
価格 | 123,750円 | 76,230円 |
以上のことから、多少値が張っても、便利な機能を使って、家事を短縮したい人はNE-BS9A。
調理機能は必要だけど、なるべく費用を抑えたい人は、NE-BS8Aを選ぶのがおすすめです。